TITLE:サローネ2010 その1 何故か車編

 アイルランドの火山の噴火の影響でイタリア滞在が予定より五日間も伸びてしまい、フラフラになって帰って来ました。
 海外滞在中はあまり日本への郷愁は感じない私ですが,今回はさすがに日本食が懐かしくて、最後の二日間は昼も、夜も日本料理屋さんにへばりついていました。
 ミラノで食べるカツ丼、カツカレーは格別ではありました。
 今日からお待ちかねの「サローネ2010」のレポートです。
 まず本題に入る前に、ミラノで見かけた車の話です。
 海外出張の楽しみの一つに、日本では見かけないような車を街で見つけることです。まあ、車好きじゃない方はあまり意味がないのかもしれませんが、、でも、、海外ではとんでもない車に出会う事があります。

 

 写真の車は実際に走るわけではなく、ミラノ・サローネのイベントの一環として、街角にさりげなくプロトタイプが駐車してありました。この写真は中心街のモンテ・ナポレオーネ通りに駐車してあったものですが、これ以外にも3台のプロトタイプの車が駐車?してありました。新しい試みで、面白いと思いました。

 ミラノの街並を疾走するハマーH2のストレッチ・リムジン。
 最初見つけた時は、何かの冗談かと思いました。
 超迫力!!!

 最後の車はご存知フェラーリの最新モデル「フェラーリ・イタリア」
 まだ日本では発表されていないと思ったけど、、イタリアではもう発売されているのか、それとも単なるサローネに協賛した路上での展示かは不明。
 しかし、このフェラーリは美しい。
 現行の430が私にとってはちょっとマッチョ過ぎると思ってたのですが、このイタリアはエレガントで本来のフェラーリらしい。男心を少しくすぐられました。
 あまりに多くて写真は撮らなかったのですが、マット塗装がどうもブームになっているみたいで、以前はチラホラしかいなかったマット塗装の車が大繁殖してました。日本ではまだ殆ど見かけない塗装ですが、この調子だと数年以内に日本でも増えてくるのかもしれませんね。

TITLE:ガラス・モザイクのポートレートを発売します

写真を送って頂ければ、その写真を基にベネツィアン・モザイクでポートレートを製作して販売をするというサービスを開始します。試しに私の父、トーヨーキッチンの先代ですが、その父の写真を基にモザイクでポートレートを製作してみましたのでご覧下さい。

拡大して貰うと分かると思いますが、メガネのツルから、髪の毛の一本一本の描写が精緻で美しいのが分かって頂けると思います。

 

  

 

 

モザイク・ポートレートの 大きさは 800mm X 1000mm

  価格はこの大きさで 150万円 (フレーム・プレート別途)

  ポートレートの大きさの受注も可能です。

納期は約4ヶ月です。

  創業者のブロンズ像を建立する方も多いと思いますが、もう少し洒落た感じのモザイク・ポートレートは如何でしょうか?

  2010年4月21日より受注開始です。

  詳しくは21日以降にトーヨーキッチン・ホームページ,もしくは弊社営業にお問い合わせ下さい。

 ちなみに下はモザイク・ポートレートの基になった先代の写真です。

 

 
モザイク・ポートレートとは別に、ガラス・モザイクでのサインの受注も開始します。
 
店名、会社名、サイン各種も美しいガラス・モザイクで 製作してみては如何でしょうか?
 
下の写真は「GDC名古屋」用に製作した「GDC」のロゴ看板です。
 
 

 "

 
 

 

 

 

TITLE:コンランショップ名古屋での講演会

 前回の日記で書きましたように、コンランショップ名古屋とのコラボイベントの一環として、ショップ内での講演会を開催しました。

 コンランショップ名古屋に展示されたINOビッグラインとスタルク・デザインのミミン・チェアです。展示はこの他にハイメ・アジョンのArmchairが展示してあります。

 会場はショップ2階のカフェ・カフェスペースを使って開催されました。
 用意された100脚の椅子は全て埋まり、座りきれないお客様には追加で椅子は用意したのですが、れも全て埋まり、会場はお客様で溢れました。

 講演が始まりました。
 皆さん非常に熱心に聞いて頂き、話す方もとても話し易かったのは感謝です。

 講演が終わって懇親会に入りました。
 フードは名古屋で新登場で話題になっている「クリスピードーナッツ」です。

 尚、講演の様子はUstreamで実況配信しました。
 その配信の録画を以下のアドレスでご覧になれます。
http://www.ustream.tv/recorded/6016923
 興味のある方は覗いてみて下さい。

TITLE:Ustream配信中断のお詫び

 昨日は私のコンランショップでのUstream配信を見て戴きありがとうございました。
 残念ながら、配信は講演半ばの44分で中断してしまい、ご迷惑をお掛けした事をお詫びいたします。
 原因等は不明で、今後の検討課題としたいと思います。
 今後、トーヨーキッチンのいろいろな場面で、このUstrem配信を使っていきたいと思っています。
 また、講演のダイジェスト版についてはUtubeに掲載する予定です。

TITLE:講演会のUstream(ユーストリーム)配信を行います

 明日の私のコンラン・ショップでの講演会ですが、Ustream(ユーストリーム)配信を行う事にしました。
 アドレスは下記の通りです。
——————————-
THE CONRAN SHOP × TOYO KITCHEN STYLE on USTREAM: コンランショップで素敵なコラボレーション トーヨーキッチン社長講演会
http://www.ustream.tv/channel/キッチンに住む
——————————-
 時間は午後6時から1時間半の予定です。
 見に来られない方、ぜひUstream(ユーストリーム)配信でお目にかかれれば幸いです。
 講演会の詳細はここを参照して下さい → ここ

TITLE:人はどうしてお洒落をするのか?

