TITLE:「妖しのインテリア展」とプレミアム包丁「SABURO」

 「妖しのインテリア展」昨日すら始まりました。
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 初日の昨日は約1000名もの方に来て戴き、一時は会場は大混雑でした。
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 沢山の方とお話ししたのですが、昨年と比較してこういった装飾性が高く、個性的なインテリア・グッズに関しての感心がとても高く、時代が確実に動いているという感を強くしました。
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 会場を上から見下ろすとまた違った感じがして、結構多くの方が螺旋階段を登って上から撮影をしてみえました。
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 静岡から来てくれた弊社のイベントでは常連の望月君です。私の前は弊社の清本専務です。
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 妖しのインテリア展、明日までの3日間だけの開催です。
 本日も開催していますので、ぜひおいで下さい。
 
 本日は、実はもう一つのイベントがTOYO KITCHEN STYLE 南青山ショールームで開催されます。
 ご存知ととは思いますが、TOYO KITCHEN STYLE の創業時はステンレスの洋食器や包丁を製造していました。その時培ったステンレスの加工技術をキッチンのトップに応用する事で発展してきた会社です。その創業時の技術をもう一度発掘する事を80周年を期にやってみようということになり、当時の包丁を復刻させると同時に、新たなデザインの包丁を発売する事にしました。
 今日はそのお披露目です。
 今回の包丁のプロジェクトで特記するとこは、外部のディレクターを起用した事です。起用したディレクターは日本の伝統工芸を発掘して、新たな魅力を付加して製品として世に出している若きプロダクト・ディレクター「丸若屋」君です。
 従来、TOYO KITCHEN STYLEは基本的にはインハウス・デザイナーとディレクターで製品作りをするというのが常でしたが、80周年を期に、今後は外部の知恵を製品作りに取りこんでいこうという考え方をとっていきたいと思っています。先般BAGNOで発売をしたハイメアジョンのMETERICOもその考え方の一環として実現したものです。
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 包丁のジャンルは日本では数少ない家庭用のプレミアム包丁という分野です。
 柄はステンレスの削り出し
 材料はSG2(粉末ステンレス刃物鋼)という切れ味と粘りを同時に実現して、切れ味が長持ちするという特殊なステンレスを使用
 刃付けは、先端だけではなく全体に緩やかな傾斜を付けるようなハンドメイドでしか実現しない丁重な仕上げを施しています。
 本日、18:00からTOYO KITCHEN STYLE南青山ショールームでレセプションを行い、その際に私自身の口からこの包丁かける想いと、丸若屋君を起用した理由、そしてこの包丁プロジェクトの今後の展望についてお話ししたいと思います。
 ぜひおいで下さい。
 余談ですが、この包丁プロジェクトの名前「SABURO」は、先代、つまり私の父の名前から取りました。復刻された包丁のオリジナルは父のディレクションとデザインで製品化されたものなので、敢えて製品名に父の名前を付けました。