TITLE:ミラノサローネ

4月4日より恒例のミラノサローネが始まります。
例年より早めの開催で、何時もの日程で予定してた私は、スケジュール調整で四苦八苦してます。

このサローネ、リーマンショック以降大きく変わってきました。それは各メーカーが出してくる新製品が売れ筋に偏ってきて、以前のような意表を突く創造性溢れる商品が少なくなってきた事です。所謂「Good Taste」と呼ばれる商品で、直ぐにでも日常の生活に取り入れる事ができる商品が多くなってきたとういうのは、やはり世界的な景気低迷のせいなのか、それとも世界的にインテリアが保守化して来ている証なのかは分かりませんが、ともかくそれがサローネを面白くなくさせてる事は事実です。

それを補完する意味で、デザイナーが自分の作品を発表する場を作ったりしてるので、それはそれで面白い部分ではあります。

勿論企業であるので収益の柱となる売れ筋の商品を中心に展示するのは当然ですが、それだけで良いのだろうかと私は思ったりします。

ファッションでもショーで発表するものの中にはコレクション モデルというラインがあり、見るとこれは日常で着るのは無理だろうと思われる服を発表します。当然、これは売れないのですが、そのコレクション ラインで出された服が、そのブランドのアイデンティティになり、引いてはこれからのファッションのトレンドを牽引することに繋がってます。

インテリアも世界のトップ メーカーにはそういった役割もあると思うのは私だけでしょうか?

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CEO TOYO KITCHEN STYLE
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TITLE:オルセー美術館

オルセー美術館の最上階の印象派のセクション。自然光で絵画を見せるという贅沢な美術館です。壁は白ではなく、ブルーかかったグリーンという不思議な色です。印象派の絵画をより美しく見せる工夫だと聞いています。
そしてその絵画を座って見るための椅子は、吉岡徳仁のガラスの椅子です。
美しく、癒される空間です。

こういった新しい考え方を芸術に持ち込むフランス人は、単に伝統に縛られるのではなく、常に創造的で、大胆な発想を躊躇なく取り入れる、私も見習いたいものだと思っています。

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CEO TOYO KITCHEN STYLE
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TITLE:Official Kartell Shop

予てより全国展開を企画してきたOfficial Kartell Shopのオープンがようやく始まりました。 先週末には鹿児島、高知、今週末には大津と続きます。予定では夏までに全国で14、15店舗のKartell Shopが誕生する予定です。従来の日本でのKartell製品は、まとまって見る事が出来るショップは東京と大阪にしかなく、単品での展示が全国の家具店、インテリアショップで展示されていただけなので、インテリア・家具ブランドというより雑貨的なイメージが定着していたと思います。

でも世界的に見るとKartellはインテリア・家具のブランドとしてのイメーシーが定着しているのは、世界のインテリア事情に詳しい方なら常識とも言えることだと思います。
TOYO KITCHEN STYLEが新たにKartellの取り扱いを始めるに当たって、一番重要に考えたは、このイメージをどう変えて行くのかということでした。その為、全国にまとまってKartell製品を見ていただける場所を作る必要があります。全国の家具、インテリア、建築関係の方で、このプロジエクトに賛同頂ける方を募り、その方々を各地の代理店として取り扱いを認めさせていただく事で全国のKartell Shopを立ち上げて頂いています。

Kartellには魅力的な製品があるばかりではなく、その独特の世界観と、世界最高のプラスチック加工技術で、この日本でのプロジェクトを通してKartell製品をもっと日本に定着させていきます。

The opening of the Official Kartell Shop, which had planned nationwide expansion from the beginning, finally began. Last weekend we will continue with Kagoshima, Kochi and this weekend Otsu. By the summer, 14,15 shops of Kartell Shop will be born nationwide by summer. In traditional Japanese Kartell products, there are only shops that can be seen together in Tokyo and Osaka, and exhibits with single items were only exhibited at furniture shops nationwide, interior shops, so they are more sundry goods than interior furniture brands I think that the image was firmly established.
But when looking at the world, Kartell thinks that it is common sense if people who are familiar with the world’s interior circumstances have established Imsey as a brand of interior furniture.
When TOYO KITCHEN STYLE newly started handling Kartell, the most important thought was how to change this image. For this reason, we need to create a place where you can see the Kartell products collectively throughout the country. We are launching nationwide Kartell Shop by nationwide furniture, interior and architectural relationships, recruiting those who can approve of this project, and allowing them to handle it as an agency in various places.
Kartell not only has attractive products, but with its distinctive world view and the world’s best plastic processing technology, we will make Kartell products more established in Japan through this project in Japan.

