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ワークトライアングルとは?特徴やキッチンレイアウトの種類を紹介

キッチンは毎日使う場所なので、作業中の動きやすさも大切です。自宅のキッチンを作業しやすいものにするなら、ワークトライアングルを意識してキッチンのレイアウトや家具の設置を考えましょう。

今回はワークトライアングルの特徴や注目される理由について説明します。キッチンレイアウトの種類・ワークトライアングルのキッチン収納のコツ・活用する際の注意点も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

INDEX

  1. ワークトライアングルとは
  2. ワークトライアングルが注目される理由
  3. キッチンレイアウトの種類
  4. ワークトライアングルのキッチン収納のコツ
  5. ワークトライアングルを活用する際の注意点
  6. トーヨーキッチンのキッチン実例集
  7. ワークトライアングルを意識したキッチンで快適に調理をしよう
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ワークトライアングルとは

ワークトライアングルとは、シンク・コンロ・冷蔵庫の3つを結ぶ動線を意味します。動きやすく作業効率の良いキッチンにするには、動線の軌跡がバランスよく、正三角形に近い形にするのがコツです。動線は3辺の合計が360cm~600cmの間に収まるようにするのが適切とされています。

ワークトライアングルは大きすぎても小さすぎても使いにくくなるので、キッチンスペースの広さに合わせてシンク・コンロ・冷蔵庫の位置を決めましょう。

<h2>ワークトライアングルが注目される理由</h2>

ワークトライアングルが注目される理由

近年ワークトライアングルが注目されている理由は、調理の作業効率のためです。作業効率がよいキッチンは調理作業の時短につながり、何品かの料理を作る場合も早く仕上げられます。配膳もスムーズになって料理をできたての状態で提供できるのもよいところです。

また、ワークトライアングルがきちんと作られているキッチンはゴミ箱や食器棚など、キッチンに必要な家具の位置も決めやすくなります。

キッチンレイアウトの種類

キッチンの理想的なワークトライアングルを実現するには、キッチンのレイアウトをよく見て他の家具の配置を考えるようにしましょう。キッチンレイアウトの種類と、各レイアウトごとに適したワークトライアングルの描き方について紹介します。

①1列に配置される「I型」



I型キッチンは、シンク・作業台・コンロが一直線に並んでいるキッチンです。壁付けで狭いスペースにも設置できます。I型キッチンで理想的なワークトライアングルを実現するには、シンクの隣に冷蔵庫を配置するのがおすすめです。

I型キッチンは横移動しかできないので、動線が長いと負担になります。ワークトライアングルの3辺の和は270cm~350cmの間に収まるようにしましょう。

②2列に配置される「II型」



II型キッチンはI型キッチンが向かい合わせに2列配置されたキッチンです。シンクとコンロが別の台に設置されているので、作業スペースを広く取れます。冷蔵庫の位置は、シンクとコンロの位置や距離をきちんと測って決めましょう。

II型キッチンの場合は、コンロがある台の隣に壁付けで冷蔵庫を設置するのがおすすめです。コンロの火から冷蔵庫を守るため、冷蔵庫とコンロの間には十分な距離を取ってください。


④デザイン性が高い「アイランド型」



アイランド型キッチンは、部屋にキッチンを独立した形で設置するキッチンです。壁に接している面がないので、キッチンの周りを自由に動けます。冷蔵庫はコンロとシンクがある面の背面に設置しましょう。コンロとシンクの間にある作業スペースの後ろに冷蔵庫を配置すると、きれいなワークトライアングルを実現できて快適なキッチンになります。

ワークトライアングルのキッチン収納のコツ

快適に動けるキッチンを実現するには、キッチン収納についても考える必要があります。ワークトライアングルを実現するためのキッチン収納方法をキッチンで使うアイテムごとに紹介するので、参考にしてください。

①片づけに使用するものは「シンクエリア」に収納する



食器や調理器具の片づけに使う道具、ボウルや包丁など料理の下ごしらえに使う道具はシンクエリアに収納しましょう。どちらも水回りで頻繁に使うものなので、シンクに近い場所に収納しておくと作業がスムーズになります。

