TITLE:成熟しつつある日本のインテリア・マーケット

 
 社会が成熟化すると共に、消費の成熟化が進み、それに伴ってマーケットのセグメント化が進むと一般的に言われています。

 東京、大阪、そして名古屋と昨年より開催している「妖しのインテリア展」が大きな人気を博しているのは、この現象を先取りしているからではないかと考えています。

 写真はBokjaの新作ベンチです



IMG_1382.jpg 部屋の隅に置いてあるだけで空間が変わります。

 一点だけ入荷したのですが、昨日完売しました。

 次回の入荷は不明です。尤も同じ柄での入荷はありません
 ファブリックは全て一点物になるので、世界で一つだけの自分だけの家具ということになります。

 最近、外食産業のセグメント化がさらに進んできたような気がします。

 量産されているフードの典型としてのマクドナルとや牛丼チェーンは苦戦は伝えられている通りですが、レストランや料理屋さんでも1日二組だけとか、全部で6席だけとか、そんな極端に小さい箱で経営する処が人気があるようです。
 インテリアも量産されている家具ではなく、こういったハンドメイドで、市場に溢れていない家具を求める人が増えているというのは、日本のインテリア マーケットのセグメント化も更に進んで、いよいよ欧米のような成熟の時代に入りつつあると思います。