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オーナーズボイス Vol.32 大阪府髙田様邸

古き美とモダンが調和する、家族の物語がはじまる住まい

結婚を機に、ご実家の敷地に佇む築年不詳の蔵を、住まいとして再生させた髙田様ご夫妻。
重厚な土壁と漆喰に包まれた空間には、トーヨーキッチンスタイルの「iNO Q-LAND」を中心に、和とモダンが響き合う静謐な世界が広がります。

古き美とモダンが調和する、家族の物語がはじまる住まい

蔵を改装した、異世界のような空間


入口を開けると、そこはやわらかな間接照明に彩られた別世界――。

分厚い土壁と漆喰でつくられた空間には、外部の騒音を一切忘れさせる、落ち着いた空気に満ちています。
ここは、今年から結婚生活をスタートした髙田様ご夫妻の住まい。
ご実家の敷地に建つ蔵を改装し、新しい暮らしの舞台へと生まれ変わりました。

「もともとは2階建てでしたが、天井を取り払ってワンフロアにし、さらに天窓を設けたことで、想像以上に広がりと明るさが生まれました」と話すご主人。
一方で、歳月を感じさせる太い梁や柱、窓に設置された鉄製の格子など、蔵としての面影は、あえてそのまま残すことに。
奥様いわく、「古い建具はそれだけで魅力的なので、せっかくなら和と洋の両方を感じられる空間にしようと思いました」。

そうした想いのもと、“洋的な象徴”として選ばれたのが、トーヨーキッチンスタイルの「iNO Q-LAND」です。
正方形のフォルムが際立つソリッドなキッチンは、彫刻のような立体感を放ち、ひときわ印象的。
重厚な和とモダンなデザインが響き合い、この家ならではの空間が生まれています。

出会いから惹かれた、ゼロ動線のキッチン


「こんなキッチンがあるんだ」
家づくりを始めた当初、ご主人が思わず足を止めたのは、トーヨーキッチンスタイルの大阪ショールームでのこと。
目の前にあったのは、立体的なフォルムを備えた「iNO Q-LAND」でした。
「正方形のかたちがとても新鮮で、キッチンで食事ができるのもいいなと思いました。
これなら蔵の趣を生かしつつ、空間をより広く感じさせてくれそうだと思って」とご主人。

奥様もまた、その存在感に強く惹かれたといいます。
「こんなにキラキラしたキッチンは、なかなかありません。
それなら、いっそのこと空間の中心に大胆に配置すると、映えていいんじゃないかと思いましたね」

「ペニンシュラタイプにするのか、それともダイニングと切り離すのか。
それまでパソコンでキッチンの配置やデザインについて考えを巡らせていたご夫妻は、「iNO Q-LAND」を前に、一気に気持ちが決まったと話します。

また、ショールームのスタイリストから、調理から後片付けまでの動線設計を効率化したトーヨーキッチンスタイル独自の「ゼロ動線」・シンクの中で調理が完結する「パラレロシンク」についての説明を聞き、さらに魅力を感じたという奥様。
「シンクにまな板を渡してそこで調理ができたり、IHの真下にガゲナウの食洗機が入れられたり、本当に便利。
これなら本当にゼロ動線だと思いました」

見た目の印象とともに、構造や間取りなど全体のバランスを重視するご主人と、日常的な使いやすさを重視する奥様。
そのいずれの観点からも「iNO Q-LAND」は合格点だったのです。

なかでも奥様は、「脚部が広く空いていて(エアフロー)、ロボット掃除機がスムーズに入るところなど、いいところを挙げ出すとキリがありません。
よく考えられたキッチンなので、使うのが楽しいし、自然にお料理したくなりますね」と微笑みます。

インテリアに映る、暮らしの哲学


キッチンを決めた後、ご夫妻はショールームでいくつかのインテリアも選びました。
大きな面積を占めるソファは白にして空間を広々と見せ、キッチンのカウンターに合わせるスツールは引き締め効果のある黒をセレクト。
照明は最後まで悩んだ末に、ムラーノガラスの繊細なオーナメントが美しい「ジョガーリ35SP」を選びました。
ご主人いわく「この照明を見て、ひと目で気に入りました」。
対して奥様は、「私は吊るしたときのイメージがつかなくて、最初は少し反対でした」と振り返ります。
「部屋に圧迫感が出たらいやだなというのと、将来、子どもが触ってガラスが割れたりしたら危ないと気になって……」

けれど、心配は無用だったと話します。
「設置してみたら、とてもいい雰囲気で、今ではすっかり気に入っています。
小さい子どもの手が届かない高さにしたので安全ですし、何より梁の存在感とよく合いますから」

奥様の言葉どおり、歳月を経て飴色に変化した梁の力強さと、華やかさと抜け感を併せ持つガラスの照明は、互いを美しく引き立て合っています。

吹き抜けの高天井から照明を吊るし、梁とのバランスを考えて高さを決めた。

360度回転可能なゼロ動線水栓と、ホース付きのトールボーイ。2つの水栓が、調理効率をさらに高める。

料理を楽しむ日々、その先に


そしてもうひとつ。
蔵の面影を残した広々としたLDKにスタイリッシュな存在感を添えているのが、壁掛け式ガスストーブ「フレイム」です。
「ショールームで見かけて、ガスならしっかり暖かいですし、床置きではないので部屋が手狭に見えないのも惹かれた点です」とご主人。
奥様も「私も、物が増えるのがあまり好きではないので、すっきりした印象が気に入っています」と頷きます。

今、新居で暮らし始めて3か月。
改めてキッチンの感想をうかがうと、こんな言葉が返ってきました。
「料理をする気持ちが自然と高まりました。
実は、今年に入って妊娠がわかり、この家に移ってからはつわりがひどいときもありましたが、
このキッチンに立つと、不思議と“料理をしよう”という気持ちになるんです。
もともとつくることは好きでしたが、最近はつくりたい料理の幅が広がっているんですよ」


ご友人とオンラインで話しているときも「キッチンがおしゃれね」と褒められることが多く、料理の写真を撮るときにも映えるのだとか。
「それだけでも気持ちが前向きになりますし、モチベーションが上がります」
そう話す奥様の隣で、ご主人も「少しずつお腹が大きくなる時期ですが、キッチンに立つ妻がけっこう楽しそうなので、よかったなと思います」とにっこり。

日々の暮らしの中で、料理を楽しむ奥様の姿をやさしく見守るご主人。
そのまなざしには、やがて生まれてくる小さな家族と過ごす、あたたかな未来が重なっているようです。

[採用アイテム]
ゼロ動線キッチン
iNO Q-LAND メタリックダイヤモンドシルバー
サイズ:W185/D180cm
シンク:パラレロシンク
取手:VFB
ワークトップ:チタン研磨仕上げ
加熱機器:ガゲナウ
食洗機:ガゲナウ
水栓:ゼロ動線水栓、トールボーイ(ホース付)
レンジフード:ユーフォー

インテリア
照明:ジョガーリ35SP
ソファ:ルナムソファオルセット(Kartell)
スツール:オンダスツール、マスターズスツール65(Kartell)
壁掛け暖炉:フレイム

[プロフィール]
髙田様
新しい命の誕生を年末に控えた奥様。「子どもが生まれたら物が増えるだろうと思いますが、できるだけLDKはすっきりさせたいですね。自分の気持ちと物の量はリンクしますから」と笑います。愛犬のミーナちゃんと。

(photo:Kentaro Isibashi / text:Shihoko Tomibe)

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