TITLE:nabe collection 第2弾はメタリックの豚です

 第一回目の nabe collection はおかげさまで大好評で、迷彩ソファーのジュエル・ボックスは二日間で完売しました。
 ありがとうございました。
 その nabe collection の第二弾が本日午後5時より開始します。

 今回の商品はメタリック・ゴールドの豚の貯金箱です
 なかなかユーモラスで可愛くないですか?

 色は三色あって,左はメタリック・カッパー、、右はメタリック・ブロンズ、、

 販売は三色でワンセットになります。
 価格はセットで 3,800円 です。
 お求めは SHOP TOYO KITCHENnabe collection からお求め下さい。

 後ろ姿も、、なんか可愛い、、って思って仕入れました。

TITLE:野菜のマエストロ

 野菜のマエストロと言われている「銀座KANSEI」で開催された食事会に出席してきた。
 場所は銀座の西五番街に面したビルの三階にあるこじんまりとしたレストランだ。
 人気のレストランの特別な食事会ということで、参加者は33名で満席状態。主催者の話だと参加希望者が多くて、かなり無理をして席を作ったそうだ。専門家も多く参加する食事会なので、料理の服部先生やホテル・オークラの総料理長の顔も見える。

 最初の料理はちょっと不思議な料理で,天然鮎のムースに上賀茂の唐辛子にゆずのジュレが合わせてある。スプーンの上に乗ってるので、それを一口に食べる。鮎の苦みと唐辛子の青さとさわやかなゆずが舌の上で微妙に転がる。
 うまい

 二皿目は、冷たいトマトのスープにキャビアとリコッタ・チーズが添えてある一品。よくある組み合わせだけど、トマトが異様に甘くて、食欲をそそる。夏のディシュという感じでとても爽やか
 これも、、うまい

 蒸した岩牡蠣の上にシェリービネガー風味がつけてある加茂茄子がサイコロ状に刻んで乗せてある。岩牡蠣と茄子とは、、ちょっと意表をついた感じの料理だ。でも、、この2つの食材が妙に合っている。
 これもまた、、うまい

 スイカとフォアグラのテリーヌ。フォアグラはフルーツとかに合わせるのは良くあるのだが、スイカと合わせてあるのは始めてだ。写真では蓋になってるスイカを少しずらして写真を撮ったので、底に置いてあるフォアグラが見えているが、、、

皿が出てきた時には写真のように四角にスライスしスイカとしか見えないので、食べる始めると底からフォアグラが出てきて、ちょっとびっくりする。

 ワインもちょっと面白かった。日本人の女性で新井順子さんという方だそうだが、なんとブルゴーニュに自分の畑を持って,自分でワイン造りをしている。その彼女の畑で始めて出来たワインをKANSEIのシェフが購入して四年間寝かせたものだという話だ。ワインは勿論美味しかったのだけど、そんな女性がいることにちょっと感動した。

 銀座KANSEIのホームページは → ココ
 野菜中心なので、全体としてとても軽い感じで,食欲がなくなりがちな夏に向けてお薦めのレストランです。

TITLE:戒厳令下の大行列

 サミットが終わって、福田首相は当日の夜には政府専用機で帰られたようだけど、サミットには関係のない私はサミットの終了した翌日に帰途につきました。ですから、千歳空港で見た光景は実際には戒厳令が解けた後なのですが、「戒厳令下の云々」ってタイトルの方がちょっとショッキングなので敢えて付けてしまいました。

 札幌の最終日は、場外市場というところに札幌の海産物や農産品を安く売ってる店が並んでいるので、そこを視察に?に行ってきました。でも、、ここでもお客さんの多くが,妙に体格が良くて,角刈りや短髪の男の集団が闊歩していました。まさしく,昨日まで札幌市内の警護に当たる為に駆り出された警官がお土産を買いにきているんだと思いましたが、厳つい男性の集団が闊歩している光景は、やはりちょっと威圧感があります。
 写真は場外の店で見かけた巨大なタラバ蟹、、36,000円の値札が付いてた。この蟹もかなり威圧感があった。
 ちょうど昼時だったので、まずは腹ごしらえということになり、海鮮丼、いくら丼、うに丼と、、海鮮ものという選択肢もあったのですが、たまたま並んでいる店がラーメン屋さんだったので、どうも列に弱い私としてはその行列に並んでしまったのです。

