インテリアの傾向がミニマルから装飾性のあるカラーの時代に向かうというのがTOYO KICTCHEN STYLEが一貫して主張してきたことではご存知の通りです。
その流れを前提として、まずはキッチンはミニマルなデザインを基本にして、キッチンの周辺の家具や照明やデコレーションを装飾性のあるものにしてきました。ボクジャとかフレディレック・モレルの製品を積極的に使って来たのはそういう理由があるという事はTOYO KITCHEN STYLE のファンの方なら先刻ご存知と思います。
問題は、キッチン本体がいつカラーや装飾性のあるものに変わって行くかという事でした。
昨年の秋に満を持してキッチンに10色のカラーを取り入れたIVALOを発表しました。反応はかなり高く、いよいよキッチンもカラーの時代を迎えつつあるというのを実感しました。
今回の新製品「プーリア」では、プーリアの青い空と海、巨大な緑のオリーブの木、そして咲き乱れる花のカラフルなイメージを扉に取り入れました。単に、カラフルだけでなくイタリアのデザイナー ジュリオ・イアケッティ の描くグラフィク・デザインを採用、カラーの時代からもう一歩時代を進めて装飾の時代に足を踏み入れた製品です。
赤と青のドット・イメージの「オーシャン」
少し離れると単色に近くなり、近づくと鮮烈なグラフィック・パターンが新しいキッチンのイメージを感じさせてくれます。
オレンジと緑のドット・イメージの「サンセット」
このドットは一つ一つ手書きで描かれていて、よく見ると一つとして同じものはありません。
緑と青のドット・イメージの「オリーブ」
素材は耐久性、耐摩耗性、対薬品性に優れたHPLで、最新のデジタル・プリントの技術を採用、製作は一枚、一枚ハンドメイドで作り上げられます。
これをデザインしたジュリオ・イアケッティは、フォスカリーニの照明デザインを手がけて事でも有名です。
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