30年以上前にミラノで購入したクリムトの「水蛇」の複製画が名古屋本社の応接室に飾ってあります。
ちょっと特殊な複製画で、写真の上に職人が筆で丁重に金を乗せて描かれているので、複製画といってもかなり精緻で、限りなく本物に近いものです。応接室に入ったお客様の中には「本物ですか?」という質問さえする方もみえるほどです。
でも、30年の月日は絵の上に乗せられた金が少しづつ剥がれてきたので、修復をする事にしました。
修復が終わった「水蛇」です。
日本画の技術を持った修復の専門家が乗せてる金をひとつひとつ筆を使って修復してくれました。
なんか、前より良くなったような気がします。
さすが日本の職人ですね。
余談ですが、右端にちょっ写ってる壷はハイメアジョンで直筆で書いて焼いた物です。
世界に一つだけの貴重な壷です。
最近のコメント