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CEO TOYO KITCHEN STYLE
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TITLE:キッチンで使われている部材の基本的な性能や材質 – その2

キッチンの部材として先ずあげられるのはステンレスですね。キッチンの上部の水槽、調理部分を一般的には天板と呼び、素材としてはステンレスの他に人工大理石、天然石、セラミック等がありますが、弊社は天板の素材としてはステンレスが最適だと考え、TOYO KITCHENのキッチンを購入されるお客様の90%以上がステンレスを選択頂いています。

ステンレスがキッチンの天板として最適だと考えてる理由は耐水性、耐衝撃性に優れていると同時に、食器を落下させても割れないという特性もあります。

以前はステンレスは意匠性に劣ると考えられていたのですが、TOYO KITCHENはそれはデザインとそれを実現する為の加工技術の問題だと考え、ステンレス天板の新デザインやそれを実現する為の加工技術の開発、改良に努めてきました。今ではステンレスの天板が他の素材と比較して意匠性、デザイン性に劣ると思う方は殆どいないと思います。一時は意匠性に優れていると思われていた人工大理石は今では市場では殆ど見られなくなってきました。

そのステンレスですが、一般的ににキッチンに使われるのはSUS304とSUS430で、耐蝕性の面からSUS304を使用するメーカーが多いのですが、価格的に低いキッチンの場合はSUS430が使われるケースもあるようです。TOYO KITCHENでは勿論ですが全てのキッチンの天板はSUS304です。最近では耐蝕性を向上させたSUS430系のステンレスも登場してますが、社内で実施した塩水噴霧試験では問題ありと判断して使用は見送っています。

次にステンレスの板厚ですが、TOYO KITCHENで使用しているステンレスの板厚は1.0mmから1.5mmのステンレスを用途に合わせて使用しています。他のメーカーがキッチンで使用しているステンレスの板厚は0.6mmから0.8mmですので、うちが使用しているステンレスの板厚は他社の倍以上という事が出来ます。
これはカボチャのような硬いものを切る時に、ステンレスがしならないようにするのと、出刃包丁のような尖って重量のあるものを先端から落下した時にステンレスを突き破らない為等に、それだけの板厚が必要だと考えているからです。

厚い板厚のステンレスを使用しているもう1つの理由は意匠性の問題ですが、この話はまた次の機会に譲ります。

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TITLE:キッチンで使われている部材の基本的な性能や材質

暫くパリにパリコレの視察に行ってきましたので、少しこのページも休みを取らせて頂きましたが、本日より再開します。

今日はキッチンで使われている部材の基本的な性能や材質の話です。
TOYO KITCHEN STYLEは斬新で先駆的なデザイン、そして他のメーカーとは違った視点でキッチンの機能を考えている事では評価を頂いていますが、使ってる素材そのものに関しの考え方は従来あまり表には出してきませんでした。今日はその話です。

基本的な考え方としては、使っている素材は最高のものを使い、徒らにVAを行うことで、素材の持つ質感を損ないことを避けて来ると同時に、オーバースペックとも思われる性能試験を実施をし、キッチンの耐久性を極限まで高めるという考え方を基にキッチン作りを心がけてきました。勿論、企業と言えども人間がやることであるのと、製品はハンドメイドで一点一点製作されているので、量産メーカーとは違った意味での独自の品質管理体制の構築をここ10年以上取り組んできました。

