TITLE:銘菓発見

 

 歩いてたら電柱にこんな看板を見つけました。
 「ぶすのこぶ
 どんなお菓子なのか、興味津々で遂に探し当てました。

 意外と普通のお菓子でした。
 「ぶすのこぶ」というネーミングはどこから来てるのかは不明!
 Googleで検索してみました。

 むかしむかし、この渓流にまことに美しい瀬音のきけるくぼ地がありました。そこにブシと呼ばれるゆかいなアイヌの一族が住んでいて、お天気のよい日には、日当たりのよいそのくぼ地に仲間が集まり、酒を汲み歌い踊って楽しい毎日を過ごしていました。そしてそこには、たくさんのゆかいなカニ達が住み、ブシ達とたわむれ遊んでおりました。秋ともなると瀬の小石は、カニや小魚のコロコロした可愛い真珠のような玉子で黄金色に見えるほどだったとか。
 この地域一帯を「ぶすのこぶ」というのはアイヌの方言(ブシ)がなまってブスになり、アイヌが好んで集まったくぼ地(こぶ)になり「ぶすのこぶ」が生まれた、という伝説が語り継がれています。
(銘菓「ぶすのこぶ」より)

TITLE:PORTOnext

 明日から受注が始まるPORTOのニューモデル、 「PORTOnext」 です。

 引き出しもブルム社製の高加重タイプを使用することで、デザインも一新されました。
 トップのステンレスもチタン研磨に変わり、ますますスタイリッシュになりました。
 価格もかなり魅力的になっているので、明日にでもHPのWebTpsを実際に操作をして価格を体感してください。

TITLE:INAXとTOTO

 TOTOINAX、、互いにライバル会社ですね。
 私だけが感じているのだけかもしれませんが、以前はTOTO、都会的なデザイン・オリエンティッドな会社、で、 INAX、田舎の会社で、ロゴはいいけど、デザインとは程遠い会社、、そんなイメージを実は私は思ってたのですが、最近、なんとなくですが、デザインというキーワードだけで感じるのは、この立場が逆転したような気がするのです。つまり、INAXのほうTOTOよりデザイン・オリエンティッドなイメージが強くなったような気がするのです。
 こんな事書いていいのかと思いながら、かまわず書いてる私です。
 こんな感じを持ってるのは私だけかと、私の友人、知人に聞いてみると、同じようなイメージを持ってる人って意外と多いのです。
 この2社が、ここ5,6年とってきているマーケッティング戦略を分析してみると、きっと興味深い結果が出ると思います。
 曰く、INAXはどうやってTOTOをイメージ的な部分で凌駕をしたのか?
 あっ、、この話は、実際の商売の話ではなく、あくまでもブランドとしてのイメージに限定した話ですので、誤解のないようにして下さい。

TITLE:Fiat と Capperini

 今年のサローネでFiatの新型500の発売を記念して、ミラノ市内でFiatとCapperiniのコラボ展示がありました。場所はサンバビラの近くなので、市内の一等地で開催されたわけです。
 Capperiniは少し前にFiatと同じシャルメ・グループに入った事もあっての合同展示だと思います。
 この辺りの事情は「サローネ2007(2) 総論編」をご覧下さい。

 そのFiat500が今回正式にヨーロッパで発売になりました。遊び心イッパイの楽しいマーケティング戦略で、見てると、少しMINIの戦略と被ってくるような気がしますが、それにしても見てるだけで楽しい。

 内装はいかにもイタリア的、ホィールやキーホルダーは遊び心がイッパイ。なんか楽しくなりませんか?

 写真はモデル・チェンジ前旧型のチンク・チェント。新型のデザインと較べてみると、かなり新型は旧モデルのイメージをいい意味でデザイン的に踏襲している気がする。
 Fiat500は通称「チンク・チェント」と呼ばれ、イタリア人にこよなく愛されているようです。あまりに小さいので、市内の駐車も車と車の隙間に縦に駐車もでき、サイドのドアにパンパー代わりのプロテクターが付いているのを見たときはさすがに笑いました。日本では「ルパン三世」のルパンの愛車としても有名ですね。

 その愛すべきチンク・チェントが全面モデルチェンジになった訳ですから、イタリアではもうお祭り騒ぎとか、、日本では車を単なる足と見る人が多いので、イタリア人のように車ごときの発売で大騒ぎすることはないと思います。これは国民性なのか、それとも日本では愛されるような対象なる車が少ないということなのでしょうか?




