TITLE:パリ ウィンドウ・ショッピング 気になったファション

 今期の秋冬物は妙に落ち着いてしまっていて、自分で着るということだったら、このくらい落ちついた方ががいいのかもしれないけど、ウィンドウ・ショッピングとしてはちょっと物足らなかった。
 その地味な秋冬物の中で興味をそそられた服やらを何点か撮影してきました。帰国してみると女性物が一枚もなく、全て男性ものでした。
 という訳で、今回のパリ・ファション報告は女性物はなしという事になりました。

 最初はご存知ジョン・ガリアーノ。私の中では着たいけど、とても着る勇気はないジャンルの服のナンバーワン。写真はボンデージ・イメージがのプリントされたTシャツ。ガリアーノのモチーフの中ではボンデージというのは繰り返し出てくるのだが、ここまで明確にボンデージがプリントされたのは始めて見た。こんなTシャツで街を闊歩する、、それだけで飛び抜けて目立ちそうだけど、、 

 同じくガリアーノののコート。裾に広がるクリスタル模様がいかにもガリアーノらしい一品。インナーにチラリと見えるレザーも、どことなくボンデージ風。

 ファーブル・サントノーレ通りの有名セレクト・ショップ「Collete」の一階が全面改装していた。デザインは片山正通だそうだ。その一階には日本のブランドが勢揃いしていた。スニーカーのコーナーにはVISVIMまで並んでいた。

 階段下のコーナーには日本の2つのブランドが特設コーナーを設けて販売されていた。左は「Original Fake」、右は「BAPE」ということで、まさに日本の裏原ブランドが遂にパリの中心サントノーレでメジャーになった感がある。2階にはコム・デ・ギャルソンおそ松君シリーズもあり、パリのColleteが日本ブランドに占領されたみたいで、なんか不思議な感じがした。

 パリのセレクト・ショップの双璧をなすのが「レクレルール」。南青山にも店があるので日本でも馴染みは深いと思う。写真はその「レクレルール」に並べられたベルト。いかにもレクレルールらしいセレクションだ。今回始めてシャンゼリゼ店に行ったけど、相変わらず中は暗くて、商品が所狭しと吊るされていて、日本人には見にくいかもしれない。「レクレール」でのショッピングは日本の一般的なアパレル・ショッピンクと違って、自分で探す訳ではなく、信頼がおける担当の店員が全てセレクトしてくれる。馴染みの顧客は基本的には座っているだけだというのがバリ風のショッピングらしい。
 しかし、、セレクションは素晴しいと思う。
 日本のセレクト・ショップのバイヤーの多くがこの「レクレルール」の扱い商品にかなり影響されているという話を聞いた事がある。
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 最後の写真はOMEGAの限定ウォッチ。店内はもう閉まっていて入れなかったので、どういう時計なのか聞けなかったけど、、かなり気になってます。どんな時計か知ってる人はいませんか??

TITLE:パリ ウィンドウ・ショッピング 気になった靴達

 パリは世界の流行の震源地、特にパリのファションを抜きには世界のファションを語ることは出来ない。
 、、という事で、仕事を終えてからブラリとパリ市内の有名ブティックのショー・ウィンドウを視察するのがパリでの楽しみの一つ。それと、やはりインテリアのトレンドはファションから始まる事が多いので、仕事の上でも随分と参考になることが多い。

 パリのファションと言えば、やはり一番最初に名前が思い浮かぶのが HERMES 。生憎、ファーブル・サントノーレの本店はウィンドウが模様替えの真っ最中だったので、写真のサンダルはシャンゼリゼ近くの avenue George V 店のウィンドウに展示されていたもの。デザインはかなりエスニック。HERMESの今年のテーマはインドらしいので、このサンダルもインドから発想を得てると思う。

 CELINE のショートブーツ、、と、、呼んでいいのか、、それとも ブーティーと呼ぶべきなのか、ちょっと呼称に苦しむので会社の女子社員に聞いてみたけど、やはりどう呼んでいいのか分からないらしい。HERMESのサンダルの写真もそうなんだけど、今までジャンルに入らないようなデザインの靴が多くなってきてるのかもしれない。

