シチリアに何故ギリシャ神殿がと思う方も多いと思います、私も今回のシチリアの旅で調べていて初めて知りました。
紀元前八世紀の頃には、シチリアはギリシャ領だったというのが、ギリシャ神殿がシチリアに存在する理由です。
その神殿も中途半端なものではなく、堂々とした素晴らしい遺跡でした。
アグリジェントには数々の神殿が残っているそうですが、私が行ったのはその中の2つでした。
まず、山頂にある「ラキニア神殿」
当たり前ですが、まるでギリシャに来たみたいです。
ラキニア神殿から下を見ると、彼方にコンコルディア神殿を臨む事が出来ます。
辺り一面は乾いた大地、あそこまで歩いて行きます。
「暑い!!」、でも風は爽やかです。
稜線に沿って歩いて行くと、こんな擁壁が延々と続いています。
コンコルディア神殿に到着です。
ここは元々は紀元前5世紀に建立されたもので、完全な形で残っているというのは、18世紀に復元されたせいだそうです。
ても、こんな石をどうやって山の戴きまで上げたのだろうというのが素朴な疑問
紀元前の土木技術というのは現代の我々では想像がつかないようなものだったのかもしれませんね。
ちょっと、感動です。
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