サローネから帰ってすぐに大阪ショールームのリニューアル・オープンがあったせいもあって、サローネ報告がちょっと遅れてしまいしまた。
いつものサローネですが、今年はさらにフィエラ以外の会場がさらに増殖していて、参加者は広い市内に点々としている会場を見て回らないといけないので、年々大変になってきています。少し改善をして貰えれば参加する方の負担も少なくなるというものです。
おまけに、イベントによってはサローネ期間が終わる前に終了してしまったのもあり、例えばフロスの市内展示は金曜日に閉まってしまって、見えなくてとても残念でした。そうなら、そうとガイド・ブックに書いてあってもよさそうなものなのですが、そこはイタリア、、ですね。
全体にはあまり飛び抜けて斬新な製品は少なくて、不景気のせいもあるとは思うのですが、すぐに製品化が出来るような商品が多かったように感じました。
まずとりあえずトーヨーキッチンが日本の総代理店を務める「Established & Sons」の新製品から紹介しますね。
「Established & Sons」の会場の入り口です。
「Established & Sons」のアイコンでもある、ロング・ウッズのモチーフが壁一面に飾られています。
ロング・ウッズ柄の新製品 の書棚、ダスト・ボックスが見えます。
リチャード・ウッズが一点、一点作り上げるハンドメイドの限定品も展示されていました。
いわばアートピースなのでかなり高価です。
インゴ・マウラーが手掛ける始めての家具です。
ダイニング・テーブルとチェアーが一体化してて、ダイニングテーブルの脚がありません。
脚がない分、「Established & Sons」の製品の価格から考えると随分とリーズナブルなので面白いと思いました。
椅子の色が素敵です。
なんと今回は6メーターの長さです。
この長さのテーブルを中間の支柱なしで持たせてあるので、フォルムがシンプルで無茶苦茶美しい。
カーボンフィバーの椅子も生産が再開されたようです。
人気の照明
「トーチ」のホワイト・バージョンが発売になりました。
家庭にはこの白が人気が出るような気がします。
秋にはお目見えする予定です。
nendoデザインのデスクライト「HoodLamp」
会場には赤と黒しか展示されていませんでしたが、バックヤードの展示で写真の白と、透明が展示してありました。
透明は配線が見える構造で、ちょっと面白いと思いました。
「
スタック」のデザイナーRaw Edgesの新作「Jaws」
収納BOXを支える支柱にギザギザがあり、それが名前の「JAWS」の由来だそうです。
収納BOXの種類はいろいろあり、自分でカスタマイズできるというシステムです。
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