TITLE:元気になったエスタブ

 少し元気が無かったエスタブリッシュト&サンズ(エスタブ)ですが、少し元気になってきたような気がします。
 今回の展示はWonder Glassと同じ会場での共同展示でした。
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 まずは エスタブから紹介します。
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 フェデェリコ・グレゴルッティのスツール「STEP」
 トレンドのマルチカラーです。
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 フィリップ・マローウィン「Mollo」、巨大です。
 アイコン的なソファーです。とても印象的
 かなりデカい
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  長坂常さんのテーブルとサイド・ボード
 今やエスタブのシンボル的商品になりつつあります。
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 アレサンドラ・クリフォのダイニング・テープル「Sanghai」
 これもまたマルチカラーです。
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 Nao Tamuraさんのテープルライト「KIKI」
 可愛いですね。
 エスタブ、相変わらず実験的で先駆的な商品を発表しています。
 やはり、時代の先端を突っ走ろうという意気込みが感じられます。

TITLE:Kartellは目映いばかりのメタリック

 今年のサローネでのKartellのハイライトは名作Mastersのメタリック・バージョンが登場していました。
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 キラキラ過ぎて、ちょっと離れた写真では何のこっちゃよお分からん程でした。
 
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 寄って見ると、こんな感じになります。
 ゴールド、シルバー、カッパー、黒クロームの4色です。
 価格は現在のMastersの倍ぐらいだと聞きました。(日本での価格はまだ未定です)
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 私の一押しはこの黒クローム
 カッパーもなかなかいい。
 入荷はまずGoldかららしいですが、まだ日本への入荷は未定です。
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 新作のSPARCLEを説明する吉岡徳仁さん
 プラスチックとは思えないキラキラした輝き
 まるでクリスタルのようです
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 同じく吉岡徳仁の「TWINCLE」
 プラスチックでこんな形状の成形が出来るというのは驚きです。
 ただ、展示してあるのはプロトタイプで削り出しで作ったもののようで、かなり難しい成形技術が要求される製品なだけに、製品化にはかなり時間がかかるような気がします。
 しかし、美しいですね。
 庭に一つ置いておきたいと思いました。
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 空間に溶け込むかのようなスタルクの新作 Uncle Jack
 写真で見ると何処迄が椅子なのかよく分かりませんね。
 メーカー提供の写真だとよく分かります。
スクリーンショット 2014-04-27 13.21.51.png これは間口190mmの製品てすが、単座のものもありました。
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 エミリオプッチのファブリックを使ったマドモアゼル
 新鮮です。
 日本ではちょっと旬を過ぎた感もあるプッチですが、今回のサローネではKartell以外にプッチをフューチャーしているメーカーもありましたので、こういったインテリアからのアプローチでもう一度旬を取り戻そうとしているのかもしれまいかと思いました。
 余談になりますが、Kartellはここ何年かはファニチャー以外のジャンルへの取り組みに挑戦しています。今年は食器が発表されていました。ファションも以前からシューズはあったのですが、今回はパッグが発表されていました。
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 これもメタリックでした。

TITLE:サローネの話題に戻ります

 大阪ショールーム関連の話が続いていましたが、今日からまた先日ミラノで開催されたサローネの話題に戻ります

 今回のサローネでのハイライトは、先日紹介したMoooiとバロビエトーゾのインスタレーョンでした。
 どちらも、マルセル・ワンダーズなのはご存知の通りです。
 バルビエトーゾはマルセル・ワンダーズのプロデュースでミラノ市内の中庭のある古い建物を使ってのインスタレーションでした。
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 予定のオープン時間をを1時間以上遅れてオープンしました。さすがイタリアですね。
 入り口を入ると中庭を囲む回廊に出ます。
 回廊は霧の中に浮かぶバルビエトーゾのシャンデリアが続きます。
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 霧の回廊を歩いていると突然回廊の窓に現れるバルビエのシャンデリアのパーツを使った操り人形
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 不気味にダンスを踊っています。
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 突然こんな衣装に身を包んだ女性が出現します。
 腰回りのトレーにはクッキーを乗せています。
 一口摘んでみたけど、ちょっと後悔しました。
 それにしても脚が長い
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 回廊を過ぎると別の部屋があり、そこには巨大なシャンデリアが、、まるで夢の世界です。
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  最後の部屋を出ると、鳥籠を持ってトウシューズを履いたバレリーナを発見
 
 とても不思議で記憶に刻まれるようなインスタレーションでした。
 
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 中庭で取材を受けているマルセル・ワンダーズ、、凄いデザイナーです。
 このバルビエでもそうだったように、インテリアは確実にカラフルになり、また装飾性の強いものが主流になりつつあります。
 まだまだミニマルなものが主流な日本でも、この流れは確実に足下まで来ています。
 インテリアの流れの端境期、面白い時代になりそうですね。

