TITLE:ポールは偽者?

 40年前、「ポールマッカートニ」は実は亡くなっていて、今のポールマッカートニは偽者だというとんでもない噂が全米を駆け巡った。日本でも、この事件は多少報道されていたようなので、聞いたことがある人もいると思う。
 この噂は単なる噂だけではなく、まことしやかな根拠というか、証拠が3つもあったのでかなり信憑性を持った噂としてかなり根強く囁かれ続けた。

 最初の根拠は名作「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band 」のジャケットにあった。ビートルズのメンバーの後ろに歴史的、現代的に有名な人物が背景として並んでいる。ポールの後ろだけを注目してみると、なんと彼の後ろにいる人物だけが全て故人だという。「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band 」は亡くなったポールを追悼する為に作られたものだそうだ。事実、このアルバムだけが従来のビートルズとは音楽も少し趣が違っている。

 2つ目の根拠はアルバム「Abbey Road」のジャケットにある。写真でのポールは一人だけ裸足で、左利きにもかかわらず右手にタバコを持っている、路上に止められたフォルクスワーゲン・ビートルのナンバープレートが「281F」であるのが、もしポールが生きていれば28歳である(「28」「IF」)ことを意味している、白いスーツで長髪にひげを蓄えたジョンは「神父」、黒いスーツを着たリンゴは「葬儀屋」、スーツ姿で裸足のポールは「死体」、デニムシャツにジーンズ姿のジョージは「墓堀人」を意味しているという。

 最後の根拠は、ビートルズの音楽の中に隠されているという。隠されていたのはまたも「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band 」の中にあった。アルバムに入っている「Lucy in the Sky with Diamonds」の最後に潜んでいた。この曲の最後の部分を、LPの回転を早めるか、遅くすると(どちらだったのかは忘れてしまった)、なんと間奏曲の間に囁くように「We buried Paul」(我々はポールを埋葬した)って聞き取れた時は、思わず背中を冷たいものが走った記憶がある。
 あれからもう40年も経つが、いまだにこの噂は一体何だったんだろうと思う。

TITLE:岐阜のショールームがOPENしました

 先日この「nabe forum」でも紹介した岐阜のショールームの改装が終わり、いよいよ本日よりOPENとなります。昨日はその内覧会で一日中岐阜の新ショールームに詰めていました。沢山のお客様に来て戴きました。

 ショールーム正面に斜めに切り描いた大きな窓がとても印象的です。この窓から覗く「Rosso Japonese」と「カボッシュ」の美しさは、また格別です。日も暮れると、その印象はさらに強烈です。

 バティオを通ってショールームに入ると、正面にはマッキントッシュの「Lattice Back Chair」がお客様をお迎えします。椅子の後ろは窓になっていて、少し逆光気味に見せることで椅子のフォルムおの美しさをお客様に感じて頂くというのが意図です。また、この椅子を象徴的に感じて戴くことで、TOYO KITCHEN STYLEがどんなキッチンをお客様に提供しようとしているのかというのを少しでも理解して貰いたいとという思いもあります。

 入り口を右に折れるとショールームは少し回廊になっていて、回廊の突き当たりに「Rosso Japonese」のセットがミラー扉の収納システムと合わせて展示してあります。背景がミラーので、スペースがより広く感じられる開放感のある空間になっています。

 新製品「アラベスクINO」です。5月21日から発売された商品ですが、展示はまだ岐阜だけで、カタログやHPにも掲載されていません。「BigLine INO」とは違ってよりデコラティブな雰囲気をかもし出します。Grand-Bayのアラベスクはトップに鏡面が合わせてありましたが、INOのチタン・トップのほうがバランスがいいなというのが私の個人的見解です。これから、「アラベスクINO」は順次全国展示が始まります。サローネのレポートで報告したように、これからのインテリアのDECOのトレンドの中で、キッチン・デザインの新しい潮流だと私自身強く感じています。ぜひ、一度現物を確認して下さい。

 ショールーム内には、お披露目という意味も込めて、お客様からお花を沢山頂きました。それぞれのお客様が、それぞれの形のお花を戴くよりも、デザイナーに統一したフラワー・アレンジ・メントをして貰い、同じデザインのお花を展示させて貰いました。

TITLE:V-Land INOの新しいPVが出来ました

「V-Land INO」の新しいプロモーション・ビデオが完成しましたので、6月のHPでの公開に先駆けてここ「nabe forum」でお披露目します。

 このビデオに登場するモデルのスタイリングは、私がこよなく愛して止まない南青山のセレクト・ショップ「Loveless」にお願いしました。キッチンだけでなくファションにも注目してください。