 サローネでのカッペリーニとの展示は、まずカッペリーニの家具の中で印象的な家具や、レア物というか、あまり見かけないタイプの家具で有名所がずらりと展示されていて、とても面白かった。

 トム・ディクソンのワイアーのチェアー。子供が不思議なものでも見るように、おそる、おそる、手を出して触ろうとしている。何度見ても不思議な椅子だ。余談だけど、六本木「ムーブル」ではそのトムディクソンのワィアーのシャンデリアを展示して、販売もしている。少し高価だが、アートを購入する感覚で見て貰えば、かなりお値打ちなのではないかと思う。このシャンデリアをインテリアの中に放り込むだけで、空気感ががらりと変わると思います。










 

 マルセル・ワンダーズの紐の椅子、これってMooiから出てるとばかり思ってたけど、カッペリーニから販売されているというのを始めて知った。おまけに、この紐にはメタリック・シルバーの塗装がしてあった。話を聞くと、限定モデルらしい。
 この他にも、かなり面白い名作が展示してあって、かなり見ごたえがあった。










 勿論、家具だけではなく、会場の入り口には新しい500のカラーリングや車そのもののプレゼンテーションがされていましたが、それは、それで面白かったのですが、一番面白かったのは地下の500の周辺のアクセサリーやバリエーションや関連グッズのプレゼンテーションでした。

 Fiat500をモチーフとした掃除機、、この掃除機は最近いろんなブログでも取り上げられているので、発売されるのかもしれないと思ってます。カワイイけど、車も掃除機も同じというのは、ちょっとキモイような気がする。







 Fiat500新型専用のシートカバー。被せると旧型500に早代わり。これはかなり笑えるし、もし500買ったら絶対に欲しいグッズの一つ。







 これも、笑える。ビンテージ加工された服が流行っているなら、車もいかにも新車そうろうというのも、なんか格好良くない。では、ということで、新車の状態で車もユーズド加工してしまおうという、そんな提案だ。これも、なかなかいいかもしれない。ピカピカの新品が必ずしもカッコイイわけではない。六本木にオープンした「Meuble」の内装も、イメージは廃屋で、使い古した感がむしろ落ち着くのではないかという、そんなコンセプトで、錆びた籠に大理石の石を積み上げたり、床もユーズド感が感じられる床材をセレクトして貰った。



 最後の写真はルカ・デメオFiat CEOと新型500、、なんと様になっていることか!こういう写真になるタイプの経営者って、日本にあまりいないのはどういう訳なんだろう。日本の場合、例外はあるけど、イメージとしての経営者のモデルは、どうも銀行家のような気がする。

TITLE:ミラノのスィーツ

 自他共に許す、、甘党の私です。
 ミラノに行っても、やっぱり目に付くのはスィーツ、、
 日本のスィーツと較べると少し違います。
 まず、アルコールがふんだんに入ってるスィーツがあったりします。デザートで顔が真っ赤になったりします。有名な「テラミス」もかなりアルコールが強い場合もあるので、アルコールに弱い人は要注意です。
 それから、チョコレート。最近では日本のチョコレートもかなり濃厚になったので以前ほどは驚かなくなりましたが、当時は食べてあまりに濃厚なので別の食べ物かと思った程でした。今でも、一般的には日本のチョコレート・デザートよりかなり濃厚だと思います。

 さて、デザートの美味しいレストランといえば、私のお薦めはミラノの北、コモ湖畔のリゾート・ホテル「ビラ・デ・エステ」のデザートに勝るものはありません。

 以下はビラ・デ・エステのデザートです。

 レストランだけでなく、ミラノ市内にはお菓子屋さんが沢山あります。ショーウィンドウにもいろいろ工夫を凝らしているお菓子屋さんも沢山あり、お菓子屋さんだけのウィドウ・ショッピングをしても楽しい。

