TITLE:2011年のサローネです  その3

 Kartellです。
 ご存知のように世界を代表するプラスチック家具のメーカーで、ルイ・ゴースト始めとしてインテリアの定番ともなるような家具を世界中に販売してます。
 Kartelの素晴らしい点は、そのプラスチック成形技術と素晴らしいデザイン、そしてお手頃な価格です。
 トーヨーキッチンでは昨年にKartellと直接の販売契約を結びショールームを通しての販売を始めました。現在では東京、名古屋、大阪、福岡の各ショールームですが、今年の春からは全国20ヶ所のトーヨーキッチン・ショールームに販売箇所を拡大する事になりました。
 今まで、Kartellの商品を一部しか見る事が出来なかった地方でも、その素晴らしいデザインと価格を見て戴く事が出来るようになります。夏までには展示が完了する予定ですので、ぜひKartell製品を手に取って見て戴きたいと思います。
 今回のサローネでも意欲的な商品を多数発表してましたので、ここではその一部を紹介します。

 まずジョエ・コロンボの名作チェアー「アームチェアー 4801」の復刻です。
 ジョエ・コロンボのファンとっては垂涎の一品です。
 カラーは黒と透明が発表されていました。
 これは、私も個人的に欲しいと思いました。

 次は日本を代表するデザイナー「吉岡徳仁」の作品
 見ての通り「インビジブル」
 つまり、、「透明」です。
 この椅子の他にテーブルやスツールも発表されていました。
 たまたまブースに吉岡徳仁本人がいましたので、何時頃の発売になるのかって聞いてみました。まだまだプロトタイプの状態なので、発売は早くても来年になるのではないかと言ってました。
 この椅子と、テープル合わせてセットすると、まさにインビジブル、、とても不思議な雰囲気を持ったインテリアが構成出来そうですね。

 パトリシア・ウルキオラのソファー「ホリアージュ」です。
 ちょっとイメージとしてはエスタブリッシュ & サンズのキルトを連想しました。これからのソファーの新しい形だと思いました。
 このソファー、始めて見たのですが、プロトタイプのコーナーではなく、出荷可能のコーナーに置いてあったので、もう注文すると入荷するのかもしれません。
 この新しい形状のソファー、私は凄く好きなのですが、日本で果たして受け入れられるでしょうか?
 余談ですが、本社の応接のソファーを新しく注文しました。
 勿論、いま私が一番好きなソファーであるキルトです。

 先日、1年待ってようやく届いたスタルクの「マスターズ」ですが、早くもカラー・バリエーションが登場しました。このマスターズ、入荷前から大人気で、第一回目の入荷分は殆ど予約で殆ど完売してしまいました。
 マスターズの横にあるのはパトリア・ウルキォラの「カムバック・チェアー」です。これも去年のサローネで発表されていて、ようやく出荷が始まりました。まだ日本には届いていませんが、近日中にショールームに並ぶと思います。この椅子も大人気で、もう予約がかなり入っています。新しい足が追加されていました。
 スタルク、ウルキォラ、この二人の人気は凄いですね。

 照明の「ブルーム」の新型です。
 壁付けと、新しいペンダントが発表されていました。
 実はこの「ブルーム」、数年前のサローネでドルチェ&ガッバーナのコレクション会場で発表されていましたが、その後生産がかなり難航したようで。今月になってようやく少し入荷がありました。これから順次に入荷が始まると思いますが、人気商品なのでお早めにご予約下さい。
 この他で目についたものはルイゴーストのスツールや、昨年発表されていたスタルクのプラスチック・ソファ「マジック・ホール」の出荷が始まったようです。
 そうそう、3年以上かけて開発した、キッチンのまったく新しい形「Ino Leone」(イノ・レオーネ)がトーヨーキッチンのホーム・ページで正式にリリースされました。
 キッチンはここまで美しくなれます。
 ぜひご覧下さい click

投稿者 nabe : 2011年04月22日 17:46