近年、LDKの主役として存在感を放つフルフラットのアイランドキッチンが住まいの定番になりつつあります。家族やゲストとのコミュニケーションを生む開放感は、多くの人に支持されています。
そんなキッチンカウンターを最大限に活用するために欠かせないのが「キッチンスツール」。
キッチンを調理だけでなく、食事や作業、くつろぎの場としても機能させるには、ハイスツールの存在が重要です。
とはいえ、単に“座れればよい”というわけではありません。キッチンに合った適切な「座面の高さ」を選ぶことで、長時間でも疲れにくく、快適に過ごせる居場所が生まれます。また、座面の奥行きや形状、張地の素材やデザインによっても、適した用途や使用感は大きく異なるため、自分たちの暮らし方にぴったり合う一脚を選ぶことが何より大切です。
この記事では、トーヨーキッチンスタイルが世界中から厳選したおすすめハイスツール12選を、用途別・選び方のポイントとともに詳しくご紹介します。これからスツール選びを始める方にも、買い替えを検討中の方にも役立つ内容です。
おしゃれな椅子を選んだはずなのに、いざ座ってみるとなんだか落ち着かない――そんな経験はありませんか?
キッチンカウンターを快適に使いこなすためには、見た目以上に「スツールの高さ(シートハイ)」と「座面の形状」が重要なポイントになります。
たとえば、一般的に多く流通している「ハイスツール」は、バーカウンターに合わせて設計されたものが多く、シートハイが75cm前後と高めです。
一方、日本の住宅で多く採用されているフルフラットのアイランドキッチンでは、その高さが合わず、せっかくのカウンターが“座りにくい場所”になってしまうこともしばしば。
そこで必要なのが、キッチンに最適な高さに設計された「キッチン専用スツール(シートハイ60〜66cm)」。この高さなら、食事や作業も自然な姿勢で行いやすく、長時間でも快適に過ごすことができます。
さらに、スツールの「座面の形状」や「奥行き」によっても、座ったときに感じる高さは変わってきます。
(写真左) 奥行きが深めで身体をしっかりと支えるタイプのスツールは、座る位置が後ろ寄りになるため、膝が少し持ち上がり、スツールの高さを感じやすくなる傾向があります。
(写真右) 一方で、座面が浅めのスツールは、膝が下がるような姿勢になることが多く、同じ高さでも“低く感じる”場合があります。
このように、数値だけでは判断できないのがスツール選びの難しさ。
だからこそ、最終的には実際に座って体感することが、失敗しないスツール選びの最大のコツです。
このあとご紹介するスツールは、全国のトーヨーキッチンスタイルショールームで展示・体感が可能。ぜひ、あなたのライフスタイルにぴったりの一脚を、実際に試して選んでみてください。
座面と背もたれに施したリズミカルなステッチ(タフティング加工)は、体をやさしく包み込みます。背もたれの角度は、長く快適に座れるように、ややゆったりめに作られています。肩甲骨を支えるのに充分な高さとボリュームがあるので、全身をしっかりとサポートすることで、体圧分散により、長時間の快適な座り心地を提供します。
イタリア製のレザーを贅沢に採用したブラックレザーとベルベット2色を用意。エレガントで起伏に富んだ立体感は見る角度によって変わる表情を楽しめます。
キッチンの高さにジャストフィットするバリエーションを用意しているのも、アイランドキッチンを得意とするトーヨーキッチンスタイルのオリジナル商品だからこその魅力です。
花びらに包み込まれるような座り心地で、心地良いリラックスした時間を楽しめるキッチンスツール。シンプルで流れるような曲線美と、直線的な脚部が、彫刻のような優雅さをもたらします。
弾力性のある背もたれが背中をしっかりとサポートし、長時間の快適な座り心地を提供。
さらに、ガラス繊維複合樹脂を使用した座面は、耐久性に優れており、汚れやすい環境下でも安心してお使いいただけます。
ファブリックやレザーなど、多彩な張地のオプションを選べるため、空間のスタイルに合わせたカスタマイズが可能です。
