TITLE:GDCを使ってのスタイリングです(その1)

 では,実際にGDC NAGOYAで販売している服を使って,アラフォーの為のスタイリングをしてみますね。勿論ですが40代に限るという訳ではなく、50代、60代の男性にも十分に着て頂けると思います。
 まず、このnabe forumのタイトル写真が変わったのを気づいて貰えましたか?
 この写真は「I`m home」で私の特集をして頂いた時に名古屋のショールームで撮影した写真です。着ているのはGDCのネクタイ付きシャツです。丈が短いので,パンツインをしないで、上からざっくり着ます。パンツはデニムでも,コーデュロイでも,ウールでも、なんでもいいと思います。非常にベーシックなシャツで誰でも着易いのですが、生地が少し厚手なのと、シャツの胸に微妙な切り返しがあり、胸でフィットしても、お腹は少しメタボでも気にならないゆとりがあります。

 この写真は雑誌「GOETHE」に掲載された写真で,スーツはGDCの兄貴ブランド「VENTURA」のツィードです。シャツは上のタイトル写真で着ているシャツと同じものです。タイだけは「Dior HOMME」の水玉です。GDCはこのように非常にベーシックなものが多いので、他のブランドと組み合わせも特に難しく考えるとこはないと思います。つまり、合わせ易いという事ですね。

 VENTURAの黒の革ジャンにGDCの黒のコーデュロイのパンツ。インナーにはVENTURAのアーガイル柄のニットセーターです。こういった黒一色にする場合も、服の質感を微妙に変える事で変化がつき、かなりお洒落に見えると思います。この場合はコーデュロイとレザーの質感の差ですね。また、差し色と言うのですが、黒の中に変化を持たせる色(アーガイル柄のブルーとエンジ)を入れる事で,全体のバランスを少し崩し、それがまた新しいバランスを生むという、ここはちょっと上級になるのですが、ベースの色が黒のように無彩色の場合は比較的簡単です。
 えっと、、帽子は愛嬌です。

 

 ちょっとシックにまとめてみました。このスタイリングもベースの色は無彩色、この場合は黒とグレーです。このようにベース・カラーに無彩色を選べば,スタイリングもそんなに難してものではありません。
 黒のPコートにダーク・グレーのウールのパンツを合わせました。インナーにはブルー・グレーのワークシャツ。それだけでは変化かないので、ワークシャツは敢えて玉虫色の金属ホックが付いたもので合わせてあります。全体として少しシック過ぎるので、、アラフォーの場合はシックはイコール、オジンというイメージもあるので、少し変化を持たせる為にパンツと同じダークグレーのニット・ストールを首に巻かせました。これに帽子を被れば上級者
 中高年の男性の場合、どうしても全体をシックにまとめようとしすぎる嫌いがあるような気がします。社会に埋没した方が心が安らぐという、そんな習性がDNAに組み込まれ過ぎてしまっているのかもしれませんね。でも、シック過ぎて、もともと若さがないイメージをさらに増幅するのではなく、少し着崩すというイメージを持った方がいいかもしれませんね。

 - 続く –