TITLE:クラウディオ・ルーティさんが日経MJに掲載されてました

ご存知とは思いますがKartell社のCEO、クラウディオ・ルーティさんは、ミラノ サローネのCEOでもあり、イタリアのインテリア業界の中心人物でもあります。
彼の記事が日経MJに掲載されてました。興味がある方はご一読下さい。

CEO TOYO KITCHEN STYLE(フェイスブック)
http://bit.ly/2Jt7YAE

TITLE:Kartellがいよいよ電気製品の分野

Kartellがいよいよ電気製品の分野に参入しそうです。
写真はIHヒーター付きのテーブル「i-Table」。写真はプロトタイプでIHが二つ付いてます。
これにシンクを付ければキッチンになってしまう訳で、「いよいよKartellもキッチンに参入ですか?」って聞いたら「それはないです」と言ってはいましたが、全てにアグレッシブなKartellですから、、、ひょっとして、ですね。

CEO TOYO KITCHEN STYLE(フェイスブック)
http://bit.ly/2JHwEBQ

TITLE:Kartell Project

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いよいよKartell Projectの準備期間も大詰めを迎えて来ています。以前の代理店はネット業者への卸を中心に販売戦略を組み立てていたようですが、TOYO KITCHEN STYLEのKartellの販売戦略は実店舗で展示をきちんとしてくれる販売店を大切にしようと考えています。
 Kartellというブランドは世界的にはデザイン・品質そして、ブランド・イメージともに高い評価を受けていますが、日本ではWeb中心で販売する商品のようなイメージが定着していて、ブランドイメージも少し世界のイメージと比べるとギャップがあるような気がしています。
Kartell Projectを考える上では、このブランド・イメージの再構築を中心に考えていきたいと思っています。
 いよいよ10月15日にはKartell Nagoyaがオープンします。またその一週間後には南青山にKartell Tokyoがオープンします。

TITLE:村野藤吾の選んだシャンデリア

 古い写真を整理してたら志摩観光ホテル・クラシックのメインダイニング「ラ・メール」の天井のシャンデリアの写真が出てきた。
 志摩観光ホテルといえば建築家・村野藤吾の代表作
 という事は、ラ・メールのインテリアも彼の作品ということになる。
 木目の天井とクリスタルのシャンデリアの組み合わせが新鮮に感じた。

TITLE:トークショーの話の続き

 昨日に続いてトークショーでのちょっと面白いと思った話題です。
 建築家はとても元気だという話

 オスカー・ニー・マイャーという皆さんご存知のブラジルの巨匠。
 お年は100歳を超えるという話なのですが、カーサブルータスの編集がインタビューに行ったら、何か黙々とスケッチをしてたらしい。編集の人が何を書いているのかって覗いたら、なんと女性のスケッチだったらしい。
 それと凄いのは彼は最近また結婚したらしい。
 ピカソも真っ青という感じですね。

 写真は有名な彼の設計のニテロイ現代美術館
 今まで聞いた話では、この美術館を設計するに当たって「花」をイメージしたというのが一般的に言われていることなのですが、亀井編集長の話では、「花」をイメージしたわけではなく、やっぱり一般的に言われているように「宇宙船」をイメージして設計したというのが本当らしい。
 確かに、この建築で「花」というのは、ちょっと無理があるので、亀井説の方が正しいのだと思う。

TITLE:大阪でのトークショー無事に終わりました

 2月10日に大阪ショールームで開催された、私とカーサブルータスの亀井編集長とのトークショー、本当に沢山のお客様に来て戴き、大変熱心に聞いて頂きました。
 ありがとうございました。
 会場がショールームという事もあって、来て頂いたお客様には全て座って戴くことが出来なかったのと、メインのステージの前でなく、後ろに設置されたスクリーンを通して聞いて頂く事になったことで、少し不快な思いをされたお客様もおみえになったかと思います。
 この場を借りまして、心よりお詫び申し上げます。
 
 また、わざわざ東京から来て頂いた亀井編集長にも心から感謝申し上げます。

 来て頂けなかったお客様の為に、トークショーの中で私が面白いと思った事を少し紹介します。

 まず「東京カテドラル聖マリア大聖堂」の話です。
 ご存知のようにこの教会は日本を代表する建築家丹下健三氏の設計で建てられたものです。
 亀井編集長が日本の近代建築物の中で、最も好きな建築の一つだということで、トークショーでも紹介させて貰いました。

 この建物の特徴の一つとして、上から見ると建物の形が完全な十字架になっている事です。
 写真はグーグル・マップからコピーしたものですが、ご自分でグーグル・マップで検索してもらい、拡大して見て戴くと、また面白いかなと思います。

 この建築のもう一つの特徴は、一般的に西欧の教会は道路に面していて、道路から直接教会の中に入ると、そこがもう聖堂になっています。
 ところが、この「東京カテドラル聖マリア大聖堂」は、いったん敷地奥の方「ルルドの洞窟」に向かって進み、それから転回するようにして階段を上り聖堂に至るというものです。
 ちょうど日本の神社・仏閣が鳥居や山門をくぐって参堂を通った後に本堂に至ると同じような動線を採用している点で、極めて日本的な建築物でもあると言われています。
 左の写真は「ルルドの洞窟」とマリア像です