TITLE:地下鉄に広告を出してみました

 大阪ショールームのOPENにあたっての宣伝媒体に地下鉄を使ってみました。
 
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 御堂筋線の1車両の中吊り広告と壁面をTOYO KITCHEN STYLEの広告で埋め尽くすというものです。
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 この車両に乗った方には確実に憶えて頂けるという、、そんな感じですかね。
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 これは扉の近くの壁面の広告です。
 オープン告知はこの地下鉄以外にも朝日新聞のの関西版にこんな広告も掲載しました
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 効果があったかどうかは分かりませんが、新装なった大阪ショールームは連日お客様で溢れていて、大阪のスタッフは嬉しい悲鳴です。

TITLE:大阪ショールームのオープニングでお会いした方々

 大阪ショールームのオプニングに際して沢山のお客様に来て戴きました。
 全てのお客様とはお話は出来ませんでしたが、お話が出来たお客様との写真を紹介させて戴きます。
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 大阪平田タイルの社長さんと、後ろに見えるのは平田タイルのスタッフの皆様です。
 平田社長は経営の面で色々アドバイスを戴いています。
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  丸産業の社長と何やら談笑。
 奥様同伴で来て戴きました。ありがとうございました。
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 モダンリビングの下田編集長です。
 今年のサローネでのモダンリビングのFaceBookでの活躍は脱帽です。
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 住まいの設計の鈴木編集長
 私の拙い説明にしっかりと耳を貸して戴いています。
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 コンランの後藤さん。
 私の高校の先輩でもあります。相変わらずお元気です。
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 日本を代表するインテリア・スタイリストの長山さん。
 今回のサローネでもバイイングのアドバイスを戴きました。
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  エルデコの木田編集長。
 眼鏡がとてもお似合いです。
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 「I`m Home」の住田編集長
 相変わらず迫力がありますな。
 ミラノでは市内でばったり会って、道の反対側から大きな声をかけて戴きました。
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 業界1のイケメン編集長、Casa Brutusの松原編集長と台湾の代理人の劉さん
 松原編集長は最近台北で講演されたそうです。
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 日本を代表する若きプロダクト・ディレクターでプロデューサーの丸若屋君
 スーツ姿を始めて見たので、最初は誰が分からなかった。
 こういう才能のある創造的な若者が、これからの日本の産業を引っ張っていけるような国にしていくのが我々の年代の使命なのかもしれないとか、、そう思います。
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 今回パーティーでの食事の担当して頂いた神戸吉兆の湯木社長
 接客で私はあまり食べられませんでしたが、お客様の評判と、食べっぷりは最高でした。
 パーティー中もずっと直接指示をして戴いていて、本当にありがとうございました。
 

TITLE:Home Decorationという考え方(その2)

 Home Decorationを考える時、もう一つの大きな要素はグリーンとお花です。
インテリアにグリーンがあったり、お花が飾ってあるという事で、インテリアをより魅力的で安らぎを感じられるものに変えていきます。
新しい大阪ショールームでは、京都ショールームで実験的に行なったグリーンとインテリアの実験を更に進めてました。
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 テーブルの中央から木が生えています。
 木を囲みながら食事をするという、ちよっとした屋内でのピクニック気分を味わえます。
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 壁を飾る植物とお花。
 玄関にでも置きたいですね。
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  ショールームのエントランスを森にしてみました。
 使ってるのは鉢ではなく、巨木を切り抜いたものを使いました。
 玄関を入ると、いきなり森というのも面白いし、LDKの一部が森になっているというのも、また魅力的ですね。
 お花については、このブログの4月21日の「大阪ショールームがオープンしました(その1)」で取り上げたので、そちらを参照して下さい。
 また、お花につきものの「フラワーベース」については、ショールームに飾ってあるフラワーベースは一部除いて全て販売出来ます。またTOYO KITCHEN STYLE on line Shopでも取り扱っていますので、「フラワーベース」で検索して下さい。

TITLE:Home Decorationという考え方(その1)

