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システムキッチン交換の費用は?工事期間や失敗しないためのポイントを解説

システムキッチンを交換したいけれど、どれくらい予算を取ればいいのか、工事は長いのか、不安に思う方は多いのではないでしょうか。この記事では、システムキッチン交換にかかる費用の相場や、工事期間、工事の流れなどについて解説しています。

システムキッチンの交換を失敗しないポイントも説明しますので、この記事を参考に理想のシステムキッチンを手に入れてください。

INDEX

  1. システムキッチンとは
  2. システムキッチンの種類
  3. システムキッチン交換の費用
  4. システムキッチン交換の流れ
  5. システムキッチン交換の工事期間
  6. システムキッチン交換を失敗しないための4つのポイント
  7. システムキッチン交換はしっかり計画して行おう
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システムキッチンとは

システムキッチンとは、シンク・コンロ・作業台・収納などが一体となっているキッチンのことです。機能的で効率も良く、デザインのバリエーションにも富んでいます。

システムキッチンと他のキッチンの違いは、一枚板のワークトップ(天板)でつながっているかどうかです。システムキッチンはコンロもワークトップに組み込まれたビルトインコンロになっています。

コンロが埋め込まれていることで段差や隙間がなく、見た目も良く掃除も手がかかりません。調理スペースもフラットで広いため、作業がしやすくなっています。

システムキッチンの種類

システムキッチンの種類

システムキッチンは、形状やレイアウトによりタイプが分かれています。対面式のアイランド型・ペニンシュラ型と壁付けのI型、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。

アイランド型キッチン


アイランド型キッチンは、リビング・ダイニングに対面しており、どこも壁についていない「島」のような形のキッチンです。両サイドから出入りができるので動線が良く、家族と一緒に調理をするにも便利です。

また、正面がリビング向きになっているので解放感があり、家族とのコミュニケーションがとりやすいメリットもあります。

デメリットは煙や臭い、油跳ねなどが広がりやすいことと、四方に通路も兼ねたスペースが必要となるため、設置に広いスペースを取られることです。

ペニンシュラ型キッチン


ペニンシュラ型はアイランド型と同じく対面式で、左右どちらかが壁についているキッチンのことです。壁側にはコンロが設置されることが多く、レンジフードは壁に取り付けることができます。

メリットは、対面式なので家族とコミュニケーションが取りやすいことと、通路が片側だけで済むので比較的狭めの部屋でも設置可能なことです。

デメリットは煙や臭いが広がりやすいことがあげられます。


I型キッチン


I型キッチンは、コンロ・シンク・作業台が壁に向かって一列に並んだシンプルなキッチンです。リフォーム時に、キッチンの間取りや広さに合わせて好きなように並べ替えて設置できます。

横移動で作業ができて、場所を取らないのがメリットなので狭いキッチンにおすすめです。
最も普及しているタイプなので、手頃な価格で購入できるのもメリットです。

LDKの場合にはキッチンが丸見えになるデメリットがあります。壁に向かって作業するので、家族とのコミュニケーションがしにくいのもデメリットです。

システムキッチン交換の費用

システムキッチン交換にかかる費用は、入れ替えるシステムキッチン本体の価格と設置工事の費用に大きく分けられます。それぞれの費用の相場を見てみましょう。

システムキッチンの本体の費用


システムキッチンにはスタンダード、ミドル、ハイの3種類のグレードがあり、扉や天板の素材・デザインなどに違いがあります。

ハイグレードモデルはデザイン性に優れているだけでなく、傷や汚れが付きにくくお手入れがかからないメリットがありますが、その分価格は高額です。

ミドルタイプはその中間仕様になっており、メーカーによってはない場合もあります。

付属する設備によっても価格は異なり、ガスコンロよりIHヒーターが約1〜4万円高く、扉式より引き出し式の収納のほうが約2万円高くなります。

レイアウトによっても価格には差があり、対面式のキッチンの方が高額になっています。壁付けの場合、本体価格はスタンダード約40万〜70万円、ミドル約65万〜140万円、ハイ約150万〜250万円が相場です。

対して対面式では、スタンダード約60万〜90万円、ミドル約80万〜180万円、ハイ約150万〜300万円が相場になっています。

システムキッチン交換の工事費用


システムキッチン交換にかかる工事の費用は、キッチンの取り付け工事とその他の工事の二つに分けられます。

キッチンの取り付け工事費はリフォーム会社ごとによって異なります。その他の工事には解体工事や配管工事、内装などが含まれます。

壁付けから対面式のキッチンに変更する場合は、ガス管や電気配線、給排水管、排気ダクトの移動・新設を伴うため費用もかかり工期も長くなります。

諸経費の内容などはリフォーム会社ごとで違うため、工事費用の30%をオーバーするなど相場以上の金額であった場合には必ず内訳を確認しましょう。

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システムキッチン交換の流れ

システムキッチン交換の流れ

ステップ①:現地調査


リフォーム業者が自宅のキッチンに訪れ、寸法などを細かく計測します。電気の配線や給排水管、ガス管、搬入口などをチェックして、プラン通り実現できるか検討し打ち合わせていきます。

ありのままのキッチンを見てもらうことで問題点なども把握しやすくなるため、片づけなどせず普段通りのキッチンを見てもらいましょう。

また、マンションの場合は制約があるため、管理規約の確認が必要になります。

ステップ②:見積り


現地調査と打ち合わせを経て、見積が作成され提示されます。細部の仕様がわかるリフォームプランと図面、見積書が提出されますので、打ち合わせ通りの内容になっているか確認しましょう。