 それと、キッチンの背景にはソットサスの「カールトン」を使いました。これにも注目です。有名な家具ですが、実物を見たことがある人は少ないと思います。7月始めに六本木にオープンするTOYO KITCHEN STYLEの新しいショールームには展示される予定ですので、ぜひ自分の目で確認してください。
 色彩のバランスと、形状のバランスが紙一重の処でかろうじて保たれているのがとても不思議です。ソットサスならではの作品です。余談ですが、アムステルダムのサザビーオークションでこの「カールトン」が330万円で落札されたようです。
 セットに使われているものは、カールトンの他には、照明はパトリシア・ウルキォラの「カボッシュ」のLサイズ、ダイニング・チェアーとソファーはTOYO KITCHEN STYLE「NewYork 」シリーズです。

TITLE:岐阜のショールームが今週末新装オープンします

 独立型ショールームとしては最も古いショールーム(スタジオ)だった、岐阜のショールームが今週の土曜日に新装オープンします。工事が少し大がかりだったので、工事期間も長引いたのですが、ようやくオープンとなりました。もともとの建物は「岐阜市都市景観賞」を受賞した建物でもあるので、改築は随分と迷ったのですが、建物の周辺も随分と変わったてしまったので、思い切って実施しました。

 前の建物を憶えてみえる方は、随分と変わったというイメージを持たれると思います。以前は白の外壁だったのですが、今回は思い切って「黒」を基調の建物にしました。また、以前は外からは内部が見えなかったのですが、今回は窓も外に向かって開いています。パティオの上部のパイプのカラーリングも「シャンパンゴールド」です。
 なかなか良くできたと自画自賛してます。
 今週末の土曜日からオープンですので、ぜひお立ち寄り下さい。

岐阜市藪田南4-12-16

〒500-8384
岐阜市藪田南4-12-16
058-276-1040

TITLE:ミシェル・ゴンドリー監督とAirFrance

 ミシェル・ゴンドリーという監督がいる。最近ミニシアター系上映されている「The Science of Sleep」という映画の監督で、『エターナル・サンシャイン」の監督としても有名だ。内容は「夢では完璧なのに、現実では上手くいかない・・・・ ゛睡眠中゛に゛恋愛゛する極上のロマンチック・コメディー」ということで、見るとなんか幸せな気分にしてくれそうなので、こういう映画はきっと好きだと思う。
 以下は、その英語版の予告編

 ミクシーでのネット上の友人(マイミクと呼ぶ)の+ChicAさんという方から教えて貰のだが、このミシェル・ゴンドリー監督はもともと映像作家でTVCFやPVの作品も多いそうだ。 紹介して貰った「エアーフランス」のTVCFが素晴らしい、音楽と映像の美しいハーモニー。一度見たら忘れられない不思議なコマーシャル・フィルムだ。

 同じ監督のマイケル・アンドリュースのプロモーション・ビデオ、これも一度見たら忘れられない。

 ついでに監督は違うが「エアーフランス」のコマーシャル・フィルムから、、こんな休暇が過ごせたら最高なんだろうなと思う作品。こんなリゾート・ハウスが本当に存在するのだろうか?ここで時間を過ごせるだけで心が洗われそうだ。

TITLE:ドーナッツ・ドーナッツ・ドーナッツ

 新宿に出来た話題のドーナッツ・ショップ、、「クリスピー・クリーム」、、平日で1時間、土日祭日だと2時間待ちという大人気店です。もともとドーナッツ好きの私としては、この行列を指を咥えて見ているだけという訳にはいきません。5月の連休の時には「2時間待ち」と言われて断念したのですが、今回ようやくゲットしてきました。まさに「ビー・ペイシェント」、、「待てば海路の日よりあり」「天まで届く相場がないように、無限に続く行列はありえない」、、おっと、、ちょっと外れましたね。

 以前から、「ミスドのドーナッツはドーナッツではない」、、「ミスドのドーナッツの味が本来のドーナッツの味だと思い込んでる日本人はまさに国家的な悲劇だ」などと騒いでいる私にとって、今回のアメリカの本格的ドーナッツの上陸は、まさに我が意を得たりという心境です。
 社内では、以前からドーナッツ屋をやりたいと叫んでいますが、どうも社員の賛同が得られそうもないばかりか、言う度に社員の冷たい視線を背中に感じてしまうので、致し方なく断念していました(本当の話です)。ここでドーナッツの味が本当はどうなのかというのを、社員・役員自ら舌で確認して貰うべく、東京出張の合間を縫ってこの「クリスピー・クリーム」のドーナッツを購入、会議で食べて貰ったのです。

