TITLE:先週はヨーロッパでした

 先週はヨーロッパに出張で、nabe forum の方も暫くお休みしてました。
 取り敢えずはバリに入り、「メゾン・ド・オブジェ」を視察です。
 「メゾン・ド・オブジェ」はパリ郊外のシャルル・ドゴール空港の近くの展示会場で年二回開催されます。もともとは小物関係の展示がメインだったのですが、最近は小物中心ではありますが、インテリア関係の出展も少しずつ大きくなってきています。今年はエクステリア家具の展示が大きくなり、世界的に富裕層マーケットが拡大してきている(日本だけは例外らしい)背景を踏まえて、こういったエクステリア家具の需要も大きくなってきているのだろうと推測します。
 何れにしても、サローネとはまた違って、小物を通したインテリア感がベースになっていているので、私の商売とは少し離れますが、世界的なインテリアのトレンドを肌で感じる為の定点観測的な意味で毎年視察してます。
 例年は冬の「メゾン・ド・オブジェ」の視察で、実はこの時期は始めてなのです。気候的には真冬よりはかなりいいので、気持ちいいパリを体験出来ました。まさに「麗しのパリ」です。一ヶ月くらい住んでみたいと、、思ってしまったのです。

meson-2-6.jpg

 パリは本当に美しい街だ。市内のどこを写真で切り取っても絵になるし、どの風景もどこかで見た絵画を彷彿させてしまう、とても不思議で魅力的な街だ。

meson-2-5.jpg

 サントノーレ通り沿いの道から、住宅地域の中庭に入ると出現した、まさに突然に出現した、美しいアパルトメント。喧噪のサントノーレを一歩はいると、静寂があたり一面を包む。こんなところに住んでみたいと思ってしまう。住むという事に対しての感性が、日本人とかなり違うのではないかと感じさせる光景だと思いませんか?

meson-2-7.jpg

 サントノーレの外れにあるオフィス街の夜景。まさに、どこを切り取っても美しい街だと思う。

 パリに行くといつも思うのだけど、都市に住むという意味や感性が、日本の都市とは決定的に違うような気がして、羨ましく思ってしまう。