 ファション会社の社長を始めてから、ファションについていろいろ考える事が多くなりました。以前は気に入った服が着れればいいという程度しか考えてなかったのですか、もう少し客観的に、、、
  例えば
   「どうして人はお洒落をするのか?」
     とか
   「お洒落をしたいと思う人と、思わない人はどこが違うのか?」
とか、まあこんなことをいろいろ考える事が多くなりました。
 最近、服が売れなくなったきたと言われていますが、ある音楽プロデューサーがこんなことを言いました。
 「多少お洒落にお金を使っても、大してもてない事がバレたんだよ!」
 確かにお洒落をするという理由の一つは「異性にもてたい」というのがあるので、確かにこの音楽プロデューサーの一言は一理あるとは思うけど、でも、ただモテたいという理由だけでお洒落をするのかというと、そうではないと思う。
 
 人間は群れの中にいて心地よいと思うと人と、群れから一定の距離を置いた方が心地よいと思う人がいると思う。まあ、一人の人間の中に、この2つの感情は交錯していて、片方だけに偏っているのではないと思うけど、つまり、日々の生活の中で群れに対しての感情が常に振れているのが普通の人間だと思う。
 そういう仮定で考えると、「群れの中に埋没したい」と思った時は、お洒落も群れの中に埋没出来るようなファション、つまり他人と同じような服を着たいと思うということになるが、これも一つのお洒落なような気がする。
 具体的にはサラリーマンのドブネズミ・スタイルがそうだ。
 逆に「群れから一定の距離を置きたい」とか「群れの中で目立ちたい」と思うお洒落が、いわゆる一般的に言うお洒落だと思う。
 具体的には舞台衣装とかがそれにあたる。
 過激なファションはその感情がピークまでにきた時に花開くというとことになる。
 もっとも、どんな「群れ」の中に所属しているのかによって、過激なファションも、その「群れ」の中では過激といは言わなかったりする。

 ということで、今日は日曜日の午後、のんびりと三々五々の散歩を楽しみながら、とりとめもないことを考えています。
 名古屋の桜も満開です。
 以前にも書きましたが、今週の水曜日18:00から名古屋のコンランショップで講演会を開催します。内容は「キッチンとインテリアの素敵な関係」ということで、講演のタイトルは「キッチンに住む」です。
 詳しくはコンランショップのイベントニュースをご覧下さい → ここ
 ぜひおいで下さい。

TITLE:キッチン・ショールームでファッションショー 世界初

 トーヨーキッチンの東京ショールームを会場にしてファッションショーが開催されました。
 昨年にGDCの社長に就任した事は皆さん先刻ご存知の事と思います。
 そのGDCの持つブランドの一つ「WHEREABOUTS」(ウェラバウツ)の2010年秋冬のファションショーをキッチン・ショールームで開催しました。恐らくはキッチン・ショールームでファションショーというのは世界初だと思うのですが、、

 キッチンを設置したままで、ショールームは徐々にファションショー会場に変貌して行きます。展示してあるテーブルと椅子は移動され、ショー用のライトが搬入されています。自分で言い出して今更言うのもなんなんですが、結構なスペースが確保出来て、ショー会場らしくなってきのにはちょっとビックリしました。

 ショールームの2階にショーで使用する服が運び込まれてきました。
 ハンガーはモデル毎に分かれていて、使う靴や靴下まハンガーの下に整理されて置いてあります。

 掛けてある服のハンガーには、写真のようにどうこの服を着るのかという着方が写真で表示されています。

 ショールームの一画が美容院に早変わり。
 実際に髪も切ってました。
 さすがモデルだけあって、全員イケメンでスタイルも抜群。

 ショー時間が近づくと続々とお客様が会場に、ショーの始まる頃には会場は満員になって、一部のお客様は会場の外に溢れてしまいました。
 ショーが始まりました。
 私は会場の一番置奥のカメラ席の隣で見てました、、一応主催者だったので、、でも、キッチンを見ながらのコレクションというのはなんか不思議な感じでした。
 モデルが登場する度に20台近くのプレスのカメラのシャッター音が響くのが、なんか高揚感を誘います。
 スケッチやサンプルの段階がショーの服は見ているので、ある程度見慣れているつもりでしたが、こうゃって実際のショーでモデルがライトを浴びて登場してくるのを見ると、また服自体も違って見えてくるのは不思議でした。
 写真の右端には菊池 武夫さんの姿が見えます

 ショーのエンディングはモデルが全員登場します。
 まる一日かけた準備は僅か15分で終わりました。
 ちょっと刹那的な感じもしないでもないけど、ファッションというのはそうそうものなのかもしれませんね。
 このショーで発表された新作がもう早々とインターネットのFashionSnap.comに掲載されていました。
 ぜひご覧下さい。
 http://www.fashionsnap.com/report/1011aw/whereabouts/
 私のお薦めはウェラバウツ久々のスタジャンと、ホースレザーのブルゾンです。