TITLE:INOの保証期間を5年に延長しました

 

 サローネの話はまだまだ続きますが、今日は少し仕事の話をします。
 トーヨーキッチンはここ何年間品質管理に重点的に投資をしてきました。
 その成果がかなり見えてきましたので、昨年の4月にまず保証期間を2年に延長しました。
 (尚、2年に延長するに当たっては施主様からの登録が必要です)
 更に今回、製品品質の向上が顕著になってきたので、まずINO製品の保証期間を5年に延長しました。
 この延長で、お客様には更に安心して使って戴けると思います。
 今後もトーヨーキッチンは品質管理体制を更に強化して、安心して使って戴ける商品を提供していきたいと考えています。

TITLE:TomDixonはレストランまでやってた

 今年から取り扱いを始めたもう一つのブランドが「TomDixon」
 新製品の発表もするし、何やら期間限定のレストランもやるらしい。
 会場は、なんと国立科学技術博物館だそうで、一体何なんだろうという疑問符を頭に掲げながら会場に向かった。
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 博物館と言うだけあって、こんな戦闘機が展示してあったり、、 フィアット製だそうだ。
 フィアットって戦闘機も作ってたんだとちょっとびっくり
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 こんな古い蒸気機関車まで展示してあった。
 その博物館の一角でTomDixonの新製品が展示してありました。
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 「Etch Light Web」という名前の新作。カッパー仕様です。
 影が美しい
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 「Fin Light」アルミ仕様
 アルミの他にブルーとカッパー仕様があります。
 写真の形状はラウンドですが、楕円形やテープルライトもありました。
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 表面が光の角度で虹色に光る陶器製の照明「Lustre Light」
 不思議な照明でした。
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 新製品発表の会場からレストランに向かいます。
 博物館の中を通り過ぎると、中庭のある美しい建物に入るとそこがレストランでした。
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 壁と天井いっぱいにフレスコ画が描かれた大広間がDomDixonの期間限定のレストランでした。
 使っている照明は勿論TomDixon
 会場の迫力に圧倒されました。
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 食事は全てオーガニック・フード
 私はチキンを戴きました。
 ちょっと記憶に残るランチでした。

TITLE:サローネの続きです Moooi編

 先日母が亡くなりました。
 90歳でした。
 生前にお世話になった方に改めて感謝申し上げます。
 少し間が空きましたが、サローネの話題を続けたいと思います。
 今日は今年から取り扱いを始めたオランダのMoooi社の新製品です。
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 ペンダント照明「バレンタイン」
 デザインはマルセル・ワンダーズです。
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 このペンダントを下から見るとこうなっています。
 ちょっと幻想的で美しいと思いました。
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 スタジオ・ヨブの少しコミカルなグラフィックを施したカップボード。
 キッチンの収納庫として使うとLDKのインテリアの雰囲気も変わって楽しくなると思います。
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 同じデザインの収納付きの時計とチェスト
 スタジオ・ヨブらしいと言えばヨブらしい。
 こういった装飾性の強い家具がかなり出始めてきている。
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 マルセルワンダーズデザインの新しいソファー「DELFT GRAY JUMPER」
 これ以外にもシート面はオレンジ、クッションがブルーの組み合わせもありました。
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 名作「ペーパーシャンデリア」のニューモデル
 傘付きです。
 Moooi社のデザインは少しデコラティブで、どことなくユーモアがあり、これからのインテリアのトレンドの中で必須のアイテムだと考えています。

TITLE:カルテルはやはり勢いがある

 今回のサローネで最も勢いのあるメーカーは「Kartell」じゃないかと思いました。
 今年も色々新しい試みをした製品を発表していました。
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  待つ事1年、吉岡徳仁のテーブル「インビジブル」の受注が始まりました。
 空間に消えてしまうような不思議なテーブルです。
 この大きさのテーブルがプラスチック成形で、それも透明で出来るという技術は凄いと思いました。
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 たまたま吉岡徳仁自身が会場で地元メディアに取材されていました。
 日本人デザイナーがこうやって海外メディアでも注目されているというのは、日本人として誇らしい気分ですね。
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 パトリシア・ウルキォラのソファーです。
 まだ受注はもう少し先のようですが、座面の奥行きも日本仕様だと思うので日本でも期待出来るのではないかと思います。
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 一人が掛けのソファーも同時に発表されていました。
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 フィリップ・スタルクの「MISS LESS」です
 ちょっとコケティッシュでいいですね。
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 ピエロ・リッソーニのテーブル「ZOOM」です
 名前の通りエクステンション型のテーブルです。
 しっかりとした作りで魅力的なテーブルです。
 これもまだ受注が始まるのは先のようです。
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 カルテルの最後で紹介するのはベストセラーの「Masters」のスツールです
 完全なプロトタイプで、発売はもう少し先になるようです。
 ここでは紹介しなかったのですが「GHOST」ファミリーからスツールの受注が始まりました。
 
 

TITLE:サローネに行ってきました

 サローネから帰ってすぐに大阪ショールームのリニューアル・オープンがあったせいもあって、サローネ報告がちょっと遅れてしまいしまた。
 いつものサローネですが、今年はさらにフィエラ以外の会場がさらに増殖していて、参加者は広い市内に点々としている会場を見て回らないといけないので、年々大変になってきています。少し改善をして貰えれば参加する方の負担も少なくなるというものです。
 おまけに、イベントによってはサローネ期間が終わる前に終了してしまったのもあり、例えばフロスの市内展示は金曜日に閉まってしまって、見えなくてとても残念でした。そうなら、そうとガイド・ブックに書いてあってもよさそうなものなのですが、そこはイタリア、、ですね。
 全体にはあまり飛び抜けて斬新な製品は少なくて、不景気のせいもあるとは思うのですが、すぐに製品化が出来るような商品が多かったように感じました。
 まずとりあえずトーヨーキッチンが日本の総代理店を務める「Established & Sons」の新製品から紹介しますね。
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 「Established & Sons」の会場の入り口です。
 「Established & Sons」のアイコンでもある、ロング・ウッズのモチーフが壁一面に飾られています。
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 ロング・ウッズ柄の新製品 の書棚、ダスト・ボックスが見えます。
 
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 リチャード・ウッズが一点、一点作り上げるハンドメイドの限定品も展示されていました。
 いわばアートピースなのでかなり高価です。
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 インゴ・マウラーが手掛ける始めての家具です。
 ダイニング・テーブルとチェアーが一体化してて、ダイニングテーブルの脚がありません。
 脚がない分、「Established & Sons」の製品の価格から考えると随分とリーズナブルなので面白いと思いました。
 椅子の色が素敵です。
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 なんと今回は6メーターの長さです。
 この長さのテーブルを中間の支柱なしで持たせてあるので、フォルムがシンプルで無茶苦茶美しい。
 カーボンフィバーの椅子も生産が再開されたようです。
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 人気の照明「トーチ」のホワイト・バージョンが発売になりました。
 家庭にはこの白が人気が出るような気がします。
 秋にはお目見えする予定です。
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 nendoデザインのデスクライト「HoodLamp」
 会場には赤と黒しか展示されていませんでしたが、バックヤードの展示で写真の白と、透明が展示してありました。
 透明は配線が見える構造で、ちょっと面白いと思いました。
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 「スタック」のデザイナーRaw Edgesの新作「Jaws」
 収納BOXを支える支柱にギザギザがあり、それが名前の「JAWS」の由来だそうです。
 収納BOXの種類はいろいろあり、自分でカスタマイズできるというシステムです。