 実は、このところ札幌でラーメンを食べても、なんかたまたまかも知れないけど,美味しいラーメンに遭遇した事もない。今回の札幌初日もJRの隣のビルの10階にあるラーメン街で「ラーメン大勝受賞」って看板書いてある店に入ったのだけど、ここが大外れで、もう二度と札幌でラーメンなんか食べるものかと固く心に誓ったのが二日前なので、、意志の弱さがこんな処で露呈してしまったという事になる。
 でも、このたまたま入ったラーメン屋さん、、写真のラーメン屋さんなのだけど、ここは久々の札幌での大ヒットだった。味噌ラーメン、、もともと味噌ラーメンはあまりいい思い出がないので殆ど注文しない私なのだけど、この日は胸騒ぎというか,予感が働いて,味噌ラーメンを注文してしまった。これがまさしく大ヒット、、
 余談だけど、私は何故か「美味しいもの」に対する第六感というか,嗅覚が鋭いような気がする。美味しいものに出会う時は,今回のように「胸騒ぎ」が起きるというのが自分でも不思議に思う。
 「つけ麺」を頼んでいる人も多く、たまたま横で「つけ麺」を食べてたので,少し貰って食べると、これもまたなかなかのものでした。札幌で場外にお買い物に行かれる方、ぜひ並んででもご賞味下さい。
 札幌の最終日、、これが遭遇した第一の行列
 札幌を後にして千歳空港に到着すると、さらに第二、第三の行列に遭遇した。北海道は観光地なので、そんな来られるところでもないので、行列してでも食べてみようと思う人が多いのだろうね。気持ちは良く分かる。
 千歳空港で最初に見た行列はLeTAOというチーズケーキの店。この店は以前は行列もなかったので食べた事はあるのだけど、なかなか美味しかった。でも今回は行列が出来てて驚いた。聞くと、どこかの番組で紳介が紹介したのがきっかけとなって、それがこの行列に繋がってるそうだ。
 余談だけどこのLeTAOという名前、店の所在地小樽をもじったものらしい。アルファベットを反対から読むと、、確かに「おたる」となる。

 三番目に見た行列はすざましかった。
 これは、いま話題の「花畑牧場」の生キャラメルの為の行列だった。なんか手作りなので生産個数が限定されてて、それがこの行列に繋がっているという話だったが、これも前述のLeTAOと同じようにテレビの影響なのではと思う。タレントの田中義剛さんが牧場主というこで、テレビでもかなり紹介されているのを私も見た事がある。
 この生キャラメル、、他の売店でも花畑牧場ではないのが並んでいたけど、ここは閑散としていた。やはり,コピー物ではなく、本物が欲しいということなんだろうな。
 日本人も食品では本物志向が強いのだけど、キッチンを含む工業製品となると、コピー物でも由とする人が多いのは不思議だ。先日も、ある設計事務所の先生が,当社が製品の詳細な寸法を公開してないので、それに対して苦言を呈された。どうしてそんな詳細なスペックが必要なのかと不思議に思ってよく聞いてみると、当社の製品をそのままオーダーキッチンメーカーに製作を依頼する時に困るという話に行き着いた。あまり堂々と言われるので、「それはコピーではないですか?」と反論する気にもならなかった。恐らく、その先生の中ではコピーに対しての罪悪感はまるでないのだろうと思った。

