TITLE:パリ ウィンドウ・ショッピング 気になった靴達

 パリは世界の流行の震源地、特にパリのファションを抜きには世界のファションを語ることは出来ない。
 、、という事で、仕事を終えてからブラリとパリ市内の有名ブティックのショー・ウィンドウを視察するのがパリでの楽しみの一つ。それと、やはりインテリアのトレンドはファションから始まる事が多いので、仕事の上でも随分と参考になることが多い。

 パリのファションと言えば、やはり一番最初に名前が思い浮かぶのが HERMES 。生憎、ファーブル・サントノーレの本店はウィンドウが模様替えの真っ最中だったので、写真のサンダルはシャンゼリゼ近くの avenue George V 店のウィンドウに展示されていたもの。デザインはかなりエスニック。HERMESの今年のテーマはインドらしいので、このサンダルもインドから発想を得てると思う。

 CELINE のショートブーツ、、と、、呼んでいいのか、、それとも ブーティーと呼ぶべきなのか、ちょっと呼称に苦しむので会社の女子社員に聞いてみたけど、やはりどう呼んでいいのか分からないらしい。HERMESのサンダルの写真もそうなんだけど、今までジャンルに入らないようなデザインの靴が多くなってきてるのかもしれない。

 フランスのブランドではないのだけど、、イタリアのエミリオ・プッチのパンプス。パンプスの背の柄がいかにもプッチらしくて可愛い。プッチ柄も最初に見た時は奇異に思えたのだけど、見慣れてくるとかなり可愛いと思う。余談でだけど、nabe forum のトップの写真で私が座っているのはカッペリーニの椅子にエミリオ・プッチのファブリックを貼ったものです。

 CHANELのブーティー、、靴のサイドに小さなバッグが付いている。この靴は秋冬物なんだけど、実はこのシュー・バッグ、今年の春夏では別売りで販売されていて、価格はなんと、このバッグだけで25万円もしたという話を小耳に挟んだ。かなり高価だけど、こういうものを購入する層というのは確実にいるというのにはいつも驚かされる。

 クロコダイルにクリスタルを散りばめた豪華なブーツ。ピンヒールも凄い。価格はなんと日本円換算で約60万円というから、かなり高価なブーツだけど、使ってる素材を考えると妥当なのかもしれない。

 今回はメンズのシューズはあまり気になるものはなかったけど、LANVANの靴がちょっと面白かったので紹介する事にします。使っているカラーはメタリック・ゴールドとメタリック・グリーント。デザインは少し四角張ったのが特徴で、かなりすっきりしたフォルムだ。

 
 カラフルといえば、最近、スペイン人のデザイナー ハイミ・アジョン がデザインしてカンペールから売り出された靴がある。

 この靴もかなりカラフルで面白いと思った。ちなみに、この商品は日本にはごく僅かしか輸入されなくて、現時点では完売だそうだ。うちのデザイナーが得意げに履いてくるので、社長権限で「頂戴な!」って言ったら、あっさり拒否された。どうもうちの会社は社長の権威が薄いようだ。

投稿者 nabe : 2008年09月20日 16:27