シンク下の収納は広くて間仕切りがない商品が多いので、別途、カゴや仕切り道具を購入して仕分けをすると整理整頓ができてさらに快適です。

②調理時に使うものは「コンロ周り」を利用する



コンロ周りには調理時に使う道具を収納しましょう。調味料・フライパンなどの調理道具・鍋つかみなどを置いておくと便利です。鍋つかみや菜箸のような軽いものなら、壁にフックをつけてあえて見せる収納にする方法もあります。

鍋やフライパンは100均やホームセンターで手に入るスタンドを利用し、取っ手を手前にして立てておくのがおすすめです。

③よく使う食器は「ゴールデンゾーン」を活用する



ゴールデンゾーンとは、背伸びやしゃがむなどの体勢を取らずに手が届く範囲を意味します。個人差がありますが、高さ60cm~170cmの範囲です。ゴールデンゾーンにはよく使う食器を収納しましょう。

重いものや頻繁に使うものはゴールデンゾーンでも下の方に、軽くて頻繁に使わないものは上の方に収納するのがおすすめです。

ワークトライアングルを活用する際の注意点

ワークトライアングルは、活用する際にも注意するべきことがあります。調理器具の位置・動線が重ならないようにする・正三角形に近い形に動線を考えるの3点は特に重要なので、それぞれ解説します。

①調理器具の位置とのバランスを考える



ワークトライアングルを考えるときは、電子レンジなどの調理機器やゴミ箱の位置も考慮しましょう。実際、調理中に自分がどんな動きをするかをイメージするとうまく設計できます。

ゴミ箱は作業台のそばに設置すると、体を少し横に向けるだけで調理中に出たゴミを捨てられて快適です。電子レンジなどの調理器具はコンロの近くに設置したり釣り下げタイプのものを導入したりすると動線が短くなります。

②動線が重ならないように注意を払う



キッチンは調理をする人以外も入ってくるスペースです。動線が重ならないようにするには、冷蔵庫をキッチンの入口に設置しましょう。

1台のキッチンで2人以上が作業をする場合は、2人でワークトライアングルの一辺を120cmより長くするのがおすすめです。場合によっては自由な動線を実現しやすいアイランドキッチンや外L型キッチンの導入も検討してみてください。

③正三角形に近い方が作業効率が上がる



ワークトライアングルは正三角形に近い形にするほど作業効率がよくなります。しかし、キッチンの形状によってはきれいな正三角形の軌跡を描くのは難しいので、冷蔵庫とシンクの間が120cm~210cm、冷蔵庫とコンロの間が120cm~270cm、シンクとコンロの間が120cm~270cmになるように設置すると動きやすいキッチンになります。

トーヨーキッチンのキッチン実例集

使いやすくきれいなワークトライアングルを実現しながら、おしゃれなキッチンを導入している家庭はたくさんあります。トーヨーキッチンの実例集から2つの事例を挙げて紹介するので、参考にしてください。

実例①:iNO 東京都 F様邸



一軒家のLDKにコンパクトなアイランドキッチンを導入した事例です。iNOはゼロ動線キッチンを実現できる唯一のシリーズで、ほとんど体を動かさずに作業ができます。背面にキャビネットがありますが、キッチンからの距離が短いので後ろを向くだけで必要なものを取り出せるのがポイントです。

本事例は無垢板のぬくもりと自然の光や風を生かして、部屋全体をナチュラルな雰囲気に仕上げています。


東京都 F様邸

実例②:iNO 東京都 W様邸



広いシンクのあるゼロ動線のアイランドキッチンを導入した事例です。ワークトップがフラットなので作業スペースを広く取れます。キッチンの一部がテーブルになっており、食事をする人にできたての料理をすぐ配膳できるのもポイントです。

キッチンはステンレス素材で銀色ですが、白い壁と明るいフローリングの床とよく調和し、清潔感のある空間に仕上がっています。

東京都 W様邸

ワークトライアングルを意識したキッチンで快適に調理をしよう

キッチンはワークトライアングルを意識してデザインを選び、家具の配置を考えると非常に使いやすくなります。ワークトライアングルを考える際は、調理する方の使い勝手だけでなく、調理に関わらない方の出入りも考慮しましょう。

イメージしにくい場合は、ショールームに出かけてください。実際にキッチンの周りを動いたりプロのアドバイスを得られたりするので、キッチンのレイアウトや家具の位置を早く決められます。

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トーヨーキッチンスタイルニュース編集部

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