今日はいよいよクリスマスイブですね。
メリークリスマス
料理というのは料理そのものの味だけではなく、場所の雰囲気や、視覚的な要素が味を大きく左右させるという事は誰もが思っているのですが、それだけではになくもっとトータルなエンターティメントだと実感させる店に行きました。ちょうどまるで劇場で一つの演劇を見るような、そんなレストランにお邪魔しました。
池袋の要町というところにある「81」というのがその店です。
僅か8席の小さなお店ですが、最近ミッシェランの一つ星も獲得しました。
料理が単に出て来るだけでなく、8席という小さな空間のアドバンテージをフルにいかして、シェフの永島さんが目の前で調理し、蘊蓄を語り、食の文化を語り、それにお客との会話を挟んで展開する、まさに81劇場です。
あまりにも美味しかったので、個々の料理についてはほぼ詳しくは忘れてしまいましたが、味だけはしっかり憶えています。
写真はボイルした卵にトリフとチーズを添えたものです。卵を割ると「プチッ」と気持ちよく割れ、中の黄身が飛び出しトリフとチーズが混じり合います。
瓶の中にスモークを閉じ込めて出てきます。
蓋を揚げると玉手箱のように煙が立ちこめます。
極細のバスタを刻んだ、不思議な食感のパスタ。
食感はちょっとクスクスに似てます。
永島シェフは厨房の後ろに立ってるだけでなく、こうやってお客様の前まで出て来て語り、会話をします。
右端は一緒に行ったMagis・Japanの長谷川社長
シェフは両腕にはタトゥー、髪は赤く染めたモヒカン、かなり迫力があります。
いや〜〜 あっという間の3時間でした。
「81」
東京都豊島区西池袋5-25-3B1
ぜひお試し下さい。
かなり予約状況はタイトですので、早めのご予約が必要だと思います。
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