nabe collection がオープンします
 最後にまた余談になるけど、海外に買い付けに行ってて、、私自身が欲しいので少量買い付ける物がある。買い付け量が少ないので、オンライン・ショップで販売してもすぐに「SOLD OUT」になってしまうという危険性もあるし、といっても、大量に売れ残っても困ってしまう。まあ,私が好きだと思ったただけので恐らくは売れないとは思うけど・・そんな商品がここ二、三年の買い付けの中で少し増えてきた。いつまでも持ってても仕方がないので、、1台だけは私用に残しておくのだが、、残りは販売してみようと思った。
 そんなんで 当社のオンライン・ショップのなかに「nabe collection」というコーナーを設けて販売する事にした。オープンは明日の正午なのですが、ダミーで迷彩柄のジュエリーボックスが掲載してある。SOLD OUTになってますが、明日からはこのSOLD OUTが消えて購入出来るようになります。価格も個人的なコレクションを賛同して買って頂くという意味で,少し安めに設定してあります。
 是非,お買い求め下さい。

TITLE:戒厳令下のジンギスカン

 サミットで戒厳令下の札幌に行ってきました。
 サミットに合わせた訳ではないのですが、たまたま予定が重なってしまったので、行く前は少し憂鬱でした。案の定,中部国産空港では札幌行きの乗客だけは別の入り口で、ゲートを通る時は殆ど身ぐるみ剥がされる勢いでの検問でした。

 札幌市内は街中警官だらけで、、路もそこら中が検問状態で、長い渋滞で街中がほぼ麻痺状態なのでした。札幌駅の日航ホテルに宿泊したのですが、夜にすすき野までタクシーで30分もかかってしまった。通常は5分もあれば行けるのですから,渋滞がどれだけ凄かったか想像して頂けると思います。

 警官ばかりでなく,白バイも集団で走り回り、、時々、箱乗りをした私服警官を乗せた黒いパトカーが凄いスピードで走り去るのも見て、ちょっとしたドラマのワンシーンを見てるような気にもさせてくれました。

 その戒厳令下の札幌で、警官をかき分けながら,お目当てのすすき野のジンギスカンの店「サッポロ・ジンギスカン」に出かけたのです。札幌では海鮮料理や鮨を食べる観光客が多いと思いますが,私の場合は鮨よりも、ウニよりもジンギスカンというほど、自他ともに許すジンギスカン好きです。その私が一番に好きなのがこの「サッポロ・ジンギスカン」です。
 場所は,狸小路から少し南に行ったところで、喧噪のすすき野の中でもこの辺りだけが妙に閑散としているという、ちょっと妙な場所です。バラック建ての釣り道具家さんの2階というのはちょっと笑える

 赤い暖簾をかき分けると鉄骨で作られた階段が出現する。その階段を上って左に曲がるとそこが店内。ジンギスカンの臭いが食欲をそそる。この日は待っている人の列は店内だけで終わってたので、15分も待つと席につけたが、混んでる時だとこの階段の下まで行列ができている事がある。空腹でのジンギスカンの臭いは殆ど拷問に近い、、と、、思う。

 ここサッポロジンギスカンで出すマトンは冷凍物でも,パーシャル物てもなく、生を使うという札幌でも珍しい店だ。ここのもう一つの特徴は、写真で写ってるように、生肉の塊を食べる直前に親父さんが捌いてくれて、それをすぐ食べさせてくれる。そのせいか、肉にもマトン特有の臭いは殆どない。タレもあまり味は濃くないので、いくらでも食べられそうだ。

 ジンギスカン鍋で焼かれるお肉、、この日はなんと三人前半も食べてしまった。せっかくWii Fitで減量してきたのに、きっとこれで元の木阿弥、、3週間は時計の針を戻さないといけないのだろうな、、、という、、反省もしたけど、、全ては食事が終わってからなので、、まさに「ダイエットは明日から」という事になる。
 また名古屋に帰ったらWii Fit を頑張るさ!!

