TITLE:「マテリアル ミックス」の考え方を取り入れた「PUTTO Agio」

1988年に発売したPUTTOの5年後、Spiga Dueのコンセプト「マテリアル ミックス」の考え方を取り入れてモデル チェンジした「PUTTO Agio」です。
アルミ フレームの収納扉やステンレス製のレンジフード、そしてキッチンの前の壁面に付けられたは壁面収納はSpiga DueからのDNAです。

印象的なのはキッチンの前にあるコンパクトなアイランド キッチン「スパイコ」です。システム キッチンの限界を感じ始めていた頃で、キッチンのシステムに依存しないキッチン パーツを加えることで、キッチンのシステムにより多様性を持たせることが出来、デザイン的にも機能的にも大きなブレークスルーを可能にする事を期待して開発したのですが、時代が早すぎたのか、それともニーズそのものが無かったのか、殆ど売れませんでした。

それでもこの考え方は思い入れがあって、いつかは再度挑戦してみたいと思ってます。
スパイコは失敗しましたが、このキッチン「PUTTO Agio」は大成功でした。このキッチン以降、日本のキッチンデザインもマテリアル ミックスの時代に突入することになるのです。

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TITLE:1988年に発表した「PUTTO」

新しい年はどんな年になるのでしょうか?毎年新年が終わって仕事始めが始まると思うことです。
その話はさておいて、昨年からここで続けているTOYO KITCHENが過去に発表してきたキッチンの話を続けたいと思います。

写真のキッチンは1988年に発表した「PUTTO」というキッチンです。

このキッチンはサブタイトルに「収納キッチン」と言う名前がついてたように、収納にSpotlightを当てたキッチンです。キッチンそのものは従来のボックス構造ですが、このキッチンの特徴は収納の部分はパネル構造になっていると言う点です。
パネル構造はボックス構造と違って高さ、間口、中の棚板の位置等が自由に設計できるということでフレキシブルな収納プランがお客様に提供出来ます。またパネルの組み合わせ方で収納の部屋とも言える「Walk in Pantry」を提供できるというのも大きな特徴でした。

当時、ここまで収納に拘ったキッチンは無かったので弊社としては爆発的なヒット商品となりました。
写真の左側の部分がウォークイン パントリーと一体化した収納壁です。

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