TITLE:パリ なんとレバノン料理に遭遇

 仕事も終わって、ホテルの近くを散策していた。
 気温は20度を切る程度で、散歩するにはとても気持ちのいい気候だった。夕食の時間になったが、特にどこも予約してなかったので、歩きながら美味しそうなレストランでもあれば入ろうかと考えてた。美味しそうな雰囲気ではなかったり、満席だったりして、いつの間にかホテルの近くまで来てしまった。
 ホテルの近くは何もないので、今度は歩く方向を変えて食事の場所を探したのだけど、なかなか見つからない。

 ちょっと高そうなレストランを見つけた。メニューを見ても見かけない料理ばかりなのて、一抹の不安感はあったが取り敢えずお腹も空いたので入る事にした。レストランは結構混んでたのだけど、座る事が出来た。
 席に座って、辺りの客が食べている皿を見ると、なにやら見かけない料理ばかり。メニューを再度見ても、英語が書いてないということもあって、さっぱり内容が理解出来ない。メニューが分からない時はコースでということで、ウェィターに料理を注文する時に「ところで、ここは何の料理をなのだ?」って、、聞いたら、ウェイターは怪訝な顔で「レバノン料理」って答えた。
 えっっっ、、「レバノン!!!
 食べた事がない、、、というわけでパリで生まれて初めてのレバノン料理にありついた。

 とりあえずお薦めのワインを頼む。
 レバノンのワインって、飲んだ事がない。
 試飲をすると、、かなりボディーのしっかりしたワインで、品種はシーラかなぁぁって聞くと、そうだと言う。「シーラと他には何が?」って聞くと、知らないぶどうの品種の名前がぞろぞろ出てきた。まあ、うまいからいいかって思って、メモしなかったのがちょっと悔やまれる。

 中空になったパンが出てきた。ちょっと味はナンに似てるような気がするけど、ナンより少し濃厚で味がある。
 これ、、ちょっと好きかも・・

 料理が出てきた。
 左は揚げ餃子のような、揚げ春巻きのようなものだが、中に入っているのは肉系でかなりスパイスが効いている。右の写真と、左の写真の右端に写っている料理は、野菜だったり、豆だったり、パクチーだったり、いずれも香辛料がしっかり効いた料理で、かなりあっさりしている。

 メインの羊の串焼きグリル
 味がある羊だけど、かなり固い、、それと、、焼き過ぎ
 全部は食べられなかった。

 偶然にもパリで初めてレバノン料理を食べたけど、感想としては、、
 「とてもいい経験をさせて貰いました」
 かなぁ