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オーナーズボイスVol.17 H様邸

天然石を用いたグレートーンのキッチンは、この家一番のお気に入り

名古屋市内の閑静な住宅地に、今年2月からお住まいのH様。
その住まいは1階が車庫、2~3階が住居という構成で、個室中心の3階に対して2階はモダンでスタイリッシュな大空間LDKとなっています。
キッチンに選ばれたのは、天然石を側面全体に使った「iNO ストーンナチュラル」。
高い機能性と唯一無二の存在感を併せ持つキッチンの魅力について、奥さまにうかがいました。

天然石を用いたグレートーンのキッチンは、この家一番のお気に入り

ホテルライクな空間を目指して出会った「iNO」に魅了されて


グレイッシュホワイトの壁面と石目調フロアの大空間に、悠然と配置されたキッチンが目を惹くH様邸。
広い空間全体をグレートーンでコーディネートしたLDKは、まるで海外のデザイナーズホテルのような印象です。
それもそのはず、もともとインテリアへの関心が高い奥さまが新居をつくるにあたってイメージしたのは、ホテルライクな住空間。
「私はグレーカラーが好きなので、住まいの中心となるLDKは自分の好きな色を使ってまとめたいと思い、インスタで海外のデザイナーズホテルの写真を見て、イメージを膨らませていきました」

その中で、キッチンはアイランドスタイルにしようと決め、気になるキッチンメーカーを絞ってショールームを訪ねることに。
「実は、最初は別のメーカーにするつもりでした。
でも、はじめて訪ねたトーヨーキッチンスタイルのショールームで『iNO』を見て、ほかにはない独創的なデザインと存在感に魅了されてしまいました」

そこで今度はプランナーとともにショールームを再訪し、「iNO」のデザインやサイズなどを決めていったと話します。

身長の高い奥さまに合わせて、キッチンの高さは95㎝に設定。ハンドルはVFBをセレクト。

流氷を思わせるワークトップの「アイス」は「ストーンナチュラル」と好相性。

忙しい朝の時間も大きくて深さのある立体シンクが大活躍


「ショールーム内にはいろんなキッチンがありましたが、すでに自分の頭の中で“好きなキッチン”がシミュレートできていたので、あまり迷わずに決めることができました」と話す奥さま。
ご主人からの一任を受け、奥さまが選んだのは、特殊な技術で本物の天然石を扉のデザインに取り入れた「ストーンナチュラル」。
天然石ゆえに、世の中に二つとしてない模様や色合いを楽しむことができる重厚感のあるキッチンです。

「ストーンナチュラルがグレーカラーなのも、私の感覚にフィットしました。
このキッチンに合わせてハンドルはシルバーテイストの『VFB』とし、シンクは大きさが十分あって、中で調理もできる『3Dシンク』を選びました」
名前のとおり、シンク内が3層構造になっている「3Dシンク」は、複数の専用プレートを使用して、シンクの中で野菜を洗う、食材を切る、盛りつけるといった加熱調理以外の作業ができ、キッチンでの“ゼロ動線”を叶えます。
「大きなシンクにすると作業スペースが狭くなりがちですが、このキッチンはシンクの中に置ける作業台がついているので問題なし。
シンクを有効活用して、忙しい朝も手早く食事の支度ができます」

キッチンのカウンタースペースのそばにIHを配置。その下には食洗機をビルトイン。

作業場?いいえ、これはラグジュアリーなインテリア


家の中でもっとも気に入っている場所は「忖度なしでキッチンです」と話す奥さま。
日々使用する中で、天然石ならではの質感に癒されることも多いといいます。
「ニットの服を着てキッチンに立っていて、ふとした拍子に服が天然石の扉に触れたときの、ちょっと擦れるような音が好きなんです。
このキッチンは単なる作業場ではなく、インテリアそのもの。
重厚感のあるキッチンに脚がついて、ちょっと床から浮き上がっているように見えるところもすごくお洒落だと思っています」

トーヨーキッチンスタイルで「エアフロー」と呼ばれるこの脚は、華奢に見えて、実はキッチン全体を支えるベースフレームにしっかりと固定されているため、細くてもタフな強度を備えています。
また、脚があることでキッチン下部に湿気がたまることがなく、掃除も簡単にできるのも大きな魅力。
「それは実感します。うちでは以前からロボット掃除機を使っていますが、このキッチンなら、どこにも干渉せずに脚の下をくぐってくれるのでおおいに助かっています」

本物ならではの高級感を備えた「iNO ストーンナチュラル」は、ご主人お気に入りの「モーイ」のペンダントライトとの相性も抜群です。

キッチン全体を支える脚「エアフロー」。宙に浮くかのような浮遊感でインテリアとも調和しやすく、ロボット掃除機も通り抜け可能。

収納棚とカウンターも「ストーンナチュラル」で統一して


最後に収納について。
ホテルライクな空間づくりをする上で、大切なのが収納スペースの取り方です。
また、生活感のあるものをすっきりと隠し、なおかつその状態を楽にキープするには、収納のキャパシティだけではなく、出し入れのしやすさもポイントとなります。
H様邸では、キッチンの背面に跳ね上げ式の扉がついた間口150cmの大型サイズの吊り戸を、目線の高さに設置。
吊り戸の下のカウンターとともに、デザインをキッチン同様「ストーンナチュラル」にして、統一感のある空間づくりを行っています。

「キッチンにも大きな引き出し式の収納があり、さらに背面に吊り戸棚とカウンターがあるので、収納スペースは十分。
それに、どの収納も軽い力で開閉できるので使いやすいですね。
今は、料理道具はキッチンの引き出しに、食器類は背面下のカウンターに仕舞い、吊り戸棚にはお弁当箱や水筒などを入れています。
家族4人分のものを収納してもかなり余裕があるので、子どもたちが大きくなってモノが増えても安心です」

新居に移ってからは、休日を家で過ごすことが増えたという奥さま。
「特に、キッチンに立つ時間が増えました。
こんなに素敵なキッチンができたので、何かつくらなきゃという錯覚に陥って(笑)。
小さい子どもが二人いて日に三度食事をつくる毎日ですが、このキッチンのおかげで、お料理をするのが以前より楽しいし、ここに立つとワクワクするんです」

[採用アイテム]
キッチン
iNO
サイズ:
W274/D105/H95cm(キッチン) 
W244/D65/H95cm(カウンター)
扉:ストーンナチュラル
シンク: 3Dシンク
ハンドル:VFB
ワークトップ:エンブレムトップ アイス
水栓:トールボーイ
レンジフード: UFO(フード1200)
加熱機器(IH):日立
食洗機:ガゲナウ
収納:ウィングチップ

インテリア
照明:ティンカリング140(moooi)

[プロフィール]
長男・凛くん(右/5歳)と、現在インターナショナルプリスクールに通う長女・柚ちゃん(2歳)は、いつも仲よし。回遊できる新居のキッチンは、二人のお気に入りの遊び場でもあります。「アイランドのまわりをいつまでも走り回っているんですよ(笑)」と奥さま。

(photo:Kentaro Isibashi / text:Shihoko Tomibe)

これまでの「オーナーズボイス」はこちら。

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