 フランスのブランドではないのだけど、、イタリアのエミリオ・プッチのパンプス。パンプスの背の柄がいかにもプッチらしくて可愛い。プッチ柄も最初に見た時は奇異に思えたのだけど、見慣れてくるとかなり可愛いと思う。余談でだけど、nabe forum のトップの写真で私が座っているのはカッペリーニの椅子にエミリオ・プッチのファブリックを貼ったものです。

 CHANELのブーティー、、靴のサイドに小さなバッグが付いている。この靴は秋冬物なんだけど、実はこのシュー・バッグ、今年の春夏では別売りで販売されていて、価格はなんと、このバッグだけで25万円もしたという話を小耳に挟んだ。かなり高価だけど、こういうものを購入する層というのは確実にいるというのにはいつも驚かされる。

 クロコダイルにクリスタルを散りばめた豪華なブーツ。ピンヒールも凄い。価格はなんと日本円換算で約60万円というから、かなり高価なブーツだけど、使ってる素材を考えると妥当なのかもしれない。

 今回はメンズのシューズはあまり気になるものはなかったけど、LANVANの靴がちょっと面白かったので紹介する事にします。使っているカラーはメタリック・ゴールドとメタリック・グリーント。デザインは少し四角張ったのが特徴で、かなりすっきりしたフォルムだ。

 
 カラフルといえば、最近、スペイン人のデザイナー ハイミ・アジョン がデザインしてカンペールから売り出された靴がある。

 この靴もかなりカラフルで面白いと思った。ちなみに、この商品は日本にはごく僅かしか輸入されなくて、現時点では完売だそうだ。うちのデザイナーが得意げに履いてくるので、社長権限で「頂戴な!」って言ったら、あっさり拒否された。どうもうちの会社は社長の権威が薄いようだ。

TITLE:パリ なんとレバノン料理に遭遇

 仕事も終わって、ホテルの近くを散策していた。
 気温は20度を切る程度で、散歩するにはとても気持ちのいい気候だった。夕食の時間になったが、特にどこも予約してなかったので、歩きながら美味しそうなレストランでもあれば入ろうかと考えてた。美味しそうな雰囲気ではなかったり、満席だったりして、いつの間にかホテルの近くまで来てしまった。
 ホテルの近くは何もないので、今度は歩く方向を変えて食事の場所を探したのだけど、なかなか見つからない。

 ちょっと高そうなレストランを見つけた。メニューを見ても見かけない料理ばかりなのて、一抹の不安感はあったが取り敢えずお腹も空いたので入る事にした。レストランは結構混んでたのだけど、座る事が出来た。
 席に座って、辺りの客が食べている皿を見ると、なにやら見かけない料理ばかり。メニューを再度見ても、英語が書いてないということもあって、さっぱり内容が理解出来ない。メニューが分からない時はコースでということで、ウェィターに料理を注文する時に「ところで、ここは何の料理をなのだ?」って、、聞いたら、ウェイターは怪訝な顔で「レバノン料理」って答えた。
 えっっっ、、「レバノン!!!
 食べた事がない、、、というわけでパリで生まれて初めてのレバノン料理にありついた。

 とりあえずお薦めのワインを頼む。
 レバノンのワインって、飲んだ事がない。
 試飲をすると、、かなりボディーのしっかりしたワインで、品種はシーラかなぁぁって聞くと、そうだと言う。「シーラと他には何が?」って聞くと、知らないぶどうの品種の名前がぞろぞろ出てきた。まあ、うまいからいいかって思って、メモしなかったのがちょっと悔やまれる。

 中空になったパンが出てきた。ちょっと味はナンに似てるような気がするけど、ナンより少し濃厚で味がある。
 これ、、ちょっと好きかも・・

 料理が出てきた。
 左は揚げ餃子のような、揚げ春巻きのようなものだが、中に入っているのは肉系でかなりスパイスが効いている。右の写真と、左の写真の右端に写っている料理は、野菜だったり、豆だったり、パクチーだったり、いずれも香辛料がしっかり効いた料理で、かなりあっさりしている。

