TITLE:ブログ連携会社説明会

 今日は、東京での会社説明会でした。
 今日も200名以上の学生さんに集まって頂きました。
 ありがとうございました。
 今日の会社説明会では、私のブログとミクシーの話をさせて頂き、会社をより理解して頂く為に、私のブログを見て欲しいという事と、出来ればミクシー経由でコメントやらメッセージを頂きたいというお願いをしてみました。
 題して「日本で最初のブログ連携型会社説明会」というわけです。
 果たして反応があるのでしょうか?
 ドキドキしながらミクシーの「あしあと」を見ると、本日の会社説明会に参加して頂いた学生さんと思われる足跡が随分と付いていました。それと、ミクシー経由でメッセージも頂いた学生さんもあり、なんか不思議な感じがすると同時に、時代が変わりつつあるなぁという事を妙に実感してます。
 なかなかコメントを書いて貰うのは勇気がいるかとは思いますが、何か足あと程度のコメントをミクシー経由で頂けたら嬉しいですね。
 今日も、先日の大阪と同じように「VAN」の話と、「車」の話を聞きましたが、反応は大阪と同じでした。
 やっぱり時代は変わってきているのですね。

TITLE:メゾン・ド・オブジェ(7)

 メゾン・ド・オブジェも7回目となりました。今回で最後です。
 継続して読んでくれた皆さんに感謝します。
 今回は、パリの市内を散策しながら、ちょっと興味を持ったものを中心に書きます。勿論ですが、これからのインテリアやデザインを語るときに、ちょっとだけ参考になると私が思ったものばかりです。
 パリは美しい街で、それは単に表通りや、壮大な歴史的建造物が美しいだけでなく、ちょっと入り込んだ路地がはっとするほど美しい通だったり、曲がりくねった道が突然に開けて美しい景色が目の前に現れるという驚きがある街です。

  サントノーレの近くの「Dior」の横の路地です。両側にはお店が並び、お洒落なレストランもあります。このレストランで食べた「チキン・ソテー」は美味しかった。

       サントノーレと言えば、言わずと知れた「ヘルメス本店」があります。入ると殆どのお客が日本人かアジア人で、ちょっと驚きます。
 右の写真はエルメス本店のウィンドウ・ディスプレー。カラフルなクッションは、中近東かアフリカの匂いのするビーズ細工で埋め尽くされています。
 美しい!!

 左の写真は世界的に有名なセレクト・ショップ、マレ地区の「レクレルール」の外観と、下の写真はそのショップのウィンドウに飾ってあったバッグです。カラフルな色使いと、このバッグもアフリカの匂いがしませんか?

   余談ですが、あまりにも有名な「レクレルール」ですが、一部の服好きは除いて、意外と一般には知られていません。日本でもセレクト・ショップが全盛ですが、この「レクレルール」は日本のショップ・オーナーもそのセレクションは必ず参考にすると言われています。昨年には南青山にも東京店が出来たので、服に興味がある人だけでなく、インテリアに興味がある人も必ず見て欲しいショップです。
 ファションはかなり以前から、装飾性が高かったり、色使いが多様化してたり、また、最近では量産できないような、ハンド・メイド感のあるものも数多く登場してきています。いわゆる一世を風靡した「ミニマル」な服は殆ど見ることはなくなりました。          
                    

 最後の写真は、パリに行くと必ず訪れる「カルチェ財団の美術館」のエントランスに聳え立つ、カラフルなモザイクタイルで埋め尽くされた鉢植えです。ガラスの外壁からこれを見ると、また格別の美しさを感じます。この美術館はとても不思議な美術館で、アートという概念を大きく広げてくれます。それこそ、日本の「MANGA」とか、渋谷のストリート・ファションまでアートとして捉える鷹揚さがとても愉快です。
 訪れたときは、高圧線に引っかかった巨大な鷹が、羽根を動かして、高圧線触れる度に、弦を引くような音を発するだけの映画とか、地下では日本の電車、恐らく山手線をイメージしていると思うのですが、その中の光景が延々と続くアニメとか、、ともかく意表を突きます。
 インテリア・デザインも、ヨーロッパでは今回の「メゾン・ド・オブジェ」でも紹介したように、トレンドは明らかに「ウォーム・テースト」の真っ只中に入りつつあります。 インテリアだけでなく、建築そのものも安藤忠雄的な無機質でシンプルなものから、もう少し装飾性の多い建築デザインに変わりつつあると思います。
 振り返って、日本はどうかというと、まだまだ「ミニマル・デザイン」の真っ只中にあるようです。しかし、キッチンにシャンデリアを飾る人が多くなってきたりしているように、これから日本の住宅やインテリアも「ウォーム・テースト」に向かって大きく舵を切ると考えています。

TITLE:雑誌「AXIS」で特集されました

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 今月号の雑誌「AXIS」でTOYO KITCHENのデザインに関する記事を6ページに渡って特集してくれました。
 第三者からTOYO KITCHENのデザインを見ると、そういうことなんだ、、と、妙に納得して、感心した記事になってます。さすが、石橋編集長だと思いました。
 内容は、当社のキッチン・デザインとコンセプトの変遷と、これから日本のキッチン・デザインはどのように変わっていくのかという内容で、なかなか興味深いと思います。
 各地の書店、当社ショールーム、もしくはアマゾンでお買い求めください。
 そうそう、TOYO KITCHENは一体何を考え、どこに向かっていくのだろうかと?興味津々な同業他社の方もぜひお読みください。(半分冗談ですが・・)

TITLE:昨日は大阪で会社説明会でした

 
 昨日は「大阪」で来年卒業予定の学生対象の「会社説明会でした。
 200名程度の予定でしたが、230名ほどの学生さんに集まって頂き、大変に嬉しかったです。
 生憎、先週の日曜日から風邪をこじらせ、医者から貰った解熱剤を飲みながらの講演でしたので、私としてはちょっと不本意な内容でした。でも、まあ、話したいと思うことは殆どお話できたので、良かったかと思ってます。
 でも、声があまり出なくて、学生さんにはちょっと聞き苦しかったかもしれませんね。
 私の講演は良く脱線するので有名で、今回も会社とは直接関係のない日本に於けるイタリア・デザインの話になってしまいました。日本におけるイタリア・デザインの先駆者として有名なのは「Arflex Japan」の創業者で現社長の保品さんですが、彼はもともと「VAN jac」に籍を置いて「Orange House」を立ち上げた人としても有名です。そこでまず話を「VAN jac」から入ったのですが、驚いたのは「VAN」を知ってる学生が皆無だったのです。まさに「昭和は遠くなりにけり・・」を実感しました。
 もう一つだ脱線ついでに「車」の話から、マーケットの多様化の話をしようと思って、雑誌「エンジン」の記事の引用をしたわけですが、どうも反応が薄い、、、、ひょっとして「車」が好きな人は手を挙げて下さいって聞くと、女子学生は「皆無」、男子学生でも手を挙げたのは「半数」程度、、最近の若者にとっては車は日常品になってしまい。昔のように「車」に興味がある人が減ってきたという話を聞いたことがありますが、まさに「その通」でした。
 どうりで日本で「車」が売れなくなってきた筈だと思いました。
 まさに「昭和は遠くなりにけり・・」なんでしょうね。