 と、、こんなようなエピソードを加えながらのトークショーでした。
 まだトークショーの中で、面白いと思ったエピソードがあるので、また明日にでも紹介しますね。

TITLE:「MINT」という不思議なロンドンの家具やさん

 ロンドンのコンラン・ショップの近くに「MINT」という不思議な家具屋さんがある。
 先日ロンドンに行った時、エスタブのスタッフから「ぜひ見ておいて損は無いですよ」と言われて見に行った。
 なるほど、不思議な家具やさんで,並んでいるものは一つとして私が今まで見た事がある家具はなかった。

 ロンドンの家具らしく、少しアイロニックで、アーティスティックで、何か少し振り掛けられているスパイスが違うという感じだった。
 上の家具は、スツールの一種だと思うけど、もう家具というより空間アートといって方が正してのではないかと思う。

 これも不思議な椅子というか、複数の椅子とサイド・ボードを布や飾り紐で結びつけて一つの長椅子に表現した家具。
 一瞬エドラのマミーを思い出したが、こちらの方がアーティステックでエレガント

 椅子に毛皮を巻き付けてクッションにしたもの。
 こういう発想って、、どこから出てくるのだろう??

 木の株の年輪を表現したような椅子。
 舞うから見ても、後ろから見ても、とてもシュール

 引き出しの内装のデザインがとても可愛い。
 引き出しの配置も間隔を置いてまばらで、まるで収納力よりも引き出しの配置の美しさを優先させているようなサイドボード。
 日本の家具って、、実利的というか、プラグマチックな側面だけで評価すする事が多いし、ましてやキッチン家具については、その側面からしか評価しないことが多い。こんな考え方もあってもいいのではないかと思った。
 この不思議な家具ショップ「MINT」、、見終わってちょっとしたカルチャーショック状態だった。
 新しい家具のデザインの方向性や切り口を探している方には、ぜひ言って貰いたいショップです。

TITLE:東京デザイン・ウィークが終了しました

 先日の3日に東京デザイン・ウィークが終了しました。
 沢山のお客様に来て頂き感謝しています。
 イベントのハイライトはやはり28日に東京ショールームで開催された「セバスチャン・ロングとスタイリストの長山智美さん」とのパネル・トークでした。

 パネルートークは長山さんのエスタブを使ったスタイリングをプロジェクターに映しながら話しが進みました。

 会場は400名を超えるお客まで溢れて、皆さんとても熱心に聞いて頂きました。
 会場がショールームということもあって、座って頂ける椅子に限りがあって、殆どのお客様が立ったままで聞いて頂いたのが心苦しかったです。

 向かって左から長山智美さん、通訳の女性、セバスチャン・ロングです。
 セバスチャン・ロングはとても真面目な方で、あまり冗談も言われない方ですが、イベント終了後に一緒に飲んだのですが、お酒が入るととても楽しい方でした。日本酒がお好きなようで、熱燗を手酌で結構飲まれてました。

 セミナー終了後はそのままキックオフ・バーティーに移行して、夜遅くまで沢山のお客様とお話しする事が出来ました。
 お客様とお話しする中でとても興味深かったのが、「キッチンに住む」というコンセプトの基に、キッチンをインテリアの一部と捉えて、キッチンと同時にインテリア商品を同時に提案しいいくという考え方に賛同して戴けるお客様が去年より格段に増えたという事です。
 長い間主張してきた考え方が沢山のお客様に理解され始めたという事は本当に嬉しい事です。

TITLE:カリム・ラシッドのキッチン

 先日のブログに書いたもう一つのキッチンというのはカリム・ラシッドのグラフィク・イメージを扉に使用したキッチンです。

 キッチンは一般的には単色か木目の扉が大半で、こういった激しいグラフィック・モチーフのキッチンは一般的にはあまり見かけないものです。
 でも、キッチン・デザインの方向性としてもう少し多様性のある扉デザインを試してみたいという思いはいつもあって、現在でも扉デザインの多様性ということに関しては、他のキッチンメーカーより遥かに進んでいると自負しています。例えば、柄をエンボスのパターンで表現したキッチン「NUNO」。例えば塗装にホログラフを混ぜて虹色のキラキラ模様を浮かび上がらせた「キラキラ」等、まだほかにもありますのでそういった目で一度トーヨーキッチンのデザインを見て戴くと、また面白いかなと思います。
 今回発表する「カリム・ラシッド」モデルは世界的なデザイナーである彼のグラフィク・モチーフをメラミン材なかに閉じ込めて扉で表現したものです。

 見て戴けば分かるように、かなり激しいデザインです。
 恐らく、一般的には受け入れにくいデザインだと思いますが、彼の世界観を理解すればかなり面白いインテリアの設計が可能だと思います。
 もしその世界観に興味がある方は、トーヨーキッチンがAXIS社から出版した「at the Heart of Life」という本に、カリムラシッドの自宅が掲載されてますので、ぜひご覧下さい。
 「at the Heart of Life」はトーヨーキッチンのウェブ・ショップでお求め戴けます。
 勿論ですが、このキッチンはある意味実験的な商品ですので、各モチーフごとに5セット限定での発売です。