TITLE:「DRALION」 サーカスを超えた??

 「DRALION」というショーを見てきた。
 シルク・ド・ソレイユというカナダ、モントリオールにある,世界最大のサーカス団の巡業チームのショーで,名古屋駅の南の笹島旧JR操車場後に巨大なテントを建てて、その中で開催されている。
 このシルク・ド・ソレイユは団員数が2000名以上とか言われて、オリンピックのメダリストも多数所属しているという、今までのサーカスのイメージを完全に変えたと言われている。
 巡業チームは、過去にもいろいろなショーを展開して,毎回かなりの人気を博している。「キダム」「サルティンバンコ」「アレグリア」とか、、聞いた事がある人は多いと思う。
 常設館もあり、有名なのはラスベガスの「オー」とか、日本人が主役を務める、垂直に起立したステージの上で演技する「Ka」などは日本からもかなりの人がこのショーを見る為に出かけている。もし,この常設ショーを見に行かれる場合は、現地に行ってからチケットを取るのはまず不可能なので、日本でチケットをゲットしてからお出かけください。

 ショーの内容は,極めて幻想的で、サーカス、大道芸、オペラ、シンクロ、バトン・トワラーまで、渾然一体とステージで絡み合ってエンドレスで進行し、従来のサーカスとは一線を引く意味で「新サーカス」と呼ばれる事もあるそうだ。
 このシルク・ド・ソレイユのショーは世界のショービジネスにもかなりの影響を与えているようで、日本でも松任谷由実の「シャングリラ」も、明らかにこのシルク・ド・ソレイユの影響を受けていると思う。
 そのシルク・ド・ソレイユの「ドラリオン」に出かけた。
 平日の昼間なのに、客席は満席、、駐車場にはバスで到着する団体も続々到着。

 会場は巨大なテント、、ドーム状で、内部には柱が一本もない。テントの事はあまり知らないが、凄い構造物だと思った。
 ショーが始まった。
 あれ、、、 上海雑技団じゃないの、、それにオペラが加わった演出,ステージはかなり幻想的ではあるけど、、
 席もSS席の筈なのだけど、端の最後尾から二列目という、とてもSS席とは思えない。
 これじゃ、上海雑技団を見に行った方が余程面白い。
 かなり、がっかりした。
 DVDで見る,他のシルク・ド・ソレイユはもっとダイナミックで面白いのだが、これはちょっと、、と、、思う。
 そういえば、シルク・ド・ソレイユの常設館が浦安に2008年10月に出来るらしい。
 これには期待したいと思ってます。

投稿者 nabe : 2007年12月20日 07:56