 お菓子で作ったチキン・リトル、、食べたくなるほど可愛い。
 あっっ お菓子だから食べられるんだ、、と、一瞬お菓子という事を忘れてしまうような精巧な出来栄え。

TITLE:今日は久々の京都

 京都の御池のショールームがオープンした頃には、かなり頻繁に京都に行ってたのですが、最近は久しく行ってないので、突然に思い立って京都をブラブラしてきました。
 まさに「そうだ京都に行こう」状態
 六本木「ムーブ」のオープンから、基調講演とかなりスケジュールがタイトでしたので、ちょっと息抜きが欲しいなと思ってたところ、スケジュールを見ると、なんと今日は何も入ってない。ということで息抜きに京都に行ったわけです。
 まず昼ご飯は、お気に入りの京都の肉屋さんのカレーライス。
 それから寺町筋に行って、お気に入りの服屋さんを覗く。
 「ナンバーナイン」と「アンダーカバー」を同じ店舗で扱ってるという不思議な服屋さんがある。聞くとこの二つのブランドを同じ店舗で扱ってるのは京都のこの店と、青森でもう一店舗あるだけだそうだ。
 まだバーゲンの真っ最中なので、新しいものは何もなかった。
 大阪の友人が「世界で一番美味しい宇治金時」と叫んでいたのを思い出して先斗町へ出掛ける。
 でも、うろ覚えだったので、結局店はわからずじまい。諦めて抹茶パフェで有名な祇園の「辻利」に行く。店はほぼ満席状態だったが、驚いたのは中国語が飛び交ってることだった。中国人の観光客がこんな処まで出没してるとは、時代が変わったんだなと思った。
 帰る途中に「村上重」でお漬物を買って帰宅。
 半日だけだったけど、かなりリフレッシュできた。
 明日からは、7月21日に予定しているPORTOの全面モデルチェンジの最終の詰めに向けて、エンジン全開の予定。かなり良くなるので、ご期待下さい。

TITLE:講演会、参加ありがとうございました

 会場に溢れるほどのお客様に集まっていただき、感謝しています。
 ちょっと余裕を持って椅子を並べたようですが、全て埋まってしまって、設営責任者は少し焦ったようですが、混乱もなく始まりました。
 これからのキッチンや住宅のニーズはどういう切り口で捕らえるべきかという話や、最近のインテリア・デザインのトレンドの話、商流とユーザー・ニーズのギャプをどう埋めていくべきかという話しとか、余談でファションの話しとか、、、 盛りだくさんの内容でしたが、90分間、最後まで聞いていただきました。
 ありがとうございました。

TITLE:明日は講演会です

 もう少し事前に講演会の内容に付いて書こうと思ってましたが、準備やら、新製品の問題やらで、何かとバタバタしてしまって、なんか中途半端になってしまい。かなり申し訳ないと思っています。
 明日は沢山の方が私の話を聞きに来て戴けるので、今からお話できるのを楽しみにしています。
 講演会終了後、かなり混雑するとは思いますが、私はムーブルのほうにいますので、またその時でもいろいろお話が出来ればと思います。

TITLE:インテリアが変わってくる

 インテリア デザインの流れは明らかにトレンドの狭間にきています。

 2004年の講演会では近い将来にインテリア デザインはもっと装飾性のあるものに変わってくる筈だという話をさせて貰いました。当時はこのトレンドを「モダン・パロック」という言葉を使いました。完全なクラシックではなく、現代風にアレンジされたクラシックだという意味の新造語でした。ここに来て、このトレンドは単純にDECOという言葉で一般的に表現されるようになり、今年のサローネでの動向を見てると、イタリアではこのDECOの流れがかなりトレンドの主流になりつつあるといういう話もこのnabe fourmでも何度も書かせてもらいしました。



 現在はミニマル全盛ですが、日本でもトレンドの先端部分はもうかなりDECOの動きが出てきています。森田恭通が店舗設計では大きくもてはやされていたり、トレンドの目安でもある東京のマンションのインテリアもかなりDECOに振れ始めてきているので、日本でもDECOが主流になってくるのはもう目の前です。
 