程よい高さの背もたれと、スツール全体をクッションで覆うことにより、長時間のくつろぎを実現したキッチンスツール。5万回の摩擦テストにも耐えるほど丈夫で、燃え難い先端素材を使用(合成皮革)。見た目のラグジュアリーさだけではない、経年使用に耐えるデザインです。
ニューヨークスツールは、シンプルで洗練されたデザインが特徴のアイランドキッチン用のバースツール。どの方向からでもフレキシブルに使えるため、好きな時に好きな向きに座ることができます。反発性の高い硬質ウレタンを採用しているため、長時間座っても快適な座り心地を提供します。
余分な装飾を削ぎ落としたスクエアな形状で、様々なインテリアに相性の良いデザインです。
本体フレームのステンレス部分は継ぎ目のない一体構造で、美しくお手入れも簡単です。
スクエアな形状は、使わない時やお掃除の際にカウンター下に収まりやすく、省スペースでも使いやすいのも魅力。
キッチンの高さに合わせて、シートハイ66cmと61cmを用意しています。
どんなインテリアにも溶け込む、ニュースタンダードと呼べるデザインです。飽きのこないシンプルなデザインは、長く時間を共に過ごすのに最適です。
座面が回転するスィーベル構造で、着座や立ち上がりがスムーズにできます。輪状のフットレストと合わせて、どの方向に座っても快適です。
どの方向からでも座れる手軽さと、場所を取らないコンパクトさが魅力のキッチンスツール。
巨匠フィリップ・スタルクとA.I.(人工知能)とのコラボレーションにより生まれたエーアイファミリーの一員です。構造を保つために必要最低限の原材料を使用量しており、実用性と、環境への配慮を両方とも実現するために人工知能が導き出した答えです。
片手で持てるほどの軽さ――わずか1.7kgの超軽量スツール。
カーボンをエポキシ樹脂で固める構造により、驚くほど軽いのに高い耐久性を実現しています。
使いたい場所へすぐに動かせ、キッチン下の掃除の際にもストレスなし。
さらに、オプションの専用パッドを合わせれば、快適な座り心地もプラスできます。
ユニークな曲線を描く座面と、細身のスチール脚が印象的なデザインスツール。
座面にはしなやかさと強度をあわせ持つ、特殊なプラスチック素材を採用しており、見た目以上にクッション性のある快適な座り心地を叶えます。
低めに設計された背もたれが腰をやさしく支えつつ、空間に圧迫感を与えないバランスの取れた佇まいも魅力です。
巨匠フィリップ・スタルクと人工知能のコラボレーションによって誕生した、すべてがちょうど良いキッチンスツール。
広く緩やかに窪んだシート、大きめの背もたれは体重を背中全体で支え、肘掛けは「あるといいな」と思う場所にしっかり配置。欲しいものが欲しいところに欲しいだけある、座り心地の最適解と言えます。
肘掛けがあることで長時間の使用も快適でありながら、程よいサイズのため立ち上がる際に妨げになりません。
さらに、アウトドアでも使える耐久性の高い素材を採用しているため、キッチン周りでもお手入れが簡単で長く快適にお使いいただけます。
不朽の名作チェア3脚のアウトラインが重なり合い、彫刻のような美しさと包み込まれるような滑らかな座り心地を実現した、名作「マスターズチェア」のスツールタイプ。
視線がすっと抜ける軽やかなデザインは、複数脚を並べても空間に圧迫感を与えず、インテリアに調和します。
さらに、耐候性に優れた素材は水洗いも可能。お手入れがしやすく、キッチンまわりでも活躍する実用性の高い一脚です。
二重螺旋を思わせるネットのような新しい複層構造は、プラスティックでありながら身体をつつみこむように優しく受け止めます。
通気性も抜群によく、季節を問わず快適にお過ごしいただけるキッチンスツールです。
すっきりとしたシルエットの中に、高い快適性と堅牢性を備えたキッチンスツール。背もたれから脚部へと流れるようにつながる美しいラインは、デザインと構造が一体となった機能美を体現しています。
座面には弾力性のあるポリウレタンを採用し、身体のラインに沿うように設計された形状はクッションなしでもしっかりと体を受け止めてくれます。脚部も細身ながらも安定感は抜群です。
汚れに強く、お手入れがしやすい素材は、毎日使うキッチンまわりにぴったりです。
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