TITLE:青山に最初のショールームを出した時のお話

青山に最初のキッチン ショールームを出した時の話をもう少し詳しくお話します。
弊社のショールームは青山の前は麹町にショールームがあったのですが、家主と少しトラブルがあって、出て行かざるえなくなった時、原点に返ってハイエンドのキッチンのショールームのロケーションとして考えた時青山を選びました。当時のキッチン ショールームは殆ど新宿に集中してて、いわゆる「住宅設備機器」という切り口で、ボイラーやサッシと同じ範疇の商品と考えられていて、その意味からショールームの立地としては新宿が最適だと考えられたのだと思います。
しかしうちが目指してるのはハイエンドのキッチンであり、その意味では住宅設備機器というジャンルで考えるのではなく、むしろデザインという切り口の商品だとしたら、ショールームの立地は新宿ではなく、もっとファッションやデザインのイメージが強い青山だろうと考えた事を思い出します。
当時は青山はファッションの街で、キッチンのショールームはおろか、インテリアのショールームとしてはArflexがあったのみでした。
青山にショールームを出した時にイメージしたのは、日本中のハイエンドなインテリアやキッチンのショールームが青山に集中すれば面白いことになると漠然と考えていました。それが今では青山は日本のハイエンドなインテリアのショールームが集中する場所になってきたのを見ると、何か感無量です。
写真は最初に青山にショールームを出した時に発表した「Spiga due」というキッチンです。当時ヨーロッパで始まったマテリアル ミックスという考え方をデザインに取り入れた日本で最初のキッチンです。

CEO TOYO KITCHEN STYLE(フェイスブック)
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投稿者 nabe : 2017年12月20日 12:31