 LDK空間にキッチンや家具を配置しても、それだけではインテリアとして何か欠けていますね。インテリアとしてより心地よくする為にはHome Decoration(ホーム・デコレーション)を考える必要があると思います。
 ホーム・デコレーションとは何か?
 床のデザイン、床に置くラグ、壁の装飾、絵画、グリーン、お花、、そういった要素を加えることで、より快適で豊かなインテリアが完成するのだと思います。
 今回の大阪ショールームのオープンを期に、このホーム・デコレーションについての取り組みを本格的に始めたいと思っています。
 まずそれぞれのステージの床にガラス・モザイクやタイルを貼りました。
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 日本の住宅の床といえば木質系のフローリングが一般的ですが、素材感がチープなものが多く、これが日本の住宅のインテリアを粗悪なものにしている一因の一つだと思っています。こういったガラス・モザイクを貼ることでインテリアの質感が上がり、より豊かなものになっていくのではないかと思っています。
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 こんなカラフルなガラス.モザイクもあります。
 これがインテリアの中でしっくり溶け込んでいる様を新しい大阪ショールームでお確かめ下さい。
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 こんなクラシックな文様を取り入れると、クラシック・テーストが出ていい感じです。
 もう一つのHome Decorationがラグです。
 上の写真にも敷いてありますが、ラグを置くことでインテリアのイメージが随分と変わります。
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 そのセットを俯瞰した写真です。
  ラグの部分を手で覆ってイメージの違いを実感して下さい。
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 HomeDecoration の最後が壁です。
 この部屋には壁にウォール・オブジェクト「クレイン」が飾られています。
 キッチンというと、一昔前は壁から壁へとぎっしり収納スペースで詰められていましたが、アイランド・キッチンの時代になるとlDK空間が収納で占められるのではなく、空いた壁の空間を飾る人が多くなってきています。TOYO KITCHEN STYLEでは随分と前からこの空間を装飾鏡で飾る事を提案してきました。これからは鏡だけではなく、こういったウォール・オプジェクトとか、装飾的な家具とか、絵画等で飾るという提案をすすめていくつもりです。ご存知かとは思いますが、東京、名古屋、大阪、福岡のショールームにはヨーロッパのアンテイーク絵画が飾られていて、これは全て販売出来ます。
 白い壁と、木質系のフローリングと、お約束のような北欧の名作家具の時代ではなく、もっと複雑で、個性的なインテリアを日本人も楽しむ時代になってきたような気がします。
-続く-

TITLE:大阪ショールームはここを見て欲しい

 今回のこの大阪ショールームですが、是非に見て欲しいという点、所謂見所ですね、、今日はそんな話をします。
 キッチンのアイランド化が進んできた一番の理由は、キッチンを単なる料理をする道具としてではなく、キッチンを中心として生活を楽しむという考え方をする方が増えてきたという事だと思います。このキッチンのアイランド化はLDKを一つのインテリア空間と捉える為、キッチンをキッチン単独で考えるのではなく、キッチンを含むLDK空間全体を考える必要が出てきました。
 また、より快適な生活を楽しむ為には、自分が心地よいと感じるインテリア空間は何かという事も考える必要になってきした。
 TOYO KITCHEN STYLEではこの考え方に基づき、ショールームの設計の折りには、お客様がより具体的なLDKのインテリア・イメージを感じて戴けるような工夫をしてきました。
 今回の大阪ショールームはその考え方の延長線上にあり、今迄以上にお客様にLDKのインテリア・イメージを捉えて頂く事が出来ると確信しています。
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 それぞれのセットがステージの上にあり、そのステージの一つ、一つがLDK空間をイメージしています。
 つまり、そのステージそのものが一つのLDK空間で、お客様がそのステージに登ることで、そのインテリア・イメージをより具体的に感じて戴ける筈です。
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 各々のステージは実際の部屋の大きさを想定して、その中にLDK空間を再現してあるので、キッチンと各家具の距離感や照明とのコーディネーションも実感して戴けます。
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 キッチンだけでなく、キッチンを含むインテリアをトータルで考えたいと思ってる方、ぜひ新しい大阪ショールームで実際に体感して下さい。

TITLE:大阪ショールームがオープンしました(その2)

 大阪の新ショールームの続きです。
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 新ショールームのシンボル、リヤドロの黄金の登り龍と照明の新製品「フラフープ
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  花火のように見える照明器具Moooiの「レイモンド」(手前)と「ヘラクレイム」(後方)
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 テーブルが森になってます。
 その森の中にはフレデリック・モレルの動物達が灯りをかざしながら佇んでいます。
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 その森のテープルの前にはアパレル・メーカーが企画したという珍しい家具「Wait & See」
 背もたれの中央の襟が可愛いですね。
-続く-

TITLE:大阪ショールームがオープンしました(その1)

 現在の大阪ショールームの南側のウィングに新しい大阪ショールームがオープンしました。
 日本最大のキッチンとインテリアのショールームです。
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 ノース・ウィングのファサードの写真も新製品に変わりました。
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 新しいショールームは同じビルのSouth Wingに誕生しました。
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 新ショールームのシンボルのフレデリック・モレルの実物大の馬「ドクトル・ジバゴ」と玄関先で記念撮影です。
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 エントランスを入ると、TOYO KITCHEN STYLE 80周年を記念して80本のバラ「イブ・ピアジェ」
 ショールーム内はオープンを記念して530本のイブ・ピアジェが飾られ、その香りがショールームを内を満たしています。
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 新製品のMiamiの「キルト」の前にもバラのディスプレー
 上には巨大な「ディアマンテ」、ディアマンテにはSS,S,M,Lとあって、これは最近入荷したLLサイズ。
 迫力があります。
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 人気のシャンデリア「クーロン」の前にもバラが、、
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 新製品のフロアースタンド「オービタル」の前にも勿論バラです。
-明日に続く-