TITLE:「ダル・ペスカトーレ」

 サローネの予定が全て終わって、最終日の夜、Magis Japanの長谷川社長に誘われて、イタリアで最も長く「三つ星」を続けている「ダル・ペスカトーレ」で食事をする事になりました。
 ミラノから車で1時間半の田園地帯のの真ん中にその「ダル・ペスカトーレ」はありました。
 ソムリエは何と日本人の林さん。
 彼はイタリアを代表するソムリエの一人でもあります。
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 レストランの周囲には何も建物は無く、ひたすら田園風景が連なっています。
 まさに食事の為だけに遠方からはるばる訪れる、そんな価値のあるレストランなんでしょうね。
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 「クラッテッロ」という最高の生ハム
 手でつまんで戴くのが一般的だという説明があり、その通り手でつまんで戴きました。
 今まで食べた生ハムの中でも飛び抜けて美味しかったので、これからの料理に期待で胸が膨らみます。
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 「カボチャのトルッテリ」、このレストランのスペシャリティーの一つ。

 カボチャの甘みが何とも言えません。

 甘いパスタって始めて食べたので、ちょっとした衝撃でした。

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 「蛙のフリット」
 これもこのレストランの名物
 蛙とは思えない上品さ、一気に食べてしまいしまた。
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 デザートまで完食した後、満腹のお腹を抱えて、ソムリエの林さんにレストランの裏庭とワイン・セラーを見せて貰いしまた。
 写真はレストランの裏庭です。素晴しいですよね。
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 セラーの説明をしてくれている林さんです。
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 ロマネコンティ、モンラッシェ、ラターシュ、高価なワインがゴロゴロしてました。
 料理も素晴しかったのですが、そのロケーションには驚きました。
 また、機会があれば行ってみたいと思います。
 今日で一応2012年のサローネの話しは終わりたいと思います。
 読んでくれてあれがとうね。

TITLE:ガラスのアート「ボレック・シペック」

 プロダクトはアートに近づき、アートはプロダクトに近づく。
 最近のサローネでのトレンドを見てると「アート」と「プロダクト」の境界線が益々曖昧になってきているような気がします。
 今日紹介するのはプロダクトというより、アートら近い製品、、むしろアートそのものかもしれないと思えるチェコの「ボレック・シペック」を紹介します。
 どういう関係があるのかは知りませんが、ボレックの展示はインゴマウラーと同じ会場「クリッツィア・スタジオ」で開催されるのが常です。
 今回、このボレックが限定でガラスのスツールを展示していますした。
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 ガラスのスツールというより、何かの有機体の群れのようにも見えます。
 勿論ですか゛一点一点、微妙に形状も変わっています。
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 スツールをアップで上から見るとこんな感じです。
 このスツールは三脚だけ仕入れてきましたので、秋の東京デザイン・ウィークには東京ショールームで、新製品のINOプレミアムと一緒に展示される予定ですので楽しみにしていて下さい。
 勿論、展示だけでなく、販売もする予定です。
 
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 仕入れてはきませんでしたが、こんな不思議なモチーフも展示されていました。

TITLE:サローネ会場で見つけた小物です

 
 雑誌や新聞でサローネ情報も溢れてきたので、今回からメディアでは報道されない、独断と偏見のサローネ番外編に移ろうと思います。
 サローネ会場では家具を展示する時に、小物も同時にディスプレーされています。
 その中で私が気に入った小物達です。
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 メタルのスタッズが打ち込まれたスカル。
 ちょっとハードな印象がスカル好きにはたまりません。
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 くわえ煙草の、、何だろう? ウサギ? それともワンちゃん?
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 猿がダンスしてます。
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 可愛いドロワー付きの小物入れ。
 グラフィックが可愛い
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 ロリーポップ・キャンディーを加えたウサギ?

TITLE:いつも可愛いBOSA

 いつも可愛いBOSAですが、サローネでも可愛い製品を沢山発表してました。
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 足の付いたプランター、、サボテンを入れて展示してありました。
 可愛いですよね。
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 内側に金が施された花器です。
 
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 ご存知はハイメ・アジョンのシリーズです。
 これも可愛い。
 写真はないのですが、実はBOSAの社長はとても可愛い、、と言うと、語弊があるけど、、小さい体で笑顔を振りまく様はとても可愛いのです。

TITLE:SICISの妖艶な家具

 ベネツィアン・モザイクのイタリアのトップ・ブランド「SICIS」が3年前から家具の販売を始めました。
 昨年はクリスチャン・ラクロアデザインの家具をライン・アップに加えました。このクリスチャン・ラクロアのラウンジ・チェアーは南青山のSICISショールームに展示してありますので、興味のある方はぜひご覧下さい。
 このSICISの家具を一言で言えば「妖艶」
 世界でも類を見ない不思議な家具です。
 このSICISの家具が今年も更に進化しました。
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 背にバラの花を配したソファーです。
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 同じくバラの花のソファーの一人ががけです。
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 ゴージャスなベルベット生地を使ったラウンジチェアー
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 比較的シンプルなソファー。
 でも「妖艶」です。