TITLE:フレディレック・モレルの新作

 フレディレック・モレルの新作が発表されていました。
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 ピエロのモチーフは今迄にないものです。
 可愛い、、って、、手元に置いておきたい気分になります。
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 照明器具も初めてです。
 中から鹿の足が覗いています。
 照明器具はこれの他にもいろいろ出ていました。
 来年の春にはお目見えすると思いますので楽しみにしたいて下さい。

TITLE:Li Chen って誰だ?

 バンドーム広場でのLi Chen という台湾のアーティストの展示です。
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 一瞬、日本人の作品かと思いました。
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 巨大です。
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 彼の作品がパンドーム広場を埋め尽くしています。
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 漢字で書くと李真と書くそうです。
 日本ではあまり聞いた事が無い作家ですが、バンドーム広場で展示をするという事は、パリでは結構有名な方なんでしょうね。世界はやはり広いですね。

TITLE:プーリア からパリへ

 プーリアでの仕事も終わったので、今回の出張の最終地パリに向かいます。
 そろそろ魚も飽きてきて、醤油味が恋しくなってきた頃です。
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 マドレーヌ寺院の近くの路地にあるカフェ
 パリで一番好きなカフェです。
 このカフェ、普通のフレンチもあるのですが、、、お目当ては・・
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 揚げ春巻きとタイ風シュリンプ
 久しぶりのアジア料理です。
 ベトナムは以前はフランスの植民地だったこともあって、パリのベトナム料理はお薦めです。

TITLE:バケツの照明

 プーリアの最後の夜はこの地方の田舎料理の店に出かけました。
 そこで出会った可愛いバケツの照明器具
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 漆喰の壁とレースのカーテン、そして暖炉、、バケツの照明がとても良く似合います。
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 ここの生ハムとサラミは絶品でした。
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 薦められた「SELVAROSSOA RESERVA」
 フルボテーのどっしりとした厚みのある赤ワイン
 2013年のLUCA MORONI Best Italian wine awardで3位に輝いたワインだそうです。
 日本には入ってないみたいですね。
 プーリアのワインって、日本にはあまり馴染みが無いということでしょうか?

TITLE:洞窟レストラン

 ボローニャ・アマーレという絶壁の脇に作られた街の洞窟のレストランに行きました。
 ボローニャ・アマーレっていうのはこんな街です。
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 この絶壁の洞窟を利用したレストランです。
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 絶壁はこんな感じてテーブル迄迫ってきています。
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  洞窟側を見るとこんな感じてす。
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 テーブルの横はすぐ絶壁で海
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 まるで夢の中にいるみたいです。
 凄いレストランがあるものだと思いました。
 景観とインテリアという意味では、私が経験したレストランの中で飛び抜けて異次元。
 これが非日常的空間というのでしょうか?
 こんな海の絶壁に建つ住宅に住んでみたいですね。
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 戴いた白ワイン「TERESAMANARA」
 この地方を代表する白ワインみたいで、他のレストランでも薦められました。
 シャルドネですが、そんなに甘くなく、爽やかで、切れ味のいい白ワインでした。
 もう一度飲みたくてネットで検索したのですが、レストランでは出している店があるのですが、お取り寄せではありませんでした。
 残念

TITLE:世界遺産「アルベロベッロ」

 世界遺産「アルベロベッロ」を見てきました。
 ご存知三角屋根の建物が可愛い街です。
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 三角屋根の事を「トゥーリー」と呼ぶそうです。
 この建物に実際に人が住んでます。
 殆どがお土産物屋さんなのですが、、
 しかし、こんな街が今迄残って、人が住み続けているなんて、なんか凄い
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 中に入ると三角屋根はこんな感じになってます。
 どうしてこんな建物が出来たかという話ですが、昔ナポリ王が住宅の数に応じた税金をかけたそうで、数を調べにくるとこの屋根を壊して住宅ではないと主張して税金を逃れたところから始まったそうです。確かに、石を崩すだけで簡単に屋根を外せて、調査が終わったらまた石を積み上げるだけで住宅に戻るという事なんでしょうね。
 
 アルベロベッロでお土産物屋さんを経営する「YOKOさん」という日本人に会いました。
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 店の名前も「YOKOの店」
 イタリア人と結婚して20年だそうです。
 結婚してこの村に住み始めたのですが、7年後に世界遺産に指定されてしまったそうで、、曰く、、「住んでる家が世界遺産になっちゃった・・」
 ちょっと笑える話です。
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  YOKOさんのキッチンを見せて貰いしまた。
 クラシックでアルベロベッロの雰囲気に合う素敵なキッチンでした。
 素敵な方でした。