 もう一つ、DECOはミニマルと違って、多様性があります。多様性という事は、今までようにインテリア デザインをするときに、ストライク・ゾーンばかりを狙う訳にはいかなくなるという事になります。この多様性というのは、ある意味ではメーカー側や建築設計側にとっては、ユーザー・ニーズが一般論化できないという、かなりやっかいな問題が起きてくるのではと考えています。つまり、「お客の顔を見てからではないと、お客の趣向が特定できない」という事になると、同じようなインテリアの家を提供すれば事足れりとしている訳にはいかなくなるということです。
 この新しいトレンドの流れの中、日本の住宅・インテリア産業はどう変わってくるのでしょうか?




 ちょっと堅い話が続いていますが、7月5日の講演に向けて、来て戴く方より理解をして貰いたいと、話の概略を少しずつ書かせて貰っています。

TITLE:キッチン・ショールーム  あれ???

 muebleに何の予備知識もなく来場されたお客様、普通のキッチン・ショールームだと思い込んで来場されたお客様は、入られてぐるりとmueble内を見渡されて、「アレ??」、「ここは何?」という疑問を持たれるようです。
 まず、このスペースはキッチンのショールームではなく、キッチンのオープン化とワンルーム化の流れの中で、将来的にキッチンを含むリビング、ダイニング、キッチンの空間がどう変化をしていくのだろうというTOYO KITCHEN STYLEのプレゼンテーション・スペースです。
 従って、現在の日本の一般的なキッチンの展示方法とは随分と違っていて、それが来場されたお客様が不思議に思われている原因だと思います。プレゼンテーションは将来的な方向性を示唆しているもので、現在という時点で考えると、かなり現実離れしているという感想をお持ちになっても、それはとても自然だと思います。でも、このスペースを見て考えて欲しいのは、近い将来、3,4年後にはキッチンを含む空間に対する考え方は、このmuebleで我々が提案しているようになったとき、ユーザーも勿論そうですが、特にキッチン・ビジネスに関わりあっているプロと呼ばれる我々が、現在のキッチンのビジネス・モデルがどう変化していくのか、また変化すべきなのかを共に考えていこうという事なのです。
 空間提案という言葉を使うとき、日本では建築とか建材とか住宅設備機器までしか考えなく、最も重要なそこに置く家具については、建築、若しくは増改築が終わってから考えればいいというのが普通です。従って、多くのキッチン・ショールームには殆どキッチンしか置いてないか、少量の家具が申し訳程度に、キッチンの調味料程度にしか置いてなく、またその置いてある家具の殆どが売り物ではなく、単なる空間の装飾としての意味しかありません。
 本来、空間提案で一番大切なのは家具や什器かもしれません。muebleにはキッチンは2セットしか展示されていません。でも、その2セットのキッチンの周りには周囲の空気をがらりと変える家具が置いてあります。
 キッチンはいまやLDK空間の中央に位置するようになりました。muebleというのは「家具」という意味です。つまり、キッチンもダイニング・テーブルもソファーも同じ家具として、LDK空間を構成する要素として最初から考えるべきだ、これがmuebleの名称の由来なのです。
 現在、muebleに展示されているキッチンはINOビッグラインとアラベスクです。同じ商品が各地のTOYO KITCHENのショールームに展示されています。もし時間がありましたら、同じ商品なのにmuebleで見るキッチンとはまるで違って見えます。それは、キッチンの周囲を囲む家具からかもし出す空気感とでも言いますか、配置する家具によってこれだけ空間が変わってくるというのを是非実感して貰えると幸いです。

 余談です。
 muebleのオープニング記念の「Fring Pig」ですが、オープン二日目で完売いたしました。
 次回の入荷は10月の予定ですので、もう暫くお待ち下さい。
 しかし、私もこんなに早く売れるとは思わなかった。
 7月5日の私の講演会、これもおかげ様で数日で満席となりました。私のつたない話を聞きたいと思われたお客様がこんなにいたとは、感謝すると同時に、スピーカー冥利に尽きます。
 また、入場出来なかったお客様にはお詫びします。