TITLE:カンパーナ兄弟のスケッチ

 ある雑誌でカンパーナ兄弟のスケッチを見つけました。
 今年のサローネでedraから発表された「レザー・ワークス」のスケッチ画です。

 製品を知ってるので、スケッチを見ても想像できるのですが、いきなりこんなスケッチを見せられて、製品を作れと言われてもどうするのだろう。デザイナーとそれを支える職人の連携がなければ新しい製品を生み出すことは難しい。デザイナーも素晴らしいけど、ひょっとするとそれ以上に試作をする職人の方が偉いかもしれないと思った。
 何年か前に雑誌「ENGINE」の鈴木編集長に聞いた話だが、例えばフェラーリはピニファリーナでデザインされてはいるが、ディテールのアールとか、エアー・インテークの大きさやティテールでの形とかはモデラーと呼ばれる職人の手で作り上げられるそうだ。