TITLE:プーリア名物サボテンの実

 サボテンの実をこの地ではどうも食べるらしい。
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 サボテンの先にある黄色い果実がサボテンの実です。
 これを単に剥いて食べるようです。
 試しに食べてみましたが、、ウーーン、、どうも私の口には合わないみたいでした。
 ちょっとカボチャみたいで、細かい種がやたら多い感じです。

TITLE:オストーニという丘の上の古い街

 オストーニというホテルの近くの丘にある古い街に食事に出かけました。
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 街全体がライトアップされています。
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 中央広場を越えてさらに登って行きます。
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 路地には何故かエアークッションが置いてあり、そこで飲みながら談笑しているというのが面白い。日本だったら道路占有許可なんてのが必要だと思うのでけど、ここはイタリアだから皆さん自由にやっているような気がしました。ともかく緩くてとてもいい感じてす。
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 次第に人も少なくなり、路地もどんどん狭くなってくるのですが、まだレストランらしきものは見当たりません。
 ちょっと不安感に襲われましたが、かまわずどんどん登って行くと、、、
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  路地のどん詰まりにレストランらしき入り口を発見
 恐る恐ると中に入ると、、、
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 レストランの中は石造りで、こんな素敵なインテリアでした。
 料理は創作系のイタリアンで、なかなか食べ応えがありました。
 麓から歩いて約30分
 迷ったかいがあったというものです。
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 戴いた地元のワイン「キャステル・デル・モンテ リゼルバ 2007」
 ちょっとスパイシーでパンチの効いた美味しいワインでした。

TITLE:プーリアに到着

 マルセイユからミュンヘンを経由してプーリア州のバーリ空港に到着
 そこから約1時間程海岸沿いを車で移動して、フッサーノという街に到着しました。
 ブーリア州は殆どが平地か丘陵地で、見渡す限りオリーブ畑と乾いた大地が広がっています。
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 建物は白い石を積み上げたもので、乾いてはいるのですが、緑は豊かです。
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 花が咲き乱れています。
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 海岸に出ると、どこまでも青い空と、青いアドリア海が広がっています。
 海岸は殆ど岩場で、人影もあまり見かけません。
 これだけ美しくて、夏だというのに人があまりいない光景というのはあまり見た事がありません。
 美しい

TITLE:いざ南イタリアへ

 マルセイユを後にして向かったのは南イタリアのプーリア、イタリア半島の踵の部分の地域です。
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 住宅を考える時、実利的に住宅をシェルターと捉えると、まず敷地や間取りや窓の位置、そんな処から入るのが一般的だと思うのですが、住宅を自分のライフスタイルの実現とか、ある意味人生のエンターティメントと考えると、「旅」というのが一つの大きなキーワードになると思っています。
 例えば「バリのアパルトメント」のような雰囲気の住宅、住む事で南フランスのコートダジュールを彷彿させる住宅とか、、まずそういうイメージがあってから、それを実現する為の住宅やインテリアと考えると、住宅の切り口はまるで違ってきます。
 キッチンを中心としたインテリア全体を提案する事が出来る TOYO KITCHEN STYLE のここ数年の製品のプレゼンテーションを見て戴ければ分かると思うのですが、常に「旅」というのがプレゼンテーションのキーワードになっています。
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 写真は昨年の秋に発表した「INO VENEZIA」ですが、商品名と同じくイメージはベネツィアで、ベネツィアの夕焼けが背景に写っています。VENEZIAに感銘を受けて、そのVENEZIAに住むイメージの住宅のインテリアはどんな感じなんだろう、、それがこの写真です。
 製品としてのイメージをより確かなものにする為に、必ずその地に旅をして、自分で写真を実際に撮影し、その時の感動をプレゼンテーションで生かす為に、その写真を製品の背景として使っています。
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  これが実際に私が撮影した写真です。
 ホテル・ダニエリの窓から夕焼けを待ち、帰りを急ぐ鳥を画面に入れようと辛抱強く待って撮った写真です。
 この時の感動を製品の写真に反映させました。
 余談ですが、写真のイメージを実現する為には家具や、照明、小物等が必要になってきます。イメージにあったこれらの脇役を集める事が新しい家具や照明、そしてインテリア小物の新たな発掘に繋がっていきます。
 このベネツィアで使おうと仕入れたスツールがあります。チェコのボジェック・シーペックという工房の製品です。その後、この工房を訪れてここの製品を販売する事を決めました。秋の東京デザイン・ウィークには南青山の LUCE TOYO KITCHEN STYLE の地下にこのボジェック・シーペックのショップが誕生する予定です。
 今回の南イタリアの訪問も、先の新製品のイメージとして使う為に訪問しました。
 なかなかいい写真も沢山撮れたので、そのうちにこのプーリアのイメージのプレゼンテーションを行なうので、楽しみにして下さい。
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 プーリアの窓辺です。
 ちょっとピンポケはご愛嬌で・・・