TITLE:社屋を売却するアメリカの新聞社

 日本でも新聞や雑誌の発行部数が減少しているのですが、アメリカではその減少が日本よりかなり以前から起こっている事はご存知の通りです。
 「News Week」のアメリカ版は昨年の12月で紙媒体での発行は止めて、全て電子版に移行しています。
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 アメリカの新聞社も紙媒体から電子版への移行を進めているのですが、収益的に見ると電子版での収益モデルは紙媒体よりかなり低いようで、大幅なリストラが続いているという話は耳にします。
 ここにきて、遂に新聞社の本社社屋の売却が始まりました。それもメジャーな新聞社の ワシントン・ポストとか、デトロイト.フリープレスで始まっているというのは、かなり深刻な事態だという事ですね。
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 新聞、雑誌というマス媒体が衰退しいくというのが時代の趨勢だとしたらこれに代わる情報メディアはインターネットになっていくという事になると思うのですが、その場合メディアとして持つ社会的なインパクトは大きく変わってくると思うのです。
 時代の進み方があまりにも早いので、その流れについていけるかどうかというのがこれからの企業の盛衰に大きく関係してくるのだと思うと、ちょっと空恐ろしい感じもします。