まだまだ至らぬ点はあると思いますが、今後とも継続してお客様に満足して頂ける製品づくりを心がけて行きます。

ーこの話は続きますー

I have visited Paris for a while, so I took a day off on this page, but I will resume from today.
Today is the basic performance and material of the parts used in the kitchen.
TOYO KITCHEN STYLE is innovative and pioneering design, and evaluation is gotten by thinking about the function of the kitchen from a different viewpoint from other manufacturers, but the way of thinking concerning the material itself using is not so much in the table I did not make it out. Today ‘s that story.
As a basic way of thinking, we use the best materials used, and by doing VA on ourselves, we avoid the loss of texture of the material and at the same time perform performance tests that seem to be overspecified We made a kitchen making based on the idea of ​​increasing the durability of the kitchen to the utmost. Of course, even companies say that it is what human beings do and products are handmade one by one, so we have built a unique quality control system different from mass production manufacturers for over 10 years now I have been working on it.
I think there are still some points that will not be reached, but I will continue to make products that can satisfy customers continuously.
– This story will continue.

CEO TOYO KITCHEN STYLE

暫くパリにパリコレの視察に行ってきましたので、少しこのページも休みを取らせて頂きましたが、本日より再開します。 今日はキッチンで使われている部材の基本的な性能や材質の話です。 TOYO KITCHEN STYLEは斬新で先駆的なデザイン…

CEO TOYO KITCHEN STYLEさんの投稿 2017年3月9日(木)

TITLE:今年のキッチンの新製品

今年のキッチンの新製品を発表しました。
今年は意表を突いて木目のキッチンです。
この木目、ドイツで開発された新技術を使ってドイツで製作されたものです。熱硬化樹脂のメラミンを表面に使用して、自然の木目の風合いを極力追求したもので、色合、色調、風合、触感、全てに渡って自然の木を表現してあります。勿論ですが、表面はメラミン層ですので、汚れや酸や衝撃にも強いのは言うまでもありません。

この素材をドイツのメーカーから見せられた時は私自身まさに目から鱗状態でした。また、この革新的な素材を使ったキッチンを、世界で初めて発売するメーカーとしてTOYO KITCHEN STYLEが選ばれたのはとても光栄です。
展示は4月から始まりますので、是非ご覧下さい。また、この製品に関してのカタログは先日完成しましたので、興味のある方はショールーム、若しくは取り扱い工務店、設計事務所のお問合せください。

We announced the new product of this year’s kitchen.
This year is the kitchen of wood grainfully surprising.

This door material, which was made in Germany using new technology developed in Germany. Using melamine of thermosetting resin as the surface, we pursued the texture of natural wood as much as possible and expresses natural trees over all colors, color tones, feel, tactile sensation. As a matter of course, the surface is a melamine layer, so it goes without saying that it is strong against dirt, acid and shock.
When I saw this material from a German manufacturer I was indeed scaled from my eyes. In addition, it is a great honor to be selected TOYO KITCHEN STYLE as the manufacturer that will release the kitchen using this innovative material for the first time in the world.
The exhibition will begin in April, so please have a look. Also, the catalog on this product was completed the other day, so if you are interested please contact the showroom, handling construction store, design office.

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CEO TOYO KITCHEN STYLE
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TITLE:女性ファションの最新トレンド

Fendiの最新Bagのコレクションです。

このBagに限らず女性ファションの最新トレンドを見るとますます装飾性が増しています。インテリアもファションのトレンドに大きく影響すると思ってますし、実際に過去の流れを見ていくと4年から5年の時差でインテリアもファションのトレンドを一定の範囲で受け入れています。ただファッションと違ってスピードはかなり緩やかで、限定的だと言うことは確かではありますが。。

このファッションの過激な装飾性と色使いがインテリアの世界にどう反映されていくのか、色々考えさせられます。

It is a collection of Fendi’s latest Bag.

Not only this Bag but also the latest trend of female fashion is increasingly decorative. I think that the interior also has a big influence on the trend of the fashion, and the interior also accepts the trend of the fashion to a certain extent by the time difference of 4 years to 5 years when actually seeing the past flow. Just like fashion, the speed is fairly moderate, it is certain that it is limited. .

I will make you think a lot about how radical fancy decoration and color usage will be reflected in the interior world.

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CEO TOYO KITCHEN STYLE
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