 ネオンが眩しい札幌の街です
追伸
 新製品「Rock`n`Roll」の発売の準備は着々と進んでいます。
 前回に書いたように、製品のテーマは「キッチンに住む」
 「そこにいる事が楽しい空間」をキッチンを中心につくり、そこに家族が,友人が集い、暮らす。そんなキッチンをプロデュース出来ればと思っています。
 新しい照明器具、新しい水栓金具も同時に発表されます。
 ご期待下さい。

TITLE:健康管理が大切なのですが、、Wii Fit の場合

 経営者というのは、やはり健康であるということが一番なのでは、、なんて思っていても、なかなか忙しさにかまけて,健康管理が疎かになるものです。
 この二、三年、なんか妙に忙しくなってきて、どうしても運動から遠ざかってしまっていたせいか、体重が少し増えてきたばかりか、体型も少し緩くなってきてしまった結果、好きなデニムも履く時にも「ウッ」とばかり気合いがいったりして、、
 これではいけないと自己反省して、近くのジムに入会はしたのですが、、、
 もっと手近に出来る事はないかということで流行の Wii Fit を購入しました。

 このゲームというか、健康ソフトは最初に似顔絵を作る事から始めるのですが、これにまずはまってしまいました。写真は試行錯誤の末に出来上がった私の似顔絵です。似てる,似てない可は別にして、この似顔絵も毎日見てると、なんか愛着が沸きだすのは不思議なものです。

 開始して本日で69日目となりました。
 出張なんかで出来ない日もありますが、出来るだけ毎日習慣になるように心がけて続けました。目標は特に減量におかなくて、健康で,体が少しでも締まるようになればいいなということで、減量に必要な食事の制限等は特に行いませんでした。好きな焼肉も、、多い時は週に2回も食べたりしてます。
 写真のグラフを見て貰っても分かると思いますが,体重は少し減り気味ですが,特に大きく減ったという事はありません。

 この Wii Fit は累計の運動時間が記録されるようになってて、累計の運動メーターが10時間を超えたところで、運動メーターがブロンズに変わります。
 本日,目出たく累計の運動時間が20時間を超えました。
 写真の運動メーターはなんとシルバーに変わりました。
 このまま続けると,恐らく30時間を超えたところで運動メーターがゴールドに変わるのではないかと楽しみにしています。推測ですが、40時間でプラチナ、、50時間でダイヤモンドを散りばめた運動メーターに変わるのではないかと,密かに期待しています。
 体重はそんなに大きな変化はないのですが、体は確実に引き締まってきたような気がします。きつくなっていたデニムもかなり楽に入るようになってきました。ちょっと似合わなくなっていたT-シャツも、なんか様になってきたような気がします??
 この Wii Fit もうひとつ面白い数値が見れるのが,「バランス年齢」というもので、年を取ると体のバランスが少しずつ悪くなってきて、これが健康に悪い影響を与えるというもので、最初に計ったら、、なんと 72歳 という年齢が出て、これはかなり自分なりに衝撃的ではありました。最近では 40歳代前半の数値がでるようになって、、これを見てまたまた自己満足の世界に浸っております。
 Wii Fit はともかくとして、皆さんも健康には注意して暑い夏を乗り切っていきましょう。

 そうそう、、仕事の話になりますが、今月の末、、7月26日からCOREの新シリーズ「Rock`n`Roll」(ロックかロール)の発表会が全国の主なショールームで開催されます。新商品のCOREもこの「Rock`n`Roll」の発売で全てのシリーズが出揃います。
 「キッチンに住む」という衝撃的なテーマで登場したCORE、、今回の発売でさらにその全貌が明らかになります。
 ご期待下さい。

TITLE:なんともセレブなワイン会

 私の友人でかなり強烈なワイン・コレクターがいる。
 収集したワインは500本近いそうだ。
 その友人のワインの同好の士が主催するワイン会があって、たまたま欠員があったそうで、誘われて京都まで出かけて行った。

 場所は京都嵐山の有名な料亭「吉兆」というから、場所からしてかなり期待をしてもいいかなという感じて張り切って名古屋を出た。
 京都駅からタクシーで30分、生憎の雨だったが嵐山に着いた時は上がっていた。

 まず、前菜は川船に乗りながら戴くという、なんとも風流な趣向からワイン会は始まった。
 雨上がりの新緑が目に痛い。
 前菜を戴きながら、船の上で小半時の談笑
 いかにも贅沢な時間だと思った。

