TITLE:カリム・ラシッドのキッチン

 先日のブログに書いたもう一つのキッチンというのはカリム・ラシッドのグラフィク・イメージを扉に使用したキッチンです。

 キッチンは一般的には単色か木目の扉が大半で、こういった激しいグラフィック・モチーフのキッチンは一般的にはあまり見かけないものです。
 でも、キッチン・デザインの方向性としてもう少し多様性のある扉デザインを試してみたいという思いはいつもあって、現在でも扉デザインの多様性ということに関しては、他のキッチンメーカーより遥かに進んでいると自負しています。例えば、柄をエンボスのパターンで表現したキッチン「NUNO」。例えば塗装にホログラフを混ぜて虹色のキラキラ模様を浮かび上がらせた「キラキラ」等、まだほかにもありますのでそういった目で一度トーヨーキッチンのデザインを見て戴くと、また面白いかなと思います。
 今回発表する「カリム・ラシッド」モデルは世界的なデザイナーである彼のグラフィク・モチーフをメラミン材なかに閉じ込めて扉で表現したものです。

 見て戴けば分かるように、かなり激しいデザインです。
 恐らく、一般的には受け入れにくいデザインだと思いますが、彼の世界観を理解すればかなり面白いインテリアの設計が可能だと思います。
 もしその世界観に興味がある方は、トーヨーキッチンがAXIS社から出版した「at the Heart of Life」という本に、カリムラシッドの自宅が掲載されてますので、ぜひご覧下さい。
 「at the Heart of Life」はトーヨーキッチンのウェブ・ショップでお求め戴けます。
 勿論ですが、このキッチンはある意味実験的な商品ですので、各モチーフごとに5セット限定での発売です。