アイランドキッチンとステンレスの相性は？メリット・デメリット解説

オシャレなデザインと機能性を兼ね備えたアイランドキッチン。アイランドキッチンを取り入れる際、重要なのが素材選びです。中でもステンレスは、優秀な素材として高い人気をほこります。

本記事では、アイランドキッチンの素材にステンレスを導入する事のメリットやデメリット、オシャレに導入するためのポイントを解説します。実際の事例も紹介しますので、素材選びにお悩みの方はぜひ参考にしてください。

アイランドキッチンは、キッチン周りのどこも壁に付いていない島（＝アイランド）のような形をしたキッチンです。人気の理由は、複数人で調理できる機能性や、キッチンをインテリアの一部として演出できるデザインでしょう。

トーヨーキッチンスタイルでも様々なアイランドキッチンを提供しています。お客様のニーズに合わせて、デザインや機能などをご提案することも可能です。
トーヨーキッチンスタイルのアイランドキッチンについては、下記のページをご覧ください。

アイランドキッチンとは

ここからは、アイランドキッチンにステンレスを導入する事のメリットについて解説していきます。見た目を彩るデザイン性や、使いやすい機能性についても紹介します。

清潔感のあるおしゃれなキッチンにできる

ステンレスは、シンプルでスタイリッシュな印象はもちろん、清潔感の中に丈夫さと高級感のあるキッチンにしてくれるでしょう。

また、木や大理石のような素材のキッチンは、温かみのあるイメージを持たせてくれます。一方、ステンレスを採用することでシャープなイメージに仕上げることができます。メーカーによって表面加工のバリエーションも豊富なので、自分に合ったアクセントを付けることができるでしょう。

シンプルなデザインであるため、キッチンの周辺のインテリアにも馴染みやすい点も特徴です。食器や調理器具などたっぷりと収納する場合でも、すっきりと見せてくれます。機能性だけでなく、見た目も楽しめるのでキッチンに生活感を出したくないといった方におすすめです。

▼ステンレスキッチンの実例についてくわしくは下記をご覧ください。
理想の空間を叶える！最新ステンレスキッチン実例10選

汚れがつきにくく、掃除が楽になる

調理をすると、どうしても油汚れや匂いが出てしまうもの。その点、ステンレスは表面がツルツルしており、汚れが染み込みにくいため、料理を行うキッチンの素材として適しています。

少しの汚れであれば、中性洗剤で簡単に落とすことができます。それでも汚れが残ってしまう場合は、メラミンスポンジやクレンザーを使用して汚れを落としましょう。ステンレスはつなぎ目が無いため、溝に汚れが溜まる心配もありません。

また、ステンレスはにおいも付きにくくカビも発生しにくい素材です。においが定着しにくいので、簡単にお手入れすることでいつでも新品のように使用することができます。

キッチンは食品を扱う場所なので、常に清潔を保つ事が大切です。忙しい方や掃除の簡単さを重視する方には特におすすめです。

耐久性・耐熱性が高い

アイランドキッチンのトラブルとして挙げられるのは、熱や衝撃による変形や故障です。
ステンレスは衝撃に強い素材なので、調理器具や食器を強く置いても割れる心配がありません。他の素材と比較しても、摩擦や湿気にも強いのが特徴です。

また、耐熱性も魅力です。熱い鍋やフライパンを置くときもひびが入ることもありません。一般家庭のみならずプロの厨房にも導入されていることが多くあります。

強度も高く、耐熱性も備わっているステンレスは、劣化が少なく長く使用しても綺麗な状態を保てます。故障の心配も少なくなるので、メンテナンスの費用も抑えることができるので、経済的です。

価格をリーズナブルに抑えられる

キッチンを買い替えるとき、気になるのが価格。より使いやすくてオシャレなキッチンにしたいけど、価格はそんなにかけたくないと考える方も多いと思います。

ステンレスは他の素材と比べて、比較的求めやすい価格で導入できます。ステンレスは広く流通しているため、大量に生産されています。そのため、市場的に価格が低い傾向にあるのです。

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メリットばかりと考えられているステンレスにも、注意点があることも理解しておきましょう。長く使用するためにも、デメリットを理解しておくことが大切です。

傷がついてしまうと目立ちやすい

耐久性が高いステンレスも、硬い物をぶつけてしまうと傷がついてしまいます。ステンレスは一度大きな傷がついてしまうと、修理が難しい素材です。また、傷だけではなく、表面が凹んでしまうことも考えられます。傷や凹みを直すためには業者による修理が必要になるので、注意しましょう。

傷が気になる方には、表面加工されたタイプがおすすめです。エンボス加工やバイブレーション加工が施されているステンレスは、傷を目立たなくしてくれます。また、毎日の掃除の際も目の粗いスポンジや、硬いたわしで擦ることは極量控えるようにしましょう。

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サビもおしゃれさを損なう原因に

ステンレスは基本的にサビにくい素材です。しかし他の金属からサビが移ってしまう「もらいサビ」が起こってしまう可能性があります。調理器具やスプレー缶、缶詰等は長時間ステンレスに触れることでサビが移ってしまうことも。最初は小さなサビでも、時間の経過によって広がってしまう恐れがあります。

サビは、市販のサビ落としやクレンザーで擦って落とす方法がありますが、力が必要です。しかし強く擦ることで傷ができてしまう心配もあります。

サビ対策として、金属製の物を置きっぱなしにしないようにしましょう。サビを防止するコーティング剤を塗ることも効果的です。また、サビを見つけたら放置せずにすぐに対処するようにしましょう。

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年々光沢がなくなっていく

ステンレスは金属製であるため、年月と共に新品のような光沢感は失われてしまいます。特にキッチンでは、水や塩を使用するため劣化が早いのです。最初は美しい光沢感が魅力的なステンレスですが、気が付いたら白い水垢ができてしまうこともあります。