 船を上がって,「吉兆」の広間に通された。
 窓越しに見るお庭の新緑が一幅の絵を見るようで清々しい。

 お料理も美味しかったけど、やはりワイン会なのでハイライトはワイン。
 一度は飲んでみたいと思ってた「アンリジャイエ ニュイサンジョルジュ 1985 」と「
ルパン、1993 」が出るというので楽しみにしていた。
 写真はご存知「ルパン」。実は空瓶のルパンは見た事があるのだが、中身の入っているのを見たのが実は始めてだったのでちょっと感激して、写真をパチリ。
 神の作り手と言われた「アンリジャイエ」は瓶を見るのも始めてだった。このワインは凄かった。同席していた方の中にはこのアンリジャイエを飲んだ時に涙をうっすらと浮かべてたのが印象的だった。私はさすがに涙は浮かばなかったけど、なんと表現したらいいのだろうと言葉に詰まってしまった。感激のあまり写真を撮るのさえ忘れてしまった。
 

 お料理の方はさすが「吉兆」と思われる美味しさだったけど、特に印象に残ったのは最後に出た「牛蒡のリゾット鰻添」だった。

 雨模様の日曜日、この友人のおかげてとても贅沢でゆっくりとした時間を過ごさせて貰った。

TITLE:世界一高価なチョコレートとか、今日から新製品「CORE」の展示が・・

 今日から新製品 CORE の展示が南青山、名古屋、大阪、福岡の各ショールームで始まります。 ということで、今日は東京です。 発表会は10時かららしいので、もう少ししたら出かけます。
 CORE は TOYO KITCHEN STYLE として、これからの日本のキッチンのディファクト・スタンダードを目指して開発された商品で、TOYO KITCHEN ファンの方はもとより、キッチン・ビジネスに携わっている方、これからキッチンの購入を考えている方には是非ご覧戴きたい商品です。
 製品コンセプトは    「キッチンに住む」
 デザイン・コンセプトは 「天空の城ラピュタ」

 キッチンに住むとは?? 何??
 浮遊するキッチンとは何?
 キッチンのどこに「飛行石」があるのか??
 詳しくは HP でご覧ください
 ということで、昨晩は南青山のショールームの展示を確認してから、あまり徘徊したことがない 東京ミッドタウンを詳しく徘徊してきました。
 もう知ってる方も多いと思うのですが、(私は知らなかった) とんでもなく高価なチョコレートを発見

 

 場所は東京ミッドタウンのガレリアの1階の中央あたりにあります。

 写真のチョコレートはステンレスのギフト容器に入ったもので、
 価格は、なんと 19,500円、、
 思わず価格表示を見直してしまいました。

 写真はトリフ・チョコレート
 価格は8個入りで 14,000円
 なんと、、この商品は SOLD OUT になっていた。
 こんな高価なチョコレートのマーケットがあるんだっていうこと、、ちょっとした目から鱗状態でした。

 日本の市場も遅ればせながら多様化の時代に向かって突き進んでいるいま、この多様化の時代には、今まで日本の企業が取ってきたマーケッティングの手法が、少しずつ時代遅れになってくるんだという思いが強くなってくる。

TITLE:GDC原宿店がOPENとか、PRADAの妖精とか・・

 今シーズンのPRADAのモチーフの「妖精」が、なんとPRADA表参道店の外壁の全面に描かれていた。
 かなりの迫力なので、一見の価値はあると思う・・ 
 ということで、今日は東京、南青山を歩いていたら、こんな巨大な「妖精」を発見して、なんか凄く得した気分になっている nabe です。

 先週末、GDCの原宿店がオープンしました。
 題して G GDC
 表参道からキャッツ・ストリートに入り、HHstyleを横目に見て進み、ポール・スミスの先に新店舗はオープン。
 内装は勿論、熊谷隆志
 そのオープニング・パーティーに出かけていきました。


