妖しのインテリア

戦後「モノを持つこと」が豊かさの象徴であった私たち日本人。効率的で大量に生産される製品を良しとし、生活水準を高めてきました。それは住宅やそのインテリアも同じで、一般的とされる常識や、合議的な最大公約数を基本として発展しました。結果、豊かになった はずの現代も画一的な製品から抜け出せず、「どこかで見たような」 空間を大量に生み出すことになりました。今回ご紹介するアーティスト達は、常識や合議とは別の世界で「自分の世界」を包み隠さず表現します。
心の内面や、外へのメッセージをストレートに、そして色彩豊かに発信しています。大量に生産されるモノには無い、アーティスト個人の魂の叫びが、妖艶な魅力となり、われわれに語りかけてくれます。ひとつひとつから溢れ出る生命感は、無機質に慣れてしまった私たちには面妖に映るかもしれません。しかし、この艶やかな妖しさこそ、これからの豊かさのヒントになると考えています。

3D Panorama View 「妖しのインテリア」の大画面パノラマ映像がご覧頂けます。

※ 3Dパノラマは、2013年5月に表参道のスパイラルホールで 開催した「妖しのインテリア」展の会場風景です。

もうひとつの「妖しのインテリア」
髑髏伊万里 ドクロイマリ