搬入経路は確保できていますか？

CARO2は通常のシステムキッチン同様に組み立て式ですが、ワークトップやシンクユニットなど大きなパーツが含まれています。搬入口や搬入口から設置場所までの経路に充分なスペースが確保できているか、確認しましょう。

設置予定場所について、以下のチェックポイントを確認！

• 横幅（間口寸法）

  キッチンが設置できるかスペースを確認しましょう。キッチンの設置には、キッチンの寸法ぴったりではなくクリアランス（施工上のゆとり幅）が必要です。

  

• 床の水平

  床が水平に仕上がっているか確認しましょう。CARO2は、Air Flow （エアフロー）構造を採用しているため、多少の床の起伏は調整が可能ですが、設置の安定感や水の流れなどにも影響しますので、床面は水平かどうかご確認ください。

  

• 壁の垂直

  壁が垂直に仕上がっているか確認しましょう。壁が垂直でない場合には、壁とキッチンの間に隙間ができるなど正しくキッチンの設置ができません。

  

• コーナーの直角度

  設置する場所に角がある場合は、90度の直角に仕上がっているか確認しましょう。
  コーナーが直角でない場合には、壁とキッチンの間に隙間ができるなど正しくキッチンの設置ができません。

  

• 窓枠や建具の位置と寸法

  壁面が寸法通りに仕上がっていても、窓枠やドアの建具、廻り縁などの関係で仕上がり寸法が異なってくる場合がありますので、事前に確認しておきましょう。

  

• 取り付け下地の位置及び寸法

  ユニットの固定には壁や床にしっかりと固定できる下地が必要です。横幅やレイアウトによって異なりますので、施工説明書にてご確認ください。

• 床や壁の仕上がり

  CARO2はユニットを脚で支えるAir Flow（エアフロー）構造を採用しています。
  壁や床は設置後も露出しますので、床材や壁材などで仕上げておく必要があります。

図面通りに設備工事が事前にできているか、以下のチェックポイントを確認！

• 必要な給水、給湯、排水、ガス、電気の位置と
  接続方法

  キッチンには様々な設備が伴います。給水、給湯、排水、ガス、電気などの必要な設備はキッチン設置前に事前に所定の位置に準備しておく必要があります。

• ガスの種類、電圧

  加熱機器にガスを選んだ場合は、「ガス種」の指定が必要です。プロパンガスの場合は「LPG」、都市ガスの場合は地域によって供給されているガス種が異なりますので、事前に確認しておく必要があります。また、IHヒーターを選んだ場合は、200Vの電圧の配線が必要です。

• レンジフード用の開口位置と寸法

  レンジフードは直径150mmのダクトを経由して外部に排気するシロッコファン方式を採用しています。必要位置にダクトを準備しておく必要があります。

• 加熱機器の安全を確保するための
  設置位置・距離

  各地域の火災予防条例に準拠したレンジフードのコンロの設置場所と、可燃物の離隔寸法をご確認ください。

お受け取りはどこで？

キッチンの納品は車上渡しになります。お受け取りには複数名の荷受人員が必要です。大きな荷物になるので、荷物が置いておける場所を確保しましょう。また、設置場所までの搬入や梱包材の引き取りは行いませんのでご注意ください。

施工の手配はできていますか？

システムキッチンを使えるようにするためには、施工業者による組立施工の必要があります。
当社取付施工オプションをご購入頂くか、最寄りの施工業者等にご相談ください。
施工業者をご手配の上、同封の施工説明書(こちらからもダウンロードいただけます)の手順にしたがって施工を行ってください。

現場配管との接続部品はセットに含まれておりません。