 「美味しい」と言ってくれる社員もいたのですが、不思議な顔をして食べている社員もいました。良く考えてみたら、その社員は「大酒飲み」で甘いものはまるで駄目という事を思い出しました。でも、食べたんだから、面と向かって反対とは言えない訳で、、もし反対と言ったら「食べたドーナッツ返せ」って言える。
 そんなんで、これからは堂々とTOYO KITCHENがドーナッツ・ショップに進出などと言う企画書が作成できるというものです。(笑)
 「TOYO KITCHEN STYLE DOUGHNUTS」のショップが誕生するのは、もうすぐかもしれない!
 この前のページで紹介してた熊谷さんもドーナッツが大好きなようで、ハワイにサーフィンに行くと、わざわざマウイ島までこの「クリスピー・クリーム」を食べに行くそうです。なんでマウイかっていうと、ハワイには店がマウイにしかないそうです。しかし、ドーナッツを食べにわざわざマウイとは、、、、絶句です。
 余談になりますが、私がアメリカにいたのは30年前なので、今では状況が違っているかも知れませんが、30年前のアメリカのミスドは、郊外の辺鄙な場所にあって、24時間営業で、夜な夜な貧しい白人(レッド・ネック)が集まるというイメージがあり、日本のようにファミリーで行けるちょっとお洒落なCAFE代わりというイメージは微塵もありません。ダスキンのマーケッティングが日本でここまでミスドイメージを変えたというのは、驚異的で、マーケッティングのパワーをまざまざと感じます。

 アメリカのミスドはどうなっているのか?って調べてみました。すると、、びっくりです。アメリカにはもうミスタードーナッツの店舗は存在しないということが判明。おまけに、ミスドは単なるアメリカのフランチャイズではなく、日本のダスキンの資本だけで存在し、アメリカは既に「ダンキン・ドーナッツ」に吸収されてミスタードーナッツのブランドそのものが存在しない、、、知らなかった。

TITLE:GDCの秋冬の展示会に行ってきました

 ブログでも以前に書いたこともあります、カリスマ・スタイリストの熊谷隆志さんがディレクションしているGDCの秋冬の展示会に行ってきました。場所は、世田谷の住宅街、車の修理工場の二階という意表を突く場所で行われます。
 ブランド名はGDC、、そして兄貴ブランドのVENTURAが彼のディレクションです。

 展示会は、最近のGDCの勢いを現すように、前回より更にバイヤーの数が増えてて、熊谷さんのファンの私としても嬉しく感じました。熊谷さんの話では、一昨年より少しブランドに火がついたようで。スタッフも30名近くに増えたそうです。
 コレクションの内容は、ブランドの勢いもあると思いますが、以前よりもスタイリスト・ブランドとしての奔放性を強く感じました。熊谷隆志の本領発揮ですね。
 彼の表現では「飛び道具」と言ってましたが、従来のラインからは少しかけ離れた距離にあるスタイリングの服も以前よりも増えていて、ブランドとしての膨らみも強く感じました。この「飛び道具」という表現が好きで、個人的にはこの「飛び道具」こそが熊谷隆志の真骨頂のではと思うこともあります。以前に「GDCのムック本」に読者モデルとして私が登場した時に紹介した『穴の開いた、クラウン・モチーフのセーター』も当時としては飛びすぎた感じもしましたが、数年経つといろいろなデザイナーがこのモチーフを使い始めました。ファスナー付のスニーカーも、今では普通になりつつありますが、これも随分前から彼のコレクションで登場してます。
 今年の「飛び道具」ですが、以前に彼の事務所で見かけた、パリの舞台衣装のコレクションからのイメージだと思うのですが、コットンのナポレオン風ジャケット、グリーンやRICO辺りから出てるものより、より舞台衣装に近いイメージでかなり気に入って即オーダーしました。こういった「飛び道具」は生産量も少ないので、このブログを見ているGDCのファンは、即ショップに予約されることを勧めます。

 写真は展示会会場での熊谷氏とのツーショット、私も熊谷流に腕を前に組んで見ました。ちょっと照れてますね。

 GDCの展示会の会場から、熊谷氏の案内で、最近彼がディレクションを始めた「QUICK SILVER」の展示会会場へと移動しました。QUICK SILVERは言わずと知れたサーファー・ブランドで有名ですが、最近服を始めたのです。イメージとしてはVENTURAのカジュアル版という感じで、ちょっと毛色が変わって面白かった。

