2月10日に大阪ショールームで開催された、私とカーサブルータスの亀井編集長とのトークショー、本当に沢山のお客様に来て戴き、大変熱心に聞いて頂きました。
ありがとうございました。
会場がショールームという事もあって、来て頂いたお客様には全て座って戴くことが出来なかったのと、メインのステージの前でなく、後ろに設置されたスクリーンを通して聞いて頂く事になったことで、少し不快な思いをされたお客様もおみえになったかと思います。
この場を借りまして、心よりお詫び申し上げます。
また、わざわざ東京から来て頂いた亀井編集長にも心から感謝申し上げます。
来て頂けなかったお客様の為に、トークショーの中で私が面白いと思った事を少し紹介します。
まず「東京カテドラル聖マリア大聖堂」の話です。
ご存知のようにこの教会は日本を代表する建築家丹下健三氏の設計で建てられたものです。
亀井編集長が日本の近代建築物の中で、最も好きな建築の一つだということで、トークショーでも紹介させて貰いました。
この建物の特徴の一つとして、上から見ると建物の形が完全な十字架になっている事です。
写真はグーグル・マップからコピーしたものですが、ご自分でグーグル・マップで検索してもらい、拡大して見て戴くと、また面白いかなと思います。
この建築のもう一つの特徴は、一般的に西欧の教会は道路に面していて、道路から直接教会の中に入ると、そこがもう聖堂になっています。
ところが、この「東京カテドラル聖マリア大聖堂」は、いったん敷地奥の方「ルルドの洞窟」に向かって進み、それから転回するようにして階段を上り聖堂に至るというものです。
ちょうど日本の神社・仏閣が鳥居や山門をくぐって参堂を通った後に本堂に至ると同じような動線を採用している点で、極めて日本的な建築物でもあると言われています。
左の写真は「ルルドの洞窟」とマリア像です
と、、こんなようなエピソードを加えながらのトークショーでした。
まだトークショーの中で、面白いと思ったエピソードがあるので、また明日にでも紹介しますね。
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