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オーナーズボイス Vol.31 プロフリークライマー野口啓代様邸

プロフリークライマー 野口啓代さんの“整える暮らし”と 「iNOキルト」

今回うかがったのは、東京2020オリンピック・スポーツクライミング女子複合で銅メダルを獲得し、現在はプロフリークライマーとして活動を続ける野口啓代さんのお住まい。
現役のプロフリークライマーであるご主人・楢﨑智亜さん、2歳のお嬢様と暮らすご自宅は、キッチンを中心とした安息の空間です。
家づくりに込めた想いをうかがいました。

プロフリークライマー 野口啓代さんの“整える暮らし”と 「iNOキルト」

存在感のある光に迎えられる、安息の住まい


自然豊かな住宅地に建つ野口啓代さんのご自宅。
玄関を開けると、吹き抜け空間に浮かぶ「モーイ」の照明「ランダムライト2」が、白く澄んだ光の球体となって、訪れる人を出迎えます。
「夜になると、光がとてもきれいで。外からこの照明の明かりを見ると、ああ、家に帰ってきたなと思います」

家づくりの計画がスタートしたのは、東京2020オリンピックよりも前。
現役引退後の結婚が決まっていたことから、生活の基盤を整える準備として、ご実家近くに家を建てることを決めたといいます。
「場所は地元一択でした。実家に併設しているトレーニング施設にも近いですから」
短時間でも集中して練習できる環境がすぐそばにあるという利点を生かし、自宅は完全にリラックスのための空間にしたと話します。
「そのため、家には一切トレーニング器具を置いていません。
自宅で英気を養って、練習に向かうというスタイルがとても気に入っています」

家族の暮らしを大切にしたいという野口さんの想いは、照明やキッチンなどの空間づくりにあらわれています。

家の中心に設えたのは、トーヨーキッチンスタイルの「iNOキルト」。
幾何学模様の扉面が光を映し、家族の時間に上質な輝きを添えています。

唯一無二の輝きに、ひと目で心を掴まれて


家づくりの初期、工務店の紹介でトーヨーキッチンスタイルの東京ショールームを訪れた野口さん。
そこで目を奪われたのが、キルティングのような立体模様を施したステンレスのキッチン「iNOキルト」でした。

「ショールームに入った瞬間、最初に『iNOキルト』に目がいって。
シャンデリアの光を受けてキラキラ輝いているように見えて『なんてきれいなんだろう』と思いました」
ダイヤ模様を浮かび上がらせた鏡面仕上げのステンレスは、硬質でありながら、やわらかさと個性を感じさせます。
「もともとインテリアを見るのが好きで、ずっと生活感のない空間に憧れていました。
ですから、無機質で個性的なこのキッチンは、ほかと比べようがないくらいダントツで気に入りましたね」

ご主人の楢崎智亜さんも料理づくりがお好きなため、キッチンは二人で使いやすいレイアウトを重視したといいます。
「一緒に作業しても動きやすいように、コンロとシンクが分かれた二列配置にしました」

そして、二列のキッチンを、ともに「キルト」パターンで統一。
高さは野口さんの体格に合わせて95cmとし、ダイニングと段差なくつながるフルフラット設計に。
「最初はデザインの印象が強かったのですが、ショールームで機能面の説明を受けて、家事のストレスを軽減する工夫が随所に施されていることを知り、ますます惹かれました」

見た目と使いやすさの両立が、採用の決め手になったと話します。

毎日のキッチンワークを快適にする工夫の数々


「iNOキルト」には、美しさだけでなく、日々の調理を支える高い機能性が備わっています。
なかでも、使い手の立場に立った工夫が感じられるのが、シンクとコンロまわりの仕様。
「シンクには左右両側に水栓があって、一方はホース式。
隅々まで水が届くので掃除がしやすいですし、大きなフライパンやまな板も楽に洗えます」

また、シンク内で調理が完結するトーヨーキッチンスタイルの「パラレロシンク」は、標準装備のマルチプレートとまな板を縦横にスライドさせて使える独自の設計。
調理と洗い物を同時に進められ、複数人での作業にも適しています。
「離乳食をつくっていた時期は、私が子どものご飯を用意して、主人が私たちの料理を担当してくれて助かりました。
ほかにも、キッチンをはさんで両側から手分けして洗い物ができるなど、使い勝手のよさを実感しています」

加熱機器には、「ガゲナウ」のIHと専用グリル台を採用。
火加減の細かい調整に満足していると話します。
「主人は肉料理が得意なので、グリルはほぼ毎日使っています。
スイッチ(コントロールノブ)が取り外せるなど掃除もしやすくて、これにして正解でした」

収納面についても、「吊り戸棚をあえてつけずに開放感を優先しましたが、深い引き出し収納だけで十分。
引き出しを開けると自動でライトが点くので中が見やすく、出し入れしやすいのも気に入っています」と話します。

キッチンから始まる、整う暮らし


野口さんにとって、キッチンは家の中心であり、住まいの中でもっとも居心地のよい場所だといいます。
「朝ごはんをつくって、洗い物をして、またお昼の準備をして……。
気がつくとずっとキッチンやダイニングテーブルで過ごしています。
ここが私のお気に入りの定位置ですね」

家族や仲間が自然に集まるのも、そんな場所だからこそ。
「娘がテレビを見ながら遊んでいたり、祖父母やクライミング仲間が集まって食事をしたり。
みんなが気兼ねなく過ごせる場所になっています」

そんなキッチンでは、野口さんの料理が家族の健康を支えています。
「コロナ禍、少し時間ができたときに、分子栄養学の料理を習い始めて。
学んだことを日々の食事にも取り入れるようにしています」
なかでも毎日愛飲するのが、コールドプレス製法の野菜ジュースだそう。
「夫は野菜が苦手で、以前はトレーニングの疲労で体調を崩しやすかったので、サプリに頼らず、食事から自然に栄養を摂る工夫を重ねる中で、これに行き着きました。
コールドプレスジュースは飲みやすくておいしいので、今では家族みんなの習慣になっています」

キッチンという空間で過ごす時間も、料理を通じた健康管理も、野口さんにとっては“整える暮らし”の大切な一部。
「iNOキルト」は、そんな野口さんご一家のすこやかな日常に、寄り添い続けています。

左:家族の一員・サイベリアンのライくんもキッチンがお気に入り。
右:スロージューサーやフードプロセッサーなど、毎日活躍するキッチン家電が整然と並ぶ。

キッチンそばの洗面所にはフィリップ・スタルクが手がけたマスターズチェアが。

[採用アイテム]
キッチン
iNOキルト
サイズ:W424/D90/H95cm(シンク側)、W454/D65/H95cm(加熱側)
シンク:パラレロシンク(キルト仕上げ)
取手:ローレット35
ワークトップ:エンブレムトップ キルト
加熱機器:GAGGENAU
食洗機:GAGGENAU
水栓:トールボーイ(ホース付、ホースなし)
レンジフード:フラット

インテリア
照明:クランカーLED120、ランダムライト2(moooi)
スツール:モンスターバースツールロー(moooi)
チェア:マスターズチェア(Kartell)

[プロフィール]
野口啓代様
ワールドカップ通算21勝、年間総合優勝4度獲得、東京五輪では銅メダルを獲得し、現役を引退。現在はプロフリークライマーとして活動中。最近は「娘と一緒にお花屋さんで選んだ苗を植えて、母娘で水やりするのが楽しくて」と、南国風の庭づくりを楽しむ。

(photo:Kentaro Isibashi / text:Shihoko Tomibe)

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