 メインの羊の串焼きグリル
 味がある羊だけど、かなり固い、、それと、、焼き過ぎ
 全部は食べられなかった。

 偶然にもパリで初めてレバノン料理を食べたけど、感想としては、、
 「とてもいい経験をさせて貰いました」
 かなぁ

TITLE:パリ エッフェル塔なんかに登ってしまった

 パリに行ってきました。
 まだ、日本が気温が35度ぐらいの頃、パリはもう秋の気配が忍び寄ってました。日中でも太陽が照ってないと、軽いコートでもないと肌寒いくらいでした。シャルル・ドゴール空港に着いた時はちょっと寒いかと思いましたが、少し気温に慣れると極めて心地よい天気と気温でした。

 たまたま泊まったホテルからエッフェル塔まで歩いて行ける距離だったので、久しぶりというか、なんと40年ぶりにエッフェル塔に登ってしまいました。

 エッフェル塔を下から見上げると、100年も前にこんな建造物をよく作ったものだと感心する。一番下のエレベーターはなんと水力で動いている。斜めに登ると、最初の展望台に到着する。そこでは降りないで、そのままでいると、エレベーターは二層目の展望台に到着する。そこで、最上階の展望台のエレペーターに乗り換える。
 40年前に確かに登った記憶があるのだが、登ってみるとどの光景も見覚えがない。 
 年なのかなぁぁぁ(涙)

 最上階からパリの市内を眺める。当日は空気が澄んでいて、遥か遠くまで見渡せた。勿論、パリ市内は街外れまで全て見渡せた。

 ラ・セーヌ、、中州の先端には自由の女神が見える。この自由の女神の巨大版がアメリカにフランスから寄付されて、マンハッタンの先端に据えられ、アメリカのシンボルになったのだが、その原型がここにある。

 ご存知、凱旋門とシャンゼリゼ通り

 ルーブル美術館

 遥か彼方のモンマルトルの丘まで綺麗に見渡せた。
 こうやって高所から見ても、パリは本当に美しい街だ。

 余談だけど、パリほどシャンパンの似合う街はないと思う。
 パリのカフェで飲むシャンパンはまた格別の味がする。

TITLE:GDC NAGOYA OPENINGの写真ができました

 海外出張の為、ブログの更新を少しサボってました。
 失礼しました。
 無事に帰国したので、またいろいろ面白い話を書く予定です
 楽しみにしていて下さい
 今日はGDC NAGOYAのオープニングの写真が出来上がってたので、それを紹介します。
 立錐の余地もない程混雑していたオープニング・レセプション

 会場に入りきれなくて歩道まで溢れていたお客様です。

 参加された方は熊谷さんとの記念写真をいっぱい撮ってました。

 レセプション・パーティーの後、会場はクラブに移りました。

 
 異様に盛り上がっていたクラブでした

 クラブの片隅で友人たちと談笑する私です
 当日のファションは全てGDCとVENTURAです
 ブルーの帽子も当然GDCです。
 「GDC LOVER」と刺繍されたシャツが可愛いって、、勝手に思ってます。
 ジャケットは白に紺のパイピングされたもの、、このジャケットはかなり気に入って、殆ど着倒しました。
 

TITLE:GDC NAGOYAがオープンしました

 本日、GDC NAGOYAがオープンしました。
 

 オープン記念に作ったオリジナル カップケーキ

 オープンを記念して名古屋限定のGDC Tシャツです。背中には星マークが並んでいて、かなり可愛いと思う。
 オープンに先駆けて,昨晩はショップでのレセプション・バーティー
 沢山の方に来て頂き,大混雑でした。
 スペシャル・ゲストとして浅野忠信さんにも来て頂きました。
 

 レセプション・パーティーの後は、クラブを借り切っての「GDC NIGHT IN NAGOYA
 FPMのDJで会場の盛り上がりは凄かった。
 VIPルームで暫し浅野忠信さんと話したけど、もうすごい謙虚な方で,好感度抜群でした。
 イベントは朝の5時まで続いたようだったけど、私の場合はエネルギーが途中で切れてしまって、午前1時頃には退散しました。
 沢山の方に盛り上げて頂いて,感謝してます。

TITLE:GDCってどんな服??