水垢は、カビや汚れとは異なって人体には無害ですが放置しておくと落ちづらくなってしまうことと、見た目の美しさを損なってしまいます。

対処法として、水滴が残らないようにこまめに拭くようにしましょう。水垢ができてしまった場合でも早いうちであれば、メラミンスポンジで優しく擦るだけで落とすことができます。普段から、洗い物や調理をした後は水滴を残さないようにシンクを拭く習慣をつけるようにしましょう。

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今回紹介させていただく事例は、すべてトーヨーキッチンスタイルのキッチンです。中でも特に人気の高いアイランドキッチンをご紹介します。ご自宅に導入する際の参考にしてみてください。

▼実例・施工事例はこちらからご覧いただけます

実例・施工事例一覧

採用モデル：iNO

部屋の雰囲気にもぴったりな存在感のあるキッチン

キルト模様のワークトップ・扉がラグジュアリーでゴージャスな空間を引き立てています。

床や壁のSICISのベネツィアンモザイクがキッチンを引き立てており、アンティーク調の家具と見事に馴染んでいます。

シンクにはシンクの中で調理が完結する「パラレロシンク」を採用。
「洗う」「切る」「盛付け」の調理作業がシンクの中で完結する画期的な新発想です。
キッチン全体をステンレスにすることでシャープな見た目のみならず、強度の強さや衛生的な機能面も兼ね備えています。

愛媛県 K様邸

採用モデル：iNO

アイス柄のステンレスで重厚感のあるキッチン

G様邸はハッと目を引くアイス柄が印象的です。ワークトップと扉、レンジフードをアイス柄で統一しており、重厚感あるデザインに。ステンレスのシンプルさの中にも近代的なイメージを持たせてくれます。

レンジフードには超大型ワイドフードを導入し、部屋全体の換気を隅なく行ってくれるでしょう。天板にもステンレスを採用することで傷や汚れに強く美しさを保ってくれます。キッチンには脚が付いているので、下部に湿気が溜まりにくく掃除が簡単にできます。

愛知県 G様邸

採用モデル：iNO

扉にブラックステンレスを採用し、引き締まった印象のキッチン

M様邸はブラックステンレスの扉がスタイリッシュさを演出してくれます。高級感だけでなく、スッキリと見えるデザインが印象的です。シルバーのステンレスと漆黒のコントラストがシックな空間を演出してくれます。

ステンレス特有の反射率が少なくなるので、通常のステンレスとは一味違った雰囲気を作り出します。ハンドルレスのキッチンであるため、ブラックステンレスの扉がより一層部屋全体をスマートな空間にしてくれます。

東京都 M様邸

加工を施したり、組み合わせで違った顔を見せてくれるステンレス。ぜひ自分に合った取り入れ方の参考にしてください。

表面加工で高級感のある印象に

無機質でシンプルなイメージを持たせるステンレスですが、表面加工することで個性を生み出すことができます。光沢感のあるステンレスの素材を前面に出している場合は、よりスタイリッシュな雰囲気に。

一方、あえて光沢感や艶を無くすヘアラインと呼ばれる仕上げにすると、高級感が生まれます。光沢のあるステンレスよりも金属感が生まれるため、上品な空間を実現してくれるでしょう。

また、バイブレーション仕上げにすると、波上の細かい模様を施してくれます。研磨模様をステンレスの表面に付けることで、キッチン全体に落ち着いた雰囲気を与えてくれます。最初から模様が入っていることで、小さな傷や汚れが目立ちにくいのも嬉しいポイントです。

棚や背面収納までステンレスでまとめると統一感が出る

木や大理石など他の素材との相性も良いステンレスですが、キッチンだけでなく家具もステンレス素材でまとめると統一感が生まれます。レンジフードや冷蔵庫にもステンレスを採用することで、よりスタイリッシュな雰囲気を表現してくれます。

ステンレスはシンプルさから、おしゃれに取り入れることが難しそうと感じる方もいるでしょう。そのクールさから都会的なイメージを持たせてくれるのがステンレス。キッチンのテイストを統一することで、洗練された佇まいを実現できます。

キッチンや部屋全体のテイストを意識しながら、棚や収納、冷蔵庫といった家具を選択するのもおしゃれな理想の住まいに近づく一歩となるでしょう。

部屋の雰囲気を崩したくない場合はワークトップだけでも

スタイリッシュな雰囲気のステンレスですが、キッチンをオールステンレスにすることで部屋の雰囲気と調和するか不安といったお悩みを持っている方もいるでしょう。アイランドキッチンの場合、キッチンがインテリアの一部となるため部屋全体との調和が大切です。

そんな方におすすめなのがワークトップのみステンレス素材を導入することです。ワークトップはステンレスを取り入れ、扉や収納部分は木製素材を導入することで、近代的な印象の中にも木の温かさや柔らかさを実現できます。

シンプルな素材ながら、清潔感や美しさが魅力なのでステンレス素材を取り入れることで空間の雰囲気を崩さず、洗練された印象にしてくれます。

▼トーヨーキッチンのワークトップをチェック
ワークトップの詳細はこちら

使いやすく、気に入ったデザインのキッチンにするには素材選びが重要です。素材一つでキッチンだけでなく、部屋全体の雰囲気が異なってきます。調理がしやすく、掃除がしやすいステンレスを導入する際には、素材の特徴をしっかりと把握することが必要です。

実際にショールームに行くと実際にステンレス製のキッチンに触れたり、質感を目で確かめることができイメージを掴みやすくなります。取り入れ方に不安がある方や、疑問がある方はぜひショールームを活用しプロに相談してみましょう。

全国ショールーム一覧

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