 会場で見かけた、秋冬のモチーフの「ビンテージ・アロハ」をそのままサーフボードに貼り付けたい板。熊谷氏専用とのことでした。

 この「ビンテージ・アロハ」のモチーフですが、一見して迷彩に見えるのです。迷彩よりは上品で、落ち着いた感じに見えるのが面白かった。このモチーフのスキニーのパンツと、ジャケット、、とても素敵でした。

TITLE:イタリア・ドイツを廻ってみて

 一ヶ月の間、イタリアとドイツを廻ってみて思うことは、製品の驚くべき多様性と、その多様性を受け入れることが出来るマーケットのダイナミックさです。これだけ多様な価値観を持つデザインが、これだけ大量に溢れる市場というのは、一体なんだろうと思うと同時に、振り返って日本のインテリア・マーケットの均一性は、新しいデザインが生むことが出来るのだろうかと少し心配になってしまいます。未だに無印的デザインがグッド・デザインとして評価されてしまう市場の後進性が日本の現実だとしたら、新しい創造的なデザインを志すものとしては、この市場の中で何が出来るのだろうと考えてしまいます。
 時代はDECOに向かって大きく舵を取り始めました。あのB&Bさえも、チッテリオをバックヤードに押し込んで、新しいデザインの息吹を感じさせる製品の展示を始めました(聞くところでは、この展示は急遽決まったそうです)。日本でも恐らく2,3年後にはDECOの動きがもっと顕著になってきます。
 ここで、難しいのは、そのDECOがどんな方向に向かうのだろうという事と、ミニマルと違ってDECOは多様性の世界ですから、ありとあらゆる可能性が出てきます。クラシックなDECOであったり、レトロなDECOであったり、光物であったり、ポスト・モダンもその大きな可能性だと思います。
 DECOの突き進むと、他が持ってない、自分だけのものを保有する欲求も出てきます。5年前に発行した「Bay Book」の中で、アートと工業製品の中間にマーケットが存在するのではないかという文章を読まれた方も見えると思いますが、まさにここでマーケットは芽生えつつあります。ロンアラッドの限定品や、今回のMoooiから展示されていた大型のシャンデリアは限定2台で完売したそうです。先日、{Casa Brutus」の吉家編集長のメールマガジンにも同じような事が書いてありました。
 このような時代の流れを受けて、TOYO KITCHEN STYLEの次の一手は何があるのだろう?いろいろ考えさせられた一ヶ月でした。

 余談になりますが、ドイツで面白い会議室を見かけた。会議室の椅子がバラバラなのです。ちょっと意表を突いたのですが。なかなか新鮮で面白いと思いませんか?

TITLE:ドイツの旅のお伴は何?

 実は、最近へんなものにはまってます。
 森永ミルクキャラメルがコーティングされたポップコーン

 「キャルメル・コーン」の濃厚なやつと思って戴ければ正解です。コンビニで見つけて、食べてみたら、もうすっかり虜に・・
 というわけで、ドイツの旅にもしっかりお伴させました。
 甘いものが好きな方、映画館でついついキャラメル・コーンを買ってしまう貴方、ぜひ一度お試しください。食べだしたら止まらなくなること間違いありません。

TITLE:「pesch」家具店 ケルン

 ケルンには「pesch」という有名な家具屋さんがある。
 セレクションも素晴らしいし、規模も大きく、かなり見応えがある家具屋さんだ。
 ケルンに行ったことがあるインテリア好きは必ず訪れると言っても過言ではないと思う。
 写真はその「pesch」で見つけた気になる家具と照明です。

 メタリック・シルバーのラウンジ・チェアーとオットマン。なかなか美しい。少しレトロなのも好感が持てる。

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  左は、どこかで見たことがある顔が背もたれにプリントされた椅子。
 右は卵を入れるケースを積み重ねたスタンド・ライト。廃物利用もここまでくると一瞬気がつかない。

 トード・ポンチェ風の床置きのライト。こういった柄を配したインテリア・グッズは本当に多くなってきた。このライトは始めて見るので誰のデザインかは不明。
 「pesch」家具店に最後に行ったのは4,5年前だったが、今回久々に行ってみると店舗数も増えてるし、それと一店舗あたりの面積も随分と広くなってて驚いた。

 ソファーもなんとV−Land、、
 家具でも、キッチンに続いてV−Landがトレンドになるかもしれない!!