 いよいよ3日後に迫ったGDC NAGOYAのオープンです。
 明後日の夜はオープニングのレセプション・パーティーをGDC NAGOYAの店舗で行います。フードは東京で話題の「クリスピードーナッツ」を当日の朝に焼き上げてもらい、新幹線でパーティー会場に運び込みます。東京ではこのドーナッツを買うのには1時間くらい並ばないと買えないという人気ドーナッツですが、このGDC NAGOYA のオープンの為に特別に焼いて貰いました。パーティーに参加される方は、名古屋では始めてこのドーナッツをご賞味戴けます、、しかも、、並ばないで・・
 このパーティーは残念ながらインビテーション・オンリーなのですが、このnabe forumをいつも読んで戴いているのを感謝して、先着でカップルで5名様を特別に招待する事にしました。もし参加したいと思われている方は、コメント欄に参加希望のコメントを下さい。追って、参加方法ほメールにてご連絡します。
 さて、、肝心の服ですが、、GDCと言っても、一部の服好きのマニアにはいまさら説明する必要がないのですが、知らない方の為に少し説明しますね。

 GDCのディレクションをしているのが、スタイリストで写真家の熊谷隆志さんである事は何度も説明している通りです。どんな写真を撮られるのかというのは、説明するよりもGDC NAGOYAの店内の奥の壁には彼の写真が壁一杯に貼付けてあるので、それを見て戴くのが一番いいかと思います。
 スタイリストとしては、以前は郷ひろみのスタイリストもやってみえたそうです。最近ではドラゴン・アッシュや浅野忠信のスタイリングも手がけてみえるそうです。
 何れにしても多才な方ですね。
 現在、店内には彼のスタイリングしたマネキンが並んでますので、興味のある方は明日までですが、ぜひ見て頂きたいと思います。
 GDCっていうと、裏原系というイメージなので、若い人しか着られないと思われがちですが、基本的に熊谷さんがラルフ・ローレンのファンである事でも分かるように、かなりトラッド寄りの服なので40代、50代の男性が着ても違和感がないばかりか、デパートで買うよりはかなりかっこ良く着れると思います。
 そこで、少し私なりに40代、50代の男性向けにGDCとその関連ブランドの服を使ってスタイリングしてみました。

 まずベーシックにツィードのジャケットとデニムの組み合わせです。ツィードは肘にレザーのパッチワークが入り、袖口にも同じレザーで縁取りがしてあります。インナーにはなるべくベーシックなTシャツを選んだことで、少しカジュアル感を強調しながら、落ち着いたイメージを持たせました。この組み合わせに、少し遊び心を演出する為にニットのストールを巻くと、これがアクセントになって、よりお洒落に見えます。

 もう少しカジュアルにスタイリングしてみました。黒のGDCのカーディガンに黒のタイ付きのシャツを組み合わせました。パンツはライト・ブラウンのウールパンツ。カジュアルなんたけど、このまま会社に行って仕事をしてもいいかもしれないという雰囲気もあり、着易い組み合わせだと思う。

 40代、50代には着るのには少し勇気のいる組み合わせかもしれないけど、思い切って着ちゃえばかなりお洒落に見えると思う。アーガイル柄のブルーのニットに革ジャン、パンツに黒のペロアを使うことで、着る事にあまり抵抗がないように考えた。また、思い切って黒の帽子を被って街を歩けば、、もう気分はボギーっていう感じかな??
 この組み合わせはそんなに体型を選ばないので、メタボなお父さんが一瞬にして伊達男に変身すること請け合いです。

 もっと若作りに挑戦したいと思っているお父さんの為のスタイリングです。オレンジのロゴ付きブルゾンに敢えて同色のフード付きのパーカーを合わせました。パンツはカーキ色のカラーデニム。ベルトにアクセントにグリーンのニットベルトを持ってきたことで、オレンジのトップとカーキのポトムとの橋渡しになっています。
 ちなみに、オレンジというのは若向きの色だと思われがちですが、40代、50代の男性が着るとかなり顔写りが奇麗に見えて、より若く見えるという色だと思ってます。

 価格はものによって違いますが、ジャケットで5万円前後、パンツで2万円前後、シャツでは1万7000円から、、ということなので、こういったちゃんとデザインされ、きちんと縫製されている服としては、かなりリーズナブルだと思ってます。
 8月30日、、ぜひお越し下さい。

