TITLE:村野藤吾の丸栄百貨店

 日本を代表する建築家村野藤吾の設計のデパートが名古屋の中心街の栄にあります。

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 丸栄百貨店がそれですが、近年ご多分に漏れず業績不振に苦しんでいます。
 対象という顧客の年齢層は少し高めだったのですが、何年か前に突然に渋谷の「109」を持ってくるという荒技をやったのですが、根本的な業績回復には繋がらなかったようです。
 この建物を取り壊して、新たな丸栄を建築するという話もあるそうすが、私としては名古屋を代表するこの美しい建物は壊して欲しくないというのが気持ちです。
 東海地区にもう一つ村野藤吾の代表的な建築物があります。
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 三重県の志摩半島の賢島にある志摩観光ホテル・クラシックです。
 そのメインダイニングの「ラ・メール」は「華麗なる一族」の映画のシーンにも使われた事でも有名です。
 優雅で美しい建物ですが、ここも取り壊しの話はあったそうです。最終的には耐震に問題があると言われた東館のみの取り壊しで終わったようです。
 古い建物は当時の法規に照らして建築されたものなので、現代の法規や商習慣や設備から考えると問題はあるとは思うのですが、やはり現代建築でも歴史的に価値のあると思われる建物なので、こういった建物を維持出来るような方策が必要なのではないかと思います。

TITLE:吉田沙保里とゴールド・パール

 レスリングの吉田沙保里さんが国民栄誉賞の副賞にミキモトのゴールド・パールのネックレスが欲しいって言ったそうで、それがきっかけでゴールド・パールが俄然人気が沸騰してきたそうだ。
 ゴールド・パールというとこんな感じです。
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 本当にこんなゴールドに輝くパールってあるんですね。
 国民栄誉賞の賞品の予算は100万円ということなのですが、とてもレアなゴールド・パールなので一体どのくらいするのでしょうね?
 吉田選手、国民栄誉賞の受賞おめでとうございます。
 

TITLE:中国の電動バイク

 中国で電動バイクが驚異的なスピードで普及してるとか、、
 
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 現在中国で走っている電動バイクは1億2000万台と言われていて、毎年2000万台のの電動バイクが生産されているようです。
 内燃機関を使う日本のバイクと違って、セイン差には特に難しい技術必要は無いので、生産メーカーも中国全域で2000社あるとも言われています。
 日本でも「イーバイク」という会社から発売されているようす。
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 これが日本で発売されている電動バイクです。
 結構カッコいい。勿論中国製で価格は 99,800円で、電動アシスト自転車より安い。
 中国では更に安く 30,000円 程度で販売されているとか。
 部品点数も少なくて、簡単に生産出来るという事から考えると、完全にコモディティー化する商品ですね。
 商品のコモディティー化は価格競争を招き、ここに入ると日本のメーカーが不得意な分野なので、このような電動バイクが日本で普及を始めると液晶テレビや太陽光バネルの二の舞になる可能性は大きいと思います。さらに、電動自動車というものも同じ事なので、、、と考えると、少し空恐ろしくなります。

TITLE:買い損ねた家具

 欲しいと思ってたのに買い損ねた物って、なんかずっと記憶の片隅に居続けるような気がます。
 私の場合はこの家具です。
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 ロンアラッドのロッキング・チェアー
 カーボン・ファイバー製です。
 今はもう無くなってしまったのですが、ミラノのドーモの近くのビルの地下にアート家具の専門店がありました。ここでこの家具を見つけました。通常は材質がガラス繊維を固めて作られているのですが、これは素材がカーボン・ファイバーです。
 価格はかなり高額だったので購入は諦めたのですが、どうも心残りで翌年のサローネの時にもう一度行ってみたら、まだ売れてませんでした。売れ残ってたので価格は安くなっているのかと思って聞いたら、更に値上がりしてました。当時、世界的なアート家具のブームがあって、その追い風で価格が上がったのだと思います。でも、まだ買えない価格ではなかったのですが、随分と迷った末に買うのを止めました。
 翌年のサローネでドルチェ・ガッバーナがこの椅子をショーに使うと同時に、ミラノ市内のドチェ&ガッバーナのテアトロでこのロッキング・チェアーをフューチャーした展示がありました。
 

