オーナーズボイスVol.30 軽井沢・中原様邸

都市部から軽井沢へと住まいを移し、自然豊かな環境で4人のお子様を育てる中原様ご一家。
家族6人の暮らしの中心にあるのは、トーヨーキッチンスタイルのゼロ動線キッチン。
見渡せる開放感と機能美に満ちたキッチンが、日々の営みに新しい風を吹き込んでいます。

ショールームで出会った“ゼロ動線”の衝撃

新居づくりで、ご夫妻が特に重視したのが「動線」でした。
その理想をかたちにできるキッチンを求めてショールームを巡る中、出会ったのがトーヨーキッチンスタイルです。
「ショールームで“ゼロ動線”という言葉を聞いたとき、“あ、これだ”と思いました。
キッチンでの無駄な動きをなくすには、やっぱり動線が重要ですから」と奥様。
理想としていたキッチン像にぴたりと重なる考え方と出会えたこと、そしてその機能的な設計と美しいデザインの両立が、決め手になったといいます。

なかでもご夫妻の心を掴んだのが、トーヨーキッチンスタイル独自の「パラレロシンク」。
幅91cm、奥行き91cmという最大サイズを選択したことで、調理の流れが格段にスムーズになったと実感しているそうです。
「シンクの上に専用のマルチプレートやまな板を置き、それらを自由にスライドさせて、野菜を切ったり、盛り付けたり。
大きなシンクがそのまま調理スペースになるので、複数の食材を切り分けて、置いておけるのが本当に便利です」と奥様。
ご主人も、「このシンクは、僕も立っていて楽しいんです。隅々まで考え抜かれている感じが、すごくいいんですよね」とお気に入りのご様子。

面材に選んだのは、2024年の新色「iNOブルーミスト」。
「落ち着いた色味で、以前の家から使っているブルーのソファとも相性が良さそうだと思って」とご主人。
直感に従って選んだキッチンは、暮らしの中心にふさわしい存在感を放っています。

“私だけの空間”がくれる心のゆとり

ご夫妻がトーヨーキッチンスタイルのショールームを訪れた際、キッチンと同じくらい心惹かれたのが「ドレスコア」でした。
ベッドルーム、バスルーム、クローゼットの機能を集約し、身だしなみを整える時間をひとつの美しい空間で過ごせる新発想のドレッサーです。
「ショールームではじめて見たとき、“これ、すごくかわいい！”と2人で盛り上がったんです。
それからは、ほかを見る気がしませんでした」と奥様は笑顔で振り返ります。
少し大胆すぎるかな？ との不安もあったものの、実際に使ってみると、気持ちがふっと上向くような不思議な力があるといいます。
「少し気分が沈みがちな日でも、子どもたちを送り出した後にドレスコアのある部屋で鏡の前に座ると、自然と前向きな気持ちになります。
まるでアートの中に身を置いているような感覚ですね」

家族の洗面スペースは別にあり、ドレスコアのある部屋は主に奥様がメイクやドレスアップをする際に使う“特別な場所”。
お気に入りの洋服やアクセサリーもそこに並び、気持ちの切り替えにも一役買っています。
二人のお嬢様が時折遊びに来て、将来この空間を共有する日を思い描くのも楽しみのひとつなのだそう。

実はこの“奥様のための場所”は、ご主人のやさしい提案から生まれたものでした。
「子どもと過ごす時間が多い妻に、自分だけの落ち着く空間があればと思って」
ご主人の言葉を受け、「そう言ってもらえたときは、うれしかったですね」と奥様は微笑みます。

キッチンをまんなかに、暮らしの風景が変わっていく

完成したキッチンでの日々は、まだ2カ月ほど。
けれどすでに、ご家族の中心にはキッチンがしっかりと根を下ろしています。
「以前の家に比べて、調理中に動く距離がぐっと減りました。
大きなお鍋に水を入れるのもその場で済み、お皿もすぐそばに準備できて楽ですね」と奥様。
採用したパラレロ910は、使い勝手の面でも期待以上。
同時調理がしやすく、子どもと大人で別の献立を用意する日にも重宝するそうです。
そしてご主人も「お昼にラーメンやカクテルをつくったり。このキッチンだと自然と手を動かしたくなるんですよ」と笑います。

そんなご夫妻が、軽井沢で育んでいるのは、暮らしの新しいかたちです。
ご主人は地域の消防団に入り、奥様はピラティス講師の資格を取得。お子様とともに乗馬にも挑戦したのだそう。
「軽井沢は、都会と時間の流れが違う気がして。
以前より心に余裕があるからこそ、自然と“学びたい”という気持ちが湧いてくるのでしょうね」と奥様。

そんな“学び心”を受け止め、家族の営みを支えているのが、日々をともにするキッチン。

中原様ご一家の一日は、今日もこの場所から始まります。