TITLE:新潟に行ってきました

 GDC NAGOYAのオープン前でバタバタしている合間を縫って,新潟に行ってきました。
いつもは名古屋から飛行機で新潟に飛ぶのですが,前日に東京で予定があったので、始めて上越新幹線に乗っての新潟出張でした。列車は夏休み最後とあって、満席でした。

 トンネルを抜けるとそこは雪国だった、、そんな表現がぴったりする程、上越新幹線はトンネルまたトンネルで、そしてトンネルを抜けると長岡の今にも降り出しそうな低くて,黒い雲が出迎えてくれました。この長岡は豪雪地帯で、かなり昔にとんでもない豪雪にこの長岡が見回れた時、街が全て雪の下に埋まってしまったので、仕方なく「この下に長岡あり」という看板を立てたというそんな話を思い出しました。

 新潟に到着、とりあえず昼食をということになり、新潟の所長お薦めのラーメン屋さんに連れて行って貰いました。普段は行列が出来ているという話でしたが,少し時間が早いということもあって、外までの行列はなかったのですが、店内に入ると席を待つ人で溢れていました。

 待つ事15分くらいで席に案内して貰いました。ラーメンは豚骨醤油系なのだけど、ダシに魚が使ってあるとか、、かなりさっぱりしたラーメンでした。トップングに岩海苔があったのが珍しかったので注文したのですが、ラーメンに乗せると磯の香りが鼻孔に広がって、なんか新潟だなぁぁっていう感じかな・・

 新潟のショールームに到着、、正面には先日発売されたばかりのロックンロールが展示されていました。扉のタイプはメタリック・ファイバー。おかげさまで新潟でも好評のようです。この扉、実は構想としてはかなり以前からあったのですが、まだタイミングとしては早いのではないかという議論が随分あって、かなり長い間暖めていたデザインだったので、こうやって市場に受け入れられるとなんか嬉しいですね。

 仕事が終わって,少し時間があったので、新潟のGDCの販売店を視察に行きました。場所は新潟の中心部の三越の近くの路地を少し入ったところにありました。店はコンクリートの打ちっぱなしのモダンなビルの一、二階にあり、美しい店でした。雰囲気はGDC NAGOYAとはかなり違った印象でした。同じ服でも店の雰囲気によって、かなり違って見えるものだと思いました。服のデザイナーが店舗のインテリアまでトータルで考えるという人が多いのですが、やはりこういうことなんだと一つ勉強になった気がします。

 写真は店頭に飾ってあったGDCの新潟オリジナルTシャツ。

 GDCは今年で10周年を迎えます。その記念のナンバー・スタジャンが発売されます。全国で限定100着です。写真のスタジャンはナンバー01で、熊谷さん用という話です。実は私も予約しました。13というと西欧では不吉な数字ということになってますが、私の場合は何故かこの13という数字に縁があり、それもいい縁であることが多いので、私のラッキーナンバーでもあります。このスタジャンもその13番をお願いしてキープして貰いました。

 GDC NAGOYA では、現在プレオープンの受注会を始めています。今シーズンのGDC、VENTURAの全てのラインアップをGDC側の協力を得て展示してあります。この受注会はあまり宣伝はしてないのですが、昨日も沢山のGDCファンで賑わってました。
 29日の夜はいよいよオープニング・パーテイーで、その後クラブを借り切っての「GDC NIGHT」は深夜まで続きます。そして、30日はいよいよオープン、、アパレルは始めてなので少しドキドキしてます。

TITLE:アパレル・ショップを始めました

 新規事業でアパレル・ショップを始める事にしました。
 店の名前は「GDC NAGOYA

 名前の通り、スタイリストで写真家の熊谷隆志さんがディレクションする5つのブランドを一同に集めたショップです。
 扱いブランドは
    GDC
   VENTURA
   RAW FUDGE
   STEAM & THREAD
   QUICK SILVER

 いずれも10代から30代前半がメインターゲットの男性と女性のカジュアル・ウェアーです。
 場所は
    名古屋市中区栄 5-19-32 ラティアント矢場 101

