夏もなほ心はつきぬあぢさいのよひらの露に月もすみけり(藤原俊成)

秋は情緒があるというけれど、夏にだってもののあはれを感じる時があるものだ。夜に紫陽花の四枚の花びらの露に宿る澄んだ月の光を見ていると…

鎌倉時代に詠まれた歌です。
暑くてじめじめしていて…そんな夏の雨さえ好きになってしまうぐらい、この季節の紫陽花は美しいと思うのです。

夜の露に濡れる紫陽花の花びら、照らし出す澄んだ月の光
今回はこの歌をイメージして、お花を飾ってみました。
黒の棚を夜空、シャンデリアLuxorを月に見立てています。
こんな風にイメージを持ってお花を活けるのも楽しいですね。

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投稿者 : admin - 2012年7月3日 02:42