反映されていない要望があれば、それを盛り込んで再提出してもらいます。

ステップ③:比較検討・契約


複数のリフォーム会社に見積りを依頼している場合、比較検討を行います。キッチンが要望通りのグレードになっているか、工事内容は同じかを確認し、最後に金額を比べます。最も希望に近い会社と契約に進みましょう。

マンションであれば契約から工事までの間に管理組合に届け出ます。工事の期間や範囲を説明するため担当者と一緒に出向きましょう。

また、工事が迫ったら近隣の住民にあいさつしておくことで苦情などのトラブルが回避できます。

ステップ④:施行開始


工事の準備が整えば施行開始となります。工事の流れは、養生工事→解体工事→設備工事→キッチン取り付け→内装工事の順序で行われます。

工事中はキッチンが使用できないため、あらかじめその間の食事をどうするか、生活に不便はないか考えて、対処しておきましょう。

ステップ⑤:完了


工事完了の後に引き渡しとなります。引き渡しの際は担当者と一緒に仕上がりや、設備や機器が問題なく動くかどうか徹底的にチェックしましょう。設備の使い方も担当者から説明を受けておきます。

その場で疑問があればしっかり質問し、問題がなければこれで完了です。

システムキッチン交換の工事期間

システムキッチンの交換にかかる期間は、工事の内容により変わってきます。

キッチンの位置を移動させず新しいキッチンに入れ替える工事は2日〜6日で済みます。その際に、周囲の壁紙や床材を防汚性の高いものに変えたり、おしゃれなタイルをあしらったりする内装工事を伴うことも多いです。この場合は内装工事を含め1週間が目安になります。

壁付けキッチンを対面式に変えるようなキッチンを移動させる工事は最も時間がかかります。ガス管や給排水管、ダクトの移動が必要なほか、壁材や床材も広い範囲で交換する大がかりな工事となるからです。この場合は2週間から1ヶ月の期間がかかります。

長期に渡る工事の場合には食事や生活面に影響が出ますので、前もって対処法を考えておきましょう。

システムキッチン交換を失敗しないための4つのポイント

システムキッチンを交換した後で失敗したと後悔することのないように、ポイントを押さえておきましょう。

①身長に合った高さのキッチンを選ぶ


使い始めてからキッチンの高さが合わず使いづらいと感じてしまうことがあります。

オーダーするときにはキッチンに立つ人の身長に合わせたキッチンを注文することが重要です。最適な高さは「身長÷2」に5cm足した数字と言われていますが、最近ではもう少し高い方が腰に負担がかからず料理ができるという説も。

注文前にショールームで実際のキッチンを使って、自分の最適な高さを確認しておくと失敗が防げます。

②家具の配置を想定したレイアウトにする


リフォームした後で家具の配置や使用上の問題点が出てくることがあります。よくあるのは、思ったよりキッチンが大きく家具が入らなかったり、ゴミ箱を置くスペースがなかったりすることです。

新しいキッチンの配置とともに移動した冷蔵庫の扉が開き切らないケースもあります。
プランの段階で今までキッチンで使用していたものや置こうと思っている家具を、リフォーム後の図面に置いて問題ないか確認することが大切です。

③オプション(設備)が本当に必要かどうか考える


よく聞く失敗のひとつにオプションで便利そうな設備を取り付けたのに使わない、というものがあります。食洗機や浄水器、ビルトインゴミ箱などをあげる人が多く、せっかく予算を取って設置したのにもったいないと後悔するようです。

食洗機を使うより手洗いの方が早い、持っている食器が使えないなど理由はさまざまです。
本当に設置した方がいいのか、後付けすることも考慮して良く考えてから決めましょう。

④補助金が利用できるか調べる


キッチンをリフォームする際に補助金制度が使えることがありますので、工事の前にあてはまるかどうか調べてみましょう。利用できる制度には以下の3つがあげられます。


  1. 介護保険:利用者が介護保険の認定を受けている場合、キッチンリフォームは「介護保険を利用した住宅の改修」にあたるため補助金を受けることができます。支給される金額は最大20万円で、介護保険の自己負担の割合に応じて支給され、後払いで受け取る形です。申請はケアマネージャーを通して行います。
     参考:厚生労働省「介護保険制度の概要」

  2. 国の補助金・助成金制度:国から受け取れる補助金・助成金には「長期優良住宅化リフォーム推進事業」があげられます。支給の条件や申請方法が細かく定められていますので、よく確認したうえで申請を行いましょう。
     参考:国土交通省「令和5年度「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の募集を開始します!~既存住宅の性能向上、子育てしやすい環境等の整備に向けて~


  3. 地方自治体:自治体の中にはキッチンリフォームに対して補助金制度を設けているところがあります。自治体ごとに支給の金額や条件が異なりますので、まずはお住いの自治体に問い合わせてみてください。

システムキッチン交換はしっかり計画して行おう

システムキッチンの交換を行うなら、どのようなタイプのキッチンを、どれくらいの範囲のリフォームで行うのか決めなくてはなりません。

ここまでシステムキッチンの種類から交換の費用相場、工期、リフォームの流れまでご紹介してきました。システムキッチン交換にかかる費用は、選んだキッチン本体とリフォームの施行内容により異なります。

具体的なイメージを持っていても予算やマンションの制約などで100%実現できるとは限りません。また、失敗のないリフォームのために信頼できるプロの力を借りることも重要です。

限られた予算内で満足度の高いシステムキッチンの交換をするために、実際にショールームへ足を運んでみてはいかがでしょうか。お近くのショールームで、お気軽にご相談ください。

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トーヨーキッチンスタイルニュース編集部

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