貝印の100周年記念パーティーが終わってから駆けつけたので、少し遅れての参加でした。
 会場に入ると、もうパーティーは既に佳境に入っていて、もう大混雑で大騒ぎ。
 店舗の中は、もう喧騒の渦
 熊谷さんも上機嫌でパーティー参加者の一人、一人に挨拶

 正面の壁はフレスコ風に描かれている。
 面白いのは、その描かれた壁の一部に本当の扉があり、そこがトイレになっている。
 一種の騙し絵ですね。

 店内に使われている古い照明器具
 目黒通りで熊谷さんが発見したそうだ。
 天井の塗装もなんかいい風合い、、熊谷さんに「天井の塗装は何ですか?」って聞いたら、
 熊谷さん曰く   「手で塗った」

 内装も使われている照明、什器も興味深い。
 全体のインテリア・コーディネートも一つ間違えばバラバラになってしまう、一昔前の言葉だと「ださく」なってしまうという、微妙な一線でバランスを取っている感じが危うくて、それがインテリアに何とも言えない妖しい魅力を与えている。

TITLE:木造4階建ての温泉宿 環翆楼

 木造4階建てという不思議な温泉宿が箱根の塔ノ沢にある。
 築100年というから、かなりのレトロ感だし、今では木造で4階建てという建築は許可されないそうだ。そいいう意味からでも、建築としてはかなり興味深い。

 宿に入った瞬間に100年前にタイムスリップしたかのような錯覚にさえ陥ってしまう。
 この宿、実は私の20年来の友人がやってる旅館で、時々全国に散らばった友人が一同に集まって、旧交を暖めたりする場でもある。この友人とは、若い頃に青年会議所という組織に入っていて、その頃に知り合い、以降なんやかんやで交遊が続いている。
 そんな由緒ある旅館の親父なので、どことく雅な顔立ちで、それと、子供の頃から温泉で生まれ育ったというだけあって、なんか顔がいつも艶々としているような気がして、さすが塔ノ沢の湯は肌にいいという看板を背負っている、、、ていう感じかな!

 玄関を入ると、右手に飾られている大きな古色蒼然とした金庫。

 格子の窓越しにお庭を見ながら、部屋へと案内される。

 畳敷きの渡り廊下
 建具は全て昔のままの木製。

 木製の床の渡り廊下
 建具に入ってるガラスは全て「手吹きの板ガラス」
 像は微妙に歪むが、ガラスの透明度は素晴しい。
 こんなガラスが割れないで今まで残っているというのは驚異だと思った。
 ヨーロッパにはまだ「手吹きの板ガラス」を製作している工房は残っているという話は聞いたけど、日本でもまだ残っているのかどうかは聞き漏らした。

 旅館の4階にある国宝級の大広間。
 襖絵はかなり修復が必要なように見受けたけど、予算的にも一旅館で修復費用を負担するのはかなり厳しいと、、親父は言ってた。さもありなんと思った。でも、この70畳の大広間、かなりの迫力で、一見の価値はあると思う。

 大広間の天井
 欅の一枚板で覆われている。一見曲げ木に見える天井側面の桟も、良く見ると曲げ木ではなく、一枚の木を刳り貫いて加工してあるように見えた。
 昔のものは、一点一点に職人の手が入っていて、それが何か暖かみみたいなものとして伝わってくるような気がした。

 環翆楼の玄関で旅館の親父と記念撮影。
 宿の下足番にシャッターを押してもらったら、なんとピントがオオボケだったので写真は縮小しました。
 一泊しただけだけど、、なんか肌が艶々になったような気がしたけど、、 な、、わけないな。
 箱根塔ノ沢の「環翆楼」、今風のカップル向けの温泉宿ではないけど、、お近くにおいでの節で、木造建築に興味がある方、レトロな雰囲気がお好きな方、ぜひ一度お出かけ下さい。

