オーナーズボイスVol.35 神奈川県佐藤様邸

心を奪われた瞬間、キッチンが家を決めた

愛犬との伸びやかな暮らしを求めて引っ越しを考え始めたという奥様。
希望したのは、ご主人の通勤のしやすさと、日々の暮らしにも便利な立地。
そして、結婚して家を出たお嬢様二人のご家族が集まれるゆとり、でした。
「4台分の駐⾞場と、愛⽝が⾛り回れる庭、主人が癒される壁泉の音、そして3家族全員で⾷事や交流を楽しめる広くて使いやすいLDKがほしいと思っていました」と奥様。

ご主⼈からの⼀任を受け、奥様が⼟地探しを始めたのは、昨年の5⽉。
約1か⽉で条件を満たす⼟地に出会い、「住んでいたマンションも順調に売却出来ました」と振り返ります。

場所が決まると、次はいよいよ建物づくり。
複数の住宅展示場を訪ねる中で奥様が強く心を奪われたのが、横浜・町田にあるセキスイハイムの展示場にあったトーヨーキッチンスタイルのハイエンドモデル「iNO」でした。
「モデルハウスに⼊って、一番先に⽬に飛び込んで来たのが豪華で素敵なキッチン。
そのまま、すーっと引き寄せられた感じでしたね」と微笑む奥様。
ステンレス天板の存在感やインテリア性の⾼さに圧倒され、「ここのメーカーさんで建てたら、こんな素敵なキッチンで色々な料理を作れる」と想像が⼀気に膨らんだと話す奥様。
暮らしの中⼼に置きたい“理想のキッチン”との出会いが、新居作りの⽅向性を決定づけた瞬間でした。

「iNO」も「マイアミ」も、脚もとが家具のように立ち上がるエアフロー構造を採用。掃除がしやすく、清潔感も保ちやすい。

使うほどに実感する、心地よさの連鎖

暮らし始めてみると、「iNO」は想像以上の快適さを発揮しました。
普段の食事はキッチンと一体になったカウンターテーブルで完結し、「洗う、刻む、調理する、盛り付ける、食べる、片付ける、仕舞うという一連の作業が流れるように繋がるんです。
ゼロではないけれど、動線は限りなくコンパクトで便利ですね」と奥様。

深くて広いパラレロシンクは食材の一時置きにも調理にも使え、水栓の向きを変えればIHの上に置いた鍋に直接給水でき、そのまま加熱調理へ。スムーズな流れがキッチンワークの時短を叶えます。

更に、ガゲナウの⾷洗機を導⼊したことで、ご主⼈にも新しい習慣が⽣まれました。
「以前のマンションにも小さな⾷洗機は付いていましたが、一度も使わずじまいでした。
でもガゲナウの大きな食洗機には興味を示して…今では⾷べ終わった⾷器を⾷洗機に綺麗に並べて洗ってくれるようになりましたね」

また、キッチン脇に設置した⼤容量収納「マイアミ」も、⼤きな満⾜ポイントだったと奥様。
「⾊や柄やサイズも空間にぴったりで、キッチンの素敵なアクセントになりました。
しかも、高級感があり且つ機能的なところは『iNO』と同じ。
以前はカップやお⽫を重ねて収納していたのですが、今ではショップのディスプレイの様に1組ずつ並べて置けるので、必要なモノを見つけやすく、その上、出し⼊れもスムーズなのでとても快適です」
収納扉にはSICISのモザイクアートを施し、⽇常の何気ない瞬間にエレガントな輝きを。

キッチンから育つ、これからの家族時間

「この家で暮らし始めて半年以上経ちますが、今でもキッチンを眺めているだけで楽しいんです」と話す奥様。
お気に入りのキッチンがある新しい住まいは、ご夫婦の生活リズムにも心地よい変化をもたらしました。
「毎日仕事が忙しい主⼈は、マンション時代、朝⾷をキッチンで⽴ったまま⾷べる習慣になっていましたが、それが今ではカウンターテーブルのスツールを引いて、ちゃんと座って⾷べるようになったんです」

その変化を支えているのが、キッチンの高さと椅子との好相性。
新居ではキッチンのワークトップを以前の家より10㎝高くしたことでカウンターテーブルがご主人にとってちょうどよい高さになり、さらに軽くて扱いやすいモーイのスツールとの組み合わせによって座り姿勢がぐっと楽に。自然と“座って食べる”習慣が根づいたといいます。

また、先住犬茶々丸くん(ゴールデンドゥードル)に加え、新たに迎えた凜くん（ティーカッププードル）も新居に馴染み、広い室内でじゃれ合ったり、「集（つどい）ソファ」の上で昼寝をしたり。
現在⼯事中のお庭には、2匹の為のドッグランの他、バーベキューテラスとご主人を癒す壁泉の水の音も誕⽣予定。「お庭が完成したら、家族やお友達とワイワイ楽しむのが夢なんです」と奥様はにこっと笑います。さらに取材⽇には「もうすぐ初孫が⽣まれます」と話して下さり、今年の年末年始は賑やかな時間が訪れそう。
お気に入りのキッチンを真ん中に、家族の時間が心地よく重なっていく佐藤様邸です。

（photo：Kentaro Isibashi / text：Shihoko Tomibe）

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