名古屋市中区栄 5-19-32

 ショップの全体のデザインは熊谷隆志とTOYO KITCHEN STYLE のコラボレーションで、TOYO KITCHEN が現在扱っている部材や家具ゃ什器を使ってデザインされています。
 家庭のキッチン用で販売しているものですが、こうやって商業建築に使用してみても、かなり面白い空間が作り上げる事が出来ます。

 外観はベネチァン・ガラス・モザイク・タイルで浮き出た「GDC」のロゴ、ガラス・モザイク特有の微妙な色の組み合わせを見て頂けると嬉しいですね。照明は少しトレロな雰囲気の船舶用照明のカラーに少し工夫を凝らしました。サッシは錆の浮き出たスチール・サッシの筈なんだけど、まだ錆が十分に浮き出てはいないのが少し残念。

 中に入ると、床は外装に使用したベネツィアン・ガラス・モザイク・タイルステンレス・モザイク・タイルの組み合わせ。ステンレス・モザイク・タイルは正面の入り口のドアまで一直線に続いている。
 照明はメタリック・シャンデリアのKilala (キラーラ) 7個を直線的に天井から吊るしました。日本ではあまり馴染みが薄いメタリック・シャンデリアだけど、欧米の店舗にはもう既に広く使われているので、今後は日本でもかなり普及してくると思う。店舗だけではなく、このKilalaは価格的に見ても住宅のシャンデリアとしてもかなり使用されてると期待してます。写真はKilalaの大なんだけど、住宅ではもう少し小さいサイズでいいと思うので、価格はなんと 58,000円なので、気楽に使って貰えるといいなと思ってます。
 
 写真には写ってないけど、置いてあソファーはご存知クラシックな Black Mink。このBlack Mink、発売以来けっこう商業空間でも使用されてきている。福岡のお洒落なもつ鍋の店「やま中赤坂店」の入り口にはこのBlack Minkが二台も鎮座して迎えてくれます。お近くの方は一度見て貰えると面白いと思うのですが、ソファーだけで空気感ががらりと変わります。美容院のフェイティング・ソファーとしても使用されているのも見た事があります。これもソアァー一つでかなり印象的な空間になります。
 鏡はステンレス製のフレームを持つ「アーリア・ステンレス」。これもかなり印象的です
 OPEN は8月30日ですが、OPENに先駆けて熊谷隆志さんのスタイリングを実際に見て頂きながらの受注会を今日から28日まで開催してます。期間中は、今シーズンの扱い五ブランドの秋冬のコレクションを全て見て頂けます。
 ぜひ、一度ご来店下さい。

TITLE:雑誌「ミセス」に私のオフィスが登場です

 雑誌「ミセス」の今月号の「男の買い物、女の買い物」という特集に私のオフィスが登場してます。

 自分の好きなものに囲まれると居心地がいいので、オフィスも自分の好きなものに囲まれて仕事をしてます。写真のカメラ、、NikonFは私が学生時代に使っていたカメラで、今でも大切に置いてあります。このカメラ、KIRAKIRAの発表会の時に、南青山の展示セットの収納に収まってましたので、実物を見られた方もあると思いますが、特に特徴のあるものではないのですが、こういった思い出が詰まった物を身近に置くというのも、結構好きです。

 もう一枚の写真は,大切にしている本です。
 Bugattiという車の限定本で、かなり昔にミラノの限定本専門店で手に入れた物です。
 今はもう無くなってしまったのですが、ミラノの中心街のサンバビラの近くにあった本屋で、限定本しか扱わないという不思議な本屋さんでした。日本の本屋さんはベストセラー中心の扱いしかないので、あまり知的好奇心や知的な部分に刺激を受けるということは少ないのですが、欧米ではこういった趣味製の高い、極めて狭いマーケットに向けての本屋さんというのはかなり多いのです。
 「ミセス」の編集長と話しでは,東京でもこういった類いの本屋さんがボチボチ出始めてきていると聞きました。嬉しい話ですね。

 この本で面白いのは,単に古いBugattiのイラストや写真を掲載しているだけでなく、当時発行されたBugattiのカタログを綴じ込みでそのまま再現しているというのが、とても珍しい。
 写真は綴じ込みに入ってた発売当時のカタログの写真です

 掲載されている写真から・・
 左は Type 32 Tank
 右は Type 35B Sport
 美しさに思わず溜息が出そうです