TITLE:長期滞在型というホテル

 ここ「nabe forum」を始めてからそろそろ1年半になろうとしている。
 そんな長い間やってるという実感はない。あっという間の1年半だった。
 でも、長らくやっていることで、、定期的に見て頂いている方も随分と増えてきて、嬉しい限りです。
 アクセス数が増えるに従って、最近 「nabe forum 」絡みの取材も少しずつ依頼されるようになってきました。もともと、キッチンやインテリア関係の取材は多いのですが、ブログ関係の取材というのは、かなり毛色が変わってる感じがして、なんかエクサイティングな気持ちになる。

 
 東京六本木のミッド・タウンオークウッド・プレミアという長期滞在型のホテル・アパートメントが出来て話題を呼んでいるそうだ。ホテルのように短期の滞在ではなく、アパートのように何年も住む訳ではない。基本的な契約はマンスリーベースだということだ。
 このアパートメント・ホテルの体験取材の話が入ってきた。宿泊体験をして、その内容をブログに書いて欲しいという依頼だ。このホテルはもともと泊まってみたかったので、二つ返事で快諾した。
 ブログだけではなく、雑誌「エスクワイヤー」に掲載されるそうで、取材する側と、取材される側と、一度に両方の立場を経験出来るというのも面白そうだった。
 オークウッド・グループはアメリカが本社で、日本でも既に何軒かオープンさせて稼働しているが、今回は「プレミア」という名前が付いているだけあって、その中でも最高級のランクに位置するのだそうだ。
 価格も、月額ベースで70万円程度からで、一泊に換算すると2万円強になるので、そんなに飛び抜けて高い訳ではない。もっとも3ベッド・ルームという大型の部屋もあり、ここだと月額200万以上するらしい。

 オークウッド・プレミアの入り口はミッドタウンの北端にあり、ここまで来るとちょっと人通りも途絶えるので、いい意味でのプライベート感と、高級感がある。
 入り口はロックされていて、一般の人は入れない。入り口の横にはキーロックがあり、マンションのように住民はキーをかざすと入れるようだ。ちょっと秘密めかして、なかなかいい。入り口付近でウロウロしていると、オークウッド・プレミアの広報を担当している結城さんが迎えにきてくれた。

 
 入り口を入ると、大きな盛り花に迎えられて、雰囲気は高級ホテルそのもので、マンションやアパートという雰囲気は微塵もない。マネージャーや支配人に紹介をして貰って、少し会話を交わしてから部屋に案内された。

 エレベーターで5階に上がると、そこは空中庭園、、目の前にはミッド・タウンの高層ビルがそびえ立っている。

 案内された部屋は二部屋続きのワンベード・ルームで、ここも雰囲気は完全にホテル。静かだし、部屋も広いので、極めて快適。窓の外にはウッド・デッキのベランダまで付いている。
 ホテルと違うのは、キッチンと洗濯乾燥機が部屋に付いていることだ。
 極めて快適なのだが、案内された部屋にはシャワーしかなく、風呂はツーベッド・ルームかららしい。でも、シャワーも最近流行のレイン・シャワーで、シャワー室に置いてあるスツールに座って、打たせ湯のようにシャワーを浴びると、とてもリラックス出来る。シャワーを使いながら、これでいいのではと思ってしまった。でも、シャワーしかないというのは、さすがアメリカのホテルだと思った。
 ベッドも快適で、空調も適温。まるでホテル、、、ある意味ではホテルより快適かもしれない。

 翌日は早朝から雑誌「エスクワイアー」の取材とインタビュー。
 左の写真はビジネス・センターでの撮影。全てのディスクワークがここで済むので、ストレスがなくていいかもしれない。
 右の写真は、部屋でインタビューを受けてる私です。インタビューをしているのはライターの澤田さん、ブログに写真出すよ、、つて言ったら、なんか緊張するなぁぁって言ってた。
 長期滞在型のアパートメント・ホテル、日本ではまだ馴染みがないというせいもあると思うけど、お客の半分以上は外国人だそうだ。事実、朝食を食べていても、日本人はチラホラで、殆どが外国人。日本にいる気がしない。
 でも、こういった形態のホテル、非常に合理的だと思うので、これから日本でもかなり普及するのではないとか思った。