梅雨の季節と共に紫陽花の季節がやってきました。

紫陽花といえばどんな色を思い浮かべますか？
青、紫、ピンク…

今回は、純白の紫陽花を活けてみました。

思い切ってこれぐらい一度に活けてみてください。
ゴージャスだけどイノセント。紫陽花のイメージが変わるはず。

TOYO KITCHEN STYLE TOKYO２階でお花のあるライフスタイルを提案しています。ぜひお立ち寄りください。
https://www.toyokitchen.co.jp/showroom/access/tokyo.html

前回、透明の花器に活けた白い紫陽花。
今回は螺鈿のプランターに植えてみました。

螺鈿の豪華さを引き立てながら、螺鈿の印象を柔らかくしてくれています。

こちらは東京ショールームの２階へ続く階段下で皆様をお迎えしています。

前回よりも少しナチュラルな白。
同じお花でも色合いが少し異なるだけで印象が変わるのも魅力。

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夏もなほ心はつきぬあぢさいのよひらの露に月もすみけり(藤原俊成)

秋は情緒があるというけれど、夏にだってもののあはれを感じる時があるものだ。夜に紫陽花の四枚の花びらの露に宿る澄んだ月の光を見ていると…

鎌倉時代に詠まれた歌です。
暑くてじめじめしていて…そんな夏の雨さえ好きになってしまうぐらい、この季節の紫陽花は美しいと思うのです。

夜の露に濡れる紫陽花の花びら、照らし出す澄んだ月の光
今回はこの歌をイメージして、お花を飾ってみました。
黒の棚を夜空、シャンデリアLuxorを月に見立てています。
こんな風にイメージを持ってお花を活けるのも楽しいですね。

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