TITLE:海外でトーヨーキッチンはどう評価されているのか?

 海外でトーヨーキッチンはどう評価されているのでしょうか?
 ここ数年、ショールームに海外からのお客様が増えてきたり、海外のブログ等でトーヨーキッチンが紹介される事が多くなってきました。
 そのせいか、海外からの引き合いも最近では飛躍的に多くなってきて、アメリカのフロリダの別荘のキッチンに使われたり、台湾のマンションにも採用が決まりました。
 そんな中で、アメリカのサイトでトーヨーキッチンを製品だけでなく,企業の考え方まで含んだ紹介をしてくれました。
 以下がそのサイトです。
 Toyo Inhabitable Kitchen Designs | CFT411
 こんな紹介のされ方はとても嬉しいですね。
 以下はこの記事を翻訳したものです。
 参照して下さい
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「全てが一体に」
2010/3/25
かつてない程の、最も鮮烈なキッチンデザインのイノベーションの一つは、最近のトレンドであるリビング空間にキッチンを組み込むことで、この場合であれば、それらをより広い部屋の一部としてファミリー・リビングに取り入れる事だ。エレクトロラックス社はこれらを『暮らしの間』と呼び、私はこれを『革命の進化』と呼び、過去のブログで何度か綴っている。以来、私は、この点において、どことなく何か革新的である数多くのキッチン・デザイナーや製造業者と出会い、その都度、私はうっとりとしてしまう。なぜなら、私が見たそれら全ての品々は本当に勧めたい程であり、それは基本的なコンセプト自体に端を発するものだ。
ここに至るまで、私はヨーロッパこそがこのコンセプトを先導しているものと捉えていたが、それは、私が見てきたこのことに関する全てがヨーロッパから来たものだったからだ。ところが、本日、私はまさにこのコンセプトに対し、このブログあるいは数えきれない程のブログがカバーできないほどの、より多くの素材とアイディアを持つ企業を紹介したい。
トーヨーキッチン社は日本のキッチンデザイン企業で、手間を惜しまずに同社が『キッチンに住む』と呼ぶ、つまり『「調理する」「食事する」「寛ぐ」等のあらゆる営みを組み込んだ暮らし全体のための空間と捉えた』キッチンを世に送り出している。同社のキッチンデザインは、まさに同社の謳い文句で約束する全てを実現し、それこそが、トーヨー社の快適さに対する探究心を満たし、自分だけの島を漂うような感じといったコンセプトを表現しているのだ。
実際のところ、コンセプトは2つの段階で存在する:『キッチンに住む』のコンセプト、そして、キッチン自体なのだが、キッチンの設計がきちんとなされていなければ、まさに本末転倒なのだから、おそらく後者の方がより重要ではないだろうか?それゆえ結果的に、トーヨー社のキッチン設計は桁違いに素晴らしいデザイン、かつコンパクトだ。そして最後は、そのコンパクトさに最も驚かされる事と私は思う。理由は単純で、同社がそれを成し得る上での主要な方法の一つが、つまりシンクだったからだ。
同社はそれを3Dシンクと呼ぶが、それはまさに『特出した前代未聞の奇跡的な発明』と呼ぶべきだろう。私はこれらのような、シンクを他の目的で活用するコンセプト多数について書いてきたし、正直言ってそれらが気に入っていたが、この(3Dシンク)のようなものは、見たことも考えたこともなかった。実のところ、日本語なので何を話しているのかは理解できなかったが、シンクに対する理論が大変解りやすく、そのデザインの長所を明白にした同社サイト上のビデオを、私は脳裏に焼き付けた程だ。 
そして、まさにそのシンクこそが、コンパクトなキッチン設計に、そのような実用性をもたらしたのだ。これらに関する写真数点を見れば、シンクはむしろ大きく、調理料理の準備のためのカウンタースペースは十分にあるようには見られないと思うことだろう。だが、少し考えてほしい。慌ただしい調理の最中、水を使わない準備をどの程度キッチンでおこなうだろうか?あなたは肉や野菜を洗い、幾つもの作業では水を使う。そして、あらゆるタイプのまな板を使う時、最終的にはそれを洗浄するだろう。その際、仮にそれが可能であるならば、間違いなく最終的にはその場所(シンク)を利用することになるわけなので、できるだけ多くの作業をシンクでおこなうことこそ機能的だ。このシンクを設計する上で同社が行い、そしてその大きさに合わせてひと工夫加える事で、同社は如何なるサイズであれ、実際に必要とされる作業空間を有するキッチンの提供に至っている。加えて、利用空間を少なくした事で、他の営みが可能となった。
私が特に気に入っているトーヨーキッチンのデザインとしては、どのような部屋とも組み合わせられる程の優美さと馴染み易さであり、仮に、よくあるキッチンを本当に家族が過ごす空間に変えたいのなら、これは非常に不可欠なコンセプトである。そのようなコンセプトがどれほど重要だろうか?それはわからない。あなたの家族はどれほどバラバラか?子供たちは、何か食べ物を取っては、急いで自分たち部屋ヘ行き、夜をインターネットで過ごしていないだろうか? 解決策:パソコンをキッチンに移動させなさい。そして、それを持ってきたら、幾らかの座る場所、リビング空間、家族の空間も設けなさい。このような事こそ、非常に素晴らしいコンセプトであり、なぜなら家族の団欒を実現させるからだ。そんなの解りっこない?最終的にあなたは家族全員と共にダイニング・ルーム・テーブルを囲み、夕食を満喫し、その日の出来事を語らう事になるかもしれないのだ。時として、家族が一つにまとまる為の最も簡単な方法は、単純に一緒に過ごす事だ。
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投稿者 nabe : 2010年11月18日 14:34