豪雪地帯で名高い福井県の今庄で囲炉裏を囲んでのジビエ料理を食べに行ってきました。
雪の予報だったのと、翌日の京都での初詣の予定もあったので、JRで出かけました。
名古屋から新幹線で米原まで、そこで北陸線の急行「しらさぎ」に乗り換えて敦賀まで、そこから普通電車で今庄まで2駅、1時間半くらいで到着しました。自宅からだと約2時間、思ったより早く到着しました。
写真はJR今庄駅です。
お世話になった「忠兵衛」の玄関。
立っているのが女将さんと、その妹。
姉妹三人で切り回してみえてます。
普段は蕎麦だけで、昼間の営業ですが、この日はジビエ料理の為に夜に営業をして貰いました。ちなみに、ここで夜のジビエ料理を戴くには紹介者が必要で、私の場合は昔からお世話になっている福井の設計事務所の先生に紹介して戴きました。
写真のように囲炉裏で直接に肉を焼いて貰います。
ここで焼いてるのはイノシシの肉です。
どういうわけか、イノシシの臭みは一切なく、塩と胡椒だけで戴きます。
絶品です。
脂だけも焼いて貰うのですが、とても香ばしくて、脂の臭みも一切なく、どれだけでも食べられます。
ちょっと珍しい「熊のどて煮」味噌味です。
これも臭みは一切ないのが不思議です。
どれもとても美味しい料理なのですが、最近腕のいい猟師が老齢化の為に少しずついなくなっていて、以前のようにいい素材の入手が難しくなってきたので、こういったジビエ料理が出せるのも今年限りだと言ってました。
食べ物も大量に生産されて、大量に出回るものが多なってきて、この「忠兵衛」のようにいい素材だけを使って、良心的に食事を出してくれる所が減ってくるということなんでしょうね。
まだ「古きもの」だけを懐かしむ年ではないと思うのですが、こういった話しを聞くと少し寂しくなりますね。
写真はジビエに合わせて、名古屋から持って行ったワインです。
最初のワインは左、POMMARD GRANDS EPENOTS (ポマール グラン・ゼプノ) 1996
産地はブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ ポマール
2本目は右のワイン、「 NENIN」(ヌナン) 1998
シャトー・ヌナンのセカンドです。
何れもジビエにはよく合いましたが、参加者はヌナンの方が好きな人が多かったです。
今庄に到着した日は雪は少なかったのですが、翌朝起きるとしっかり新雪が積もってました。
雪国には雪が似合う、、
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