モデルで料理家の中村明花さんは、プロサッカー選手・細貝 萌さんと結婚後、6歳のお嬢様をもつ母親でもあります。そんな中村さんが愛用するキッチンは、トーヨーキッチンスタイルのハイエンドモデル「iNO」。数年前に完成した千葉のご自宅で、キッチンへの思いをうかがいました。
見た目のかっこよさと機能性に一目惚れ
海に近い千葉県・木更津市の高台に建つ中村さんのご自宅。玄関ホールを抜け、白を基調としたモダンなLDKに入ると、まず目に飛び込むのがキッチン。幅3.64m・奥行き1.46mの「iNO」が、広々とした大空間の主役となっています。
「家づくりを考えていたときに訪ねたモデルハウスで、はじめてトーヨーキッチンスタイルのキッチンに出会い、一目惚れしました。その後、別メーカーのキッチンも見たのですが、やっぱりあのキッチンがいいと、表参道のトーヨーキッチンスタイルのショールームに行き、改めてこれだ! と確信して購入しました」。
そこまで心を惹かれたポイントは、ほかにはないかっこよさだと話す中村さん。
「キッチンでありながらインテリアとして、とても魅力的。そして見た目がいいだけではなく、使い勝手が細部まで考え抜かれていて、設備や仕様を選んで自分の理想とするキッチンにカスタマイズできるのも大きな魅力でした」。
カスタマイズで、プロのこだわりに応えるキッチン
では、中村さんの理想のキッチンとはどのようなものなのでしょう?
ご主人とともにドイツやトルコなど海外で10年ほど生活したことのある中村さんは、現地のキッチンからさまざまなことを実感したといいます。
「海外のキッチンでいいなと思ったのは、大容量の食洗機がビルトインされていることが多いこと。反対に、日本のキッチンには標準でついているグリルがないのは、調理するうえで不便でした」。
こうした経験を踏まえ、新居のキッチンには食洗機とグリルは必須と考えていたそう。そして、さまざまな調理に対応できるよう、IHクッキングヒーターとガスコンロの両方を導入したいとも思っていました。
「IHは時間をかけた煮込み料理が得意で沸騰までの時間が短いのが特徴ですが、海苔をさっとあぶったり、土鍋で加減を細かく調整しながらお米を炊いたりするのはやっぱりガスコンロ。両方あることで、料理の幅は広がりますから」。
トーヨーキッチンスタイルでは、こうした機能がカスタマイズでき、さらにキッチンの形やパネル、ワークトップ、水栓、取手などのデザインを選ぶことができます。それらの選択肢から中村さんは、滝から流れ落ちる「水しぶき」のイメージをメタリックカラーで表現した「スプラッシュブラック」のパネルや、流氷をイメージした「アイス」のワークトップをチョイス。
「好きなものがはっきりしているので、あまり悩まずに選ぶことができました」と話します。
IHクッキングヒーターとガスコンロを導入
「エンブレムトップ アイス」と「スプラッシュブラック」の扉
ゲストに気を使わせない「Gシンク」の包容力
そんな中村さんがキッチンで重宝しているものの一つが、家庭用で世界最大のジャイアントシンク「Gシンク」です。その大きさは、トーヨーキッチンスタイルでお馴染みの「3Dシンク」の1.5倍。まな板やトレイなどの専用プレートを動かすだけで、葉つき大根を洗ったり、大きな魚をさばいたりと加熱調理以外の作業がシンク内で行えるのが特徴です。
「使いたいときにまな板をサッと出せるなど、本当に便利です。そして、このシンクは調理中だけでなく来客時、お客さまに気を遣わせないという隠れた利点もあるんですよ」。
例えば食べ終わったお皿などがキッチンに溜まっていると、お皿洗いを申し出るゲストが少なくないもの。そんなとき、使ったお皿をシンク内に一時的に入れて専用プレートで隠しておくことでゲストの気遣いをなくせるのだといいます。
「すっきりと隠せるのも、シンクが大きいからこそ。お客さまにはゆっくり過ごして欲しいですし、そのほうが私もくつろげます。これはうれしい発見でした」。
Gシンク
住まいの中心は、このキッチン
最後に、改めて「iNO」のある日常についてうかがってみました。
「キッチンは、わが家の中心ですね。実際、LDKの広さなどはキッチンをベースに設計してもらいました。ですから、空間にすっきり収まっていますし、キッチンに立つと、庭で遊ぶ子どもや2階にいる夫の様子などが見えて、離れた場所にいても家族とのつながりを感じられるんです」。
その言葉どおり、キッチンからは目の前に広がるダイニングやリビングはもちろん、両サイドの大きな窓越しに外の様子が確認でき、さらにダイニングの上の吹き抜けを介して2階に設けたご主人専用のトレーニングルームの様子を見ることもできます。
自分が一番長い時間を過ごす場所なだけに愛着の持てるキッチンと出会えて本当によかったと話す中村さん。
「今はこのキッチンに合うハイスツールを探しています。それが手に入ったら、キッチンで家族揃って朝食をとりたいですね」。
キッチンから2階とコミュニケーションがとれる
お嬢様と一緒に料理を楽しむ事も
[採用アイテム]
キッチン:iNO CD-LANDスプラッシュブラック
サイズ:W364/D146/H95cm
シンク:Gシンク
取手:VFB
ワークトップ:エンブレムトップ アイス
水栓:トールボーイ
レンジフード:W120cm FLAT
加熱機器:IHヒーター(日立)、1口ガスコンロ(リンナイ)
食洗機:ミーレ
[プロフィール]
中村明花(なかむら・さやか)
モデル、料理家。1986年千葉県生まれ。ライフスタイル誌「Mart」などで活躍。2011年プロサッカー選手・細貝萌と結婚。調理師免許、食空間プランナー、薬膳コーディネーター、幼児食インストラクターの資格を持ち、夫に伴って滞在したドイツでも料理教室を主宰。近著に『1回のお買い物で 3日献立 夫婦のきずなごはん』(KADOKAWA)がある。
(photo:Kentaro Isibashi / text:Shihoko Tomibe)
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