疲れ無いキッチンって何かというと、できるだけ少ない動きで調理ができるキッチンだと思うのですね。
動線が短いよりも動線が無い、つまり「ゼロ動線」を可能にするキッチンが一番疲れないキッチンという考え方です。
この考えに沿って、シンク内で全ての調理作業が完結すれば理想的だということで「3Dシンク」を開発しました。そしてその発展型としての新3Dシンク「パラレロ」があります。
シンク内で全ての調理作業が完結するといっても、加熱するという機能はシンクではないので、調理作業をする場合は加熱機器とのからみで考える必要があります。
つまりシンクと加熱機器の間、一般的には調理スペースと呼ばれる間隔を出来るだけ短くする事で、動線は更に短くなります。他のキッチンメーカーのキッチンはシンク内で調理を完結させる機能は無いので、この間隔を調理スペースとして一定のスペースを確保する必要があります。しかしTOYO KITCHENのキッチンはその必要がありません。
この事で以前からこのスペースを出来るだけ短くしようという考えはあったのですが、実は製作上の問題があり、これが実現しませんでした。つまりシンクと加熱機器の穴の間隔を一定以上確保しないとステンレス天板の反りが発生してしまうにです。
この製作上の問題をようやくクリアーすることが出来るようになったので、今回の新製品「INO plug-in」ではこの間隔をかなり短くすることが出来たことで、cooking elementの間口1860mmを実現し、0動線に一歩近づける事が出来ました。
CEO TOYO KITCHEN STYLE(フェイスブック)
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トーヨーキッチンスタイルのシステムキッチン。
その革新の歴史をご覧ください。
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