TITLE:2011年のサローネです  その9

 前回に引き続いてロッサーナ・オルランディーのギャラリーからです。
 本日はピート・ヘイン・イーク
 今回のサローネでは従来の手法のビンテージ加工ではなく、新しい手法のビンテージ加工と新しい素材を使った家具を発表してました。

 鉄パイプにビンテージ塗装を施したソファー、、と、、思ったら、彼の工房が改築した時に出てきたパイプをそのまま家具にしたらしい。
 写真でみてもかなり過激だけど、実物はもっと過激でした。
 その鉄パイプのソファーの奥に座っている白髪の女性はロッサーナ・オルランディー本人です。ギャラリーの展示品に負けず劣らずの強烈な個性を感じさせてくれます。

 木の塊をそのまま積み上げたソファー
 写真はロング・タイプ

 一人が卦けもあった。
 鉄パイプのソファーを見た後では、こんな過激なソファーもなんか現実的に思えたりして、
 こういったピンテージ加工の家具というのは誰が始めたのかは知らないけど、ピート・ヘイン・イークは明らかにこの分野の先駆者である事は間違いは無い。
 トーヨーキッチンでもビンテージ感を持ったキッチン「プロバンス」と、フランスからのビンテージ塗装を施したキッチン「ポトフ」がライン・アップでありますので、こういったイメージがお好きな方はぜひご覧下さい。