 これが、当時のテアトロで行なわれた展示を撮影したものです。
 (動画に私の声が入ってるのはご愛嬌ですね)
 この展示でこのロッキング・チェアーは世界的に俄然注目を浴び、価格は天井知らずに高騰していて完全に諦めました。
 でも、未だに心残りです。
 

TITLE:恵那の五平餅

 岐阜県のJR恵那駅前の「あまからや」の五平餅。
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 路地の奥にあります。
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 胡桃たっぷりの味噌を付けて、一本一本丁重に焼いてくれます。
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 これは美味い。
 11月になって、もう一つの恵那の名物「栗粉餅」はもうそろそろ季節が終わります。
 秋ですねぇぇ

TITLE:「WHEREABOUTS」の新作です

 トーヨーキッチンのアパレル・ブランド「WHEREABOUTS」の秋冬の新作が遅ればせながら上がってきました。
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 中に特殊な防寒用のファイバーを縫い込んだシャツです。
 ダウンよりも防寒性能が高いと言われている最新素材です。
 暖かい事は折り紙付き
 価格は 32,000円です。
 トーヨーキッンチはファションもインテリアも生活を豊かに感じる為に不可欠なものだと考えています。
 キッチン、インテリアそしてファションと、豊かなライフスタイルを築き上げるお手伝いが出来る企業になりたいと思っています。

TITLE:アイランド・キッチンのもう一つの必須要素は空気が流れる事

 昨日の記事でアイランド・キッチンとして必要なのは、キャビネットがそのもも自立する事という話をしました。
 今日はアイランド・キッチンとして必要なもう一つの要素です。この要素はかなり重要で、これがないと快適なキッチンを中心とした暮らしが期待出来ないのではないかと思っています。
 アイランド・キッチン、ペニンシュラー・キッチン、、そして一般的な腰壁キッチンに共通するのは、部屋の真ん中にキッチンを設置するという事は、部屋の中に壁を作ると同じ事になります。
 壁があれば、当然ですが部屋の空気の流れを阻害し、空調の効率を著しく落としてしまいます。
 冬場にキッチンに立つと、足下が冷えてしまうというのはそのいい例です。
 トーヨーキッチンのキッチンは全てのキャビネットが宙に浮いています。
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 これによって、部屋の空気はキッチンの足下から循環し、部屋全体の空気の流れを阻害しません。
 こんな感じで空気がキッチンの下を自由に流れる空間を確保します。
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 詳しくはホームページの「Air Flow」を参照して下さい。
 補足ですが、暖かい空気は上に溜り、冷たい空気は下に溜ります。このトーヨーキッチン独自の空気が流れるキッチンを効率的に使う為には、部屋全体の空気の流れをコントロールする必要があるのは言うまでもありません。

TITLE:東京デザイン・ウィークで気になったもの

 駆け足での東京デザイン・ウィーク視察でした。
 Cassina、hh-Style、Cibone、Minotti、カリモク、インテリアズ、残念ながらArflexはまだ準備中で見られませんでした。
 Cassinaはさすがという感じで、藁を使ったプレゼンテーションは見事でした。
 カリモクでは来日中のショルテンに直接商品の説明をして貰いしまた。ショルテンの作品を見ていつも思うのはその色使いです。今回発表したのは以前に発表した円形のサイド・テーブルが大きくなり、ダイニング・テーブルになってました。テーブルの表面には薄く浮き上がったような大きな水玉が描かれていて、とても素敵でした。
 その後、東京デザイン・ウィークの本会場を視察してきました。
 相変わらずの学祭の乗りみたいな感じて、毎回違和感のようなものを感じてしまうのです。今年もその違和感は同じでしたが、その中でも面白かったものを少し紹介します。
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 スーパーマニアックというデザイン・スタジオからの出品でした。まるで透明人間が走ってるようで面白い。しかし、どうやって服を固めるのだろう?
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 トリネコのソファー。球状のクッションを固めてソファーにしている作品です。こういったオブジェ的な家具に惹かれてしまう私です。
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 植物を額に入れて、絵画のように見せるというものです。
 発想が面白い。
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 hh-Styleにあった隈研吾のタペストリーです。
 まるで部屋の床に苔が生えたかのようです。