お正月も開けて、いよいよ今日から仕事始めです。
正月は基本的に暇なので、いろいろ余分な事,普段は考えないような事を考えてしまいます。
景気の落ち込みという事もあって、日本中に安売り旋風が巻き起こっています。
人間は物を所有する事によって、豊かさを実感するということになる筈ですが、ユニクロのヒートテックを大人買いしても、「豊か」とは感じないのはどういう訳なんでしょうね?
人間が「豊さ」を実感する所有と、実感しない所有の差はいったいどこにあるのでしょうか?
そんなつまらない事を考えていました。
その感覚の差は所有する物の値段によって生まれるかというと、そういう訳ではないような気がします。
写真はモナコのカジノの夜景です
ヨーロッパに行くといつも思うのは、日本に比べて圧倒的な社会的な豊かさの蓄積です。
もし、ヨーロッパ的な富が「豊かさ」の象徴だとしたら、日本の「豊かさ」の象徴は何なのでしょうか?
日本人は何をもって「豊か」だと感じるのでしょうか?
キッチンという商品を市場に供給する側として、今年はこの「豊かさ」について考えながら物作りをしてみようかと思いました。
最近のコメント