TITLE:ホームデコレーションと若冲

 ここ15年ぐらいの日本のインテリアはミニマルという考え方が一般的だったという事もあって、白い壁と無彩色と直線の中に、木目調のフローリング、そしてシンプルな北欧家具やミニマルを基調とした無彩色系の家具を組み合わせるという事がいいインテリアの基本のようになっていました。
 白い壁が基調なので、その壁を飾るという需要はごく僅かしかありませんでした。
 しかし、時代はミニマルからデコや装飾、複雑な色や柄の組み合わせ、またはカラーの時代に移りつつあるのは皆さん感じてられいてる通りです。
 我々が迎えつつあるこの時代は、ある意味個性の時代でもあると思っています。ミニマルでは個性の出しようがありません。
 その流れの中で、TOYO KITCHEN STYLEは数年前からホームデコレーションという考え方を提唱して来ています。
 個性あるホームデコレーションというと、やはりアートというのが真っ先に頭ら浮かびますが、アートはとても高価であるので、とか言って大量に生産されているプロダクトでは個性の出しようがありません。そこで、提案して来ているのが「アート」と「プロダクト」の中間的なもの、「汎用アート」とか、「レア・プロダクト」という言葉が浮かびますが、これを表現する言葉は今のところありませんので、仮に「プロダクトアート」か「アートプロダクト」という言葉を使ってみようかと思っています。
 今回TheHouseで初めて紹介したガラスモザイクで描かれた伊藤若冲はまさにこの「プロダクトアート」そのものです。
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  こんな若冲のガラスモザイクを絵画のように玄関ホールやリビングスペースに飾るとか、勿論額装も出来ますし、季節に応じて架け替える事も可能です。
 それと、実はモザイクで飾る事が出来るTOYO KITCHEN STYLEの収納システムMIAMIにこの若冲を使う事も出来ます。
 価格は300万円台から500万を切るくらいの価格なので、かなり経済的にインテリアを個性的に変身させる事が出来ると思います。